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0880 電車で3駅程度の狭い範囲の民意で「国会議員」を選ぶ小選挙区制が 今の政治をダメにしている元凶

今、我が国の政治不信は
どうしようもないレベルまで
進んできてると思いますが
その大きな要因の一つが
選挙制度にあると思います

「国益を優先しない」
「安全保障や国際情勢に無知」
「選挙のためなら
 理念の違う他党と組む」
「落選したのにゾンビの様に
 比例で復活している」…
こんなダメ国会議員が多い
大きな原因の一つが
「小選挙区制」だと思っています

自分が選挙権を得たころは
まだ中選挙区制でしたが
1996年に現在の制度である
「小選挙区比例代表制」
が導入され、今に至ります

「国会議員」というものは
日本という国の代表であり
国民の民意を背負って
活動すべき
なのですが
そんな議員は与野党を問わず
もはや「絶滅危惧種」です

しかし、この危機的状況も
小選挙区制を元に考えれば
さもありなん、と思います
国の将来や世界の平和を
訴えている人より
地元という狭い世界に
利益誘導する人の方が
当選するというのが現実です
逆に「票にならない」のが
安全保障や外交であり
日本の伝統や皇室のことです

だからLGBT法が
問題だらけとわかっていても
支援事業などで予算がつき
地元にお金が落ちるので
賛成せざるを得ない
自民党議員も多いのであり

その「地元」ですが
東京や大阪の場合は
都議会議員や府議会議員より
国会議員の選挙区が狭い、
という逆転現象が起こっています

日本国の代表である議員が
電車で3駅か4駅程度の
狭い範囲の民意で動くのです

だから、今、自民党で
日本という大きな枠組みで
考えることができる人は
先日、LGBT法採決時に
退席した3名の参議院議員に
(山東氏、青山氏、和田氏)
代表される「全国比例」の人に
多い気がするのですが…

憲法改正や対中外交などで
足枷になるのが明白でも
公明党と連立するのも
小選挙区制のもたらす弊害だし

安倍さんの亡き後の自民党が
「小者」の集まりになって
真の後継者不在であるのも
やはり、小選挙区の弊害と
自分は考えています


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