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仙台の慈眼寺で護摩修法に参加

お正月に書いていました、大満行大阿闍梨の塩沼亮潤さんのいらっしゃる仙台の慈眼寺に行って、護摩に参加してきました!
今日はそのことを書いておきたいと思います。\(#^^#)/

結論は、
大迫力でしたよー!塩沼さん精悍でしたー!お寺のほかのひとたちも、みなさんとても親切で感じがよかったです!
ーただ、私たちは都合上、途中までで退室しないといけなくて残念でした。また行きたいっ!!です。

さて、でははじまりはじまり!

出会い

お正月に書いたのはこんな感じの記事でした↓

実は、この1/1、NHKの塩沼さん番組の録画を見ていた日、慈眼寺のHPを見たら、1月分の護摩修法の予約時間が40分後くらいなことに気づいたのでした。これはチャンス?と思い、今年の1/1は一粒万倍日で天赦日の大吉日なのに特にやりたいことも思い浮かばなかったので、これを予約してみることに。すると、すんなりとできました。(#^^#)

ホテルだけ予約して、新幹線等々は当日の流れに任せることとし、行ってきました。仙台駅から慈眼寺までは、車で50分くらいでしょうか。私は運転せず、なので、慈眼寺近くのリゾートホテルに予約し、ホテルの送迎を頼みました。

仙台駅→(ホテル送迎30分)→ホテル→(タクシー20分)→慈眼寺、で到着です。

今回の私は、なんと幼児の子連れです。母子二人旅で参加しました。!
非常識!とかいわないでくださいね。笑。劇団四季で3時間とかおとなしく観れる子なので、大丈夫かな、というのと、ちょっと飽きたりしたら無理せず途中ですぐ出させてもらおう、と思って出かけました。事前にお寺に電話でお訊ねしてみたりもしました。

ところで、新幹線の自由席って、幼児はタダなんですよね。
子育て始まってすぐコロナな世の中で&予約系はいつも夫に任せてしまうので、あんまりその辺知りませんでしたが。
今のうちに、あちこち電車新幹線でも遠出したいものです。

雨ザンザンの日

さて。話を元に戻すと、自由席はガラガラで、難なく仙台に到着。しかし、この日は滝のような雨が降りつける日で、タクシーで慈眼寺に降りたころには、ザンザン降りでした。
私は晴れ女なので、今回の旅も安心しきっていたのですが、珍しく雨でした。

護摩が13時からで、私たちの到着が12時頃。とにかく寒く雨でも屋根のあるスペースが少なく、1時間近くも待てるのか、ちょっと不安だったのですが、護摩木を書いたり(社務所もかなり混みあいます)、本堂をお参りさせていただいたり(12:40には一旦退室してくだされば、とお寺の方がおっしゃっていました)、トイレを済ませたりしているうちに時間が来ます。

大雨のなか雪が少し残っていて、子どもはよろこんでいました。(#^^#)

護摩堂での体験

護摩堂に入って少し待つと、ご説明があります。

・火が上がるまでが大事なところなので、そこはなるべくお静かに。
・その後、火が上がると、煙や暑さで気分が悪くなることがあるので、そうしたら、無理せず後ろから退室してください。 とのこと

地響きのような力強い太鼓が鳴り響きはじめ、しばらくすると颯爽と塩沼さんが入ってらっしゃいました。

おお~テレビで拝見した通り。実物はもっと精悍な感じだぁ…!
と内心思いました。(^^)
後ろ姿からでも、内面と身体も特別に鍛えてこられた、力強いお坊さんだということが伝わってきました。

しばらくすると、もくもくもくもく……!!!と煙が上がって、天井から部屋の四方へ拡がり、天井から下方向へ…部屋を煙が包み込みます

ここがすごーく大迫力です! なんというか、もくもくもくもく…に合わせて、神さまがご登場…!という感じがするのです、まんがみたい。
(あくまでも、素人な私の感覚感想です(^^))

こんな感じですね↓。ただ、実物はゼンゼンちがいます。迫力が…

そこからは、焚火の近くに座り続けるような感じでしょうか。つまり、煙いのですよね。そこで、私は子どもに大丈夫?苦しくない?と、こしょこしょ訊ねつつ、「もっと見ていたい」と言っていましたが、しばしの間のみで退散しました。

子連れは出やすい位置にしてくださっているので、すんなり出られました。外は滝行のような雨でして、タクシーを呼んで待ち時間の間に、社務所で節分の御祈祷の申し込みをして、帰りました。申し込みは遠方からもできて、今日までみたいです、よろしければぜひ。

社務所で見れる千日回峰行時の展示

この時間がすごく良くて、護摩の前の時間では混み過ぎていてわからなかったのですが、社務所の後方に、塩沼さんが千日回峰行をした際に身につけていたグッズが展示されています。ーこの時間がなければ、見逃すところでした。

500mlのペットボトルや、身につけていた装束、満行後すぐに書いた一枚の便せん(←これ、本で読んだような。実物見ると、泣けます。)など…。小さなスペースですが、一見の価値ありです。

そんなことをしていたら、社務所の方が、ちょっと古いけれど、と年賀状を持ってきてくださいました。すいかを食べている塩沼さんが笑っていて、わんちゃんなども可愛かったです。(#^^#)

というわけで、今回も写真がありません。笑
とにかく、雨が凄すぎて、携帯なんて出していられるものではありませんでした。(*'▽') こんな雨は本当にめずらしいです。旅行やイベント、神社に行くときはいつも晴れ。雨でも参拝の間だけ晴れ、なんてことが多い私です。ただ、昔、高野山に行ったときだけは、すごーい雨でした、しかも奥宮に近づくほど、そんな感じだった憶えがあります。ーお寺では雨なんでしょうかね、私。(#^^#)

ホテルは価格重視で、とても古くて…なところだったのですが、夕食のフレンチだけが場違いなほどに美味しくて…代官山のマダム・トキ?リッツカールトンのレストラン?くらいのお味でした。。テーブルも二組しかいなくて、とても静か。
あそこのシェフは何者なんだろう…謎が深まります。笑
TOP写真は、その最後のデザートです。…なぜか、それだけ撮った私。(#^^#)
ー秋保温泉を少しばかり体験しました。

夢は…

今回の旅を通して、やっぱり最後まで護摩を体験したい、後の法話も聴きたいなぁ…と思った私です。たぶん最後にお札の授与もあるような気がします。
次回は、同級生でも誘って、大人同士で参加しよう!と思っています。ぜひぜひ、実現したいものです。東京からなら日帰りできます。

護摩木が1本300円なので、300円からあの体験ができてしまうのですね。さすが塩沼さんです。
私は複数本書きましたし、子どもにも名前だけ書いてもらって、体験としました。

実は私、仙台に少し縁がありまして…といっても、もう20年くらい行っていませんでしたが…子どもの頃は毎年夏に蔵王に行っていました!!親戚の別荘があったのです。

慈眼寺のご本尊は、蔵王大権現様。本堂で像を拝見できるのですが、大きくはないのですが、ギュッと締まった空間を感じさせるカッコイイお姿でした。

なんだか、「蔵王」の文字になつかしさを感じる私でした。

ありがたい体験でした。いつかまた。
…塩沼さんは後継を残さない意志をお持ちなので、気になる人はぜひ、思い立ったら吉日で。次回の予約日は2/1 10時~です。



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