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誰も読んでないから書く

書くことは仕事なので、いつもかっこつけて書く。
かと言ってかっこいいものにはならない。
でも今はどうせ誰も読まないので、適当に書く。

日本にいる時、ミニマリストの投稿とか、丁寧に生きる術とか、そんなのをよく見てた。
雑に生きてたし、いつか使うかもしれないものを溜め込んでたので、憧れがあったんだと思う。

渡航にあたって、部屋を掃除した。
20年前のクレジットカード明細も捨てた。
そのことを親に話したら、死ぬほどバカにされた。
自分がどのように捨てまくってるか延々と聞かされた。
今はクレジットカードの明細もアプリで見られるからねって、あたしが作って入れてやったカードのアプリを見せられた。

肛門期固着なのかどうかは置いておいて、意識的にモノを捨てられない人の多くは、いつか使うかもしれないとかもったいないとか思って捨てられないんだと思う。
たまにある、あーあれ捨てなきゃよかったって体験を当たり前のように解釈してしまう。
親は今回、あたしが丁寧に取っておいたお店でもらったちょっといい紙袋を全て持って帰った。
わざわざダンボールに詰めて宅急便で送ってた。
結局、誰かが喜ぶから、レアな体験が強烈に残ってしまうんだと思う。

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