新社会人の悩みとなるコミュニケーションを、先輩や上司目線で大切にしたいこと#183
今回は、「コミュニケーション」をテーマに書きます。
その中でも、友達とのコミュニケーションというよりかは、
職場などの先輩と後輩、上司と部下といった、
いろんな世代が集うコミュニティでのコミュニケーションいついて私が感じたことを書きます。
さらに言うならば、新人や後輩よりも先輩や上司目線で気にかけたいことに焦点を当てたいと思います。
知識と人生経験に違いがあることを受け入れる
年齢問わず、人それぞれ生きてきた環境には違いがあり、人生経験はも人それぞれです。
また、知識量についても同じことが言えると思います。
恐らくこれは誰もが理解できることでしょう。
ですが、誰かとコミュニケーションをとっている時に、このことを忘れてしまっている人が多いように思います。
仕事やスポーツなど、どの場面においても必要な知識や情報は常に自分でまず取り続けることは大事なことです。
ですが、取り組んできた期間や立場が変われば、知識や情報量に違いが出てしまいます。
にも関わらず、自分と同じ知識や情報量を持っているという前提でコミュニケーションをとってしまうことで伝わらない、理解されない、といったコミュニケーションの行き違いが発生していることが多いように思います。
職場であれば何かしら物事をすすめようとコミュニケーションをとっていると思うので、相手に合わせてコミュニケーションをとっていくことは大事なのではないでしょうか。
後輩や部下であっても、目上の方や上司に話すような気持ちを持つ
次に、コミュニケーションの食い違いとして多いのが、目上の人や先輩、上司から後輩や部下へコミュニケーションを図る時にあると思います。
それは、後輩や部下へ伝える時と、目上や先輩、上司へ同じ情報を伝えるにしても、言葉の丁寧さに違いがあると思います。
後輩や部下に対しては最小限の情報で伝達し、また主語や指示語を伝えずにコミュニケーションをとっている人も多いように思います。
これは、目上や上司に対しては伝えることを重要視してても、後輩や部下に対しては簡潔に伝えることを重要視してしまってはいないでしょうか。
話を聞いて頭の整理ができる、または得意な人は、その場で不明点を質問すると思います。
ですが、その場を離れて時間を置いて整理するタイプの人にとっては、不明点をクリアにしづらくなるのと、何がわかっていないのかもあやふやになってしまうケースがあるように思います。
コミュニケーションが簡潔にできて、情報共有できることに越したことはないと思います。
ですが、その後の質問回数ややり取りが多いと感じている方は、最初の伝達時のコミュニケーションをより大切にしてみるのはいかがでしょうか。
話し言葉と文章言葉は別物と考えたい
対面や通話での会話(話し言葉)だけでなく、チャットやメールでの会話(文章言葉)も大事にしたいと思っています。
話し言葉ではその場の会話の流れや、場の空気で察することができることがあります。
ですが、メールでは文章のみで会話するので、丁寧に文章を書くことをアドバイスいただいてきました。
たまに、頭の中や感情のままに文章を書いていて、主語や指示語が抜けていたり、言葉足らずな内容になっていて、何を伝えたいのかが汲み取りにくい内容を見ることもしばしばです。
伝えている側からしてみれば、単語1つに多くの意味を持たせて伝えているのかもしれませんが、対面や通話での会話以上にチャットやメールでの会話では紐解いて伝える必要性を感じます。
まとめ
スポーツの場面では、ルールや仲間への指示・情報共有で、言葉を簡略化した単語で会話することが多いと思います。
それができるのも、その場にいる全員がルールやチーム戦術を共有し、互いに理解できているからこそ成り立っているはずです。
お互いの知識量や経験が共有、共通認識を持てるようになるまでは、お互いに相手のことを考えたコミュニケーションを大事にしたいと思います。
枡田泰明
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