【きみセカ】ミンジュン役のキムジェヒョンとN.Flyingの話

SNS時代のこのご時世、もはや1番の広報はオタクなんじゃないかとさえ思えてくる今日この頃。
N.Flyingのドラマーキムジェヒョンがキムジェヒョンとして地上波でお茶の間のTVへ登場するその日までに、やらねばならない。と思いました。
「君と世界が終わる日に」のあの緑髪の子は誰だ?キムジェヒョン?ドラマーらしい…N.Flyingっていうんだ……。ってなった後の、MVとかそういうのをみたりした後の、それかみる前のコンテンツ。日本語で観れるコンテンツ。それが今のところ少ないッ…少ないと思います。
どんな人?って思って検索したら
「ドラマで話題!韓国バンドのイケメンドラマー!キムジェヒョン君ってどんな人?性格は?恋人はいる?」
みたいなのしかヒットしなくて収穫がない。…みたいなことになって欲しくない。できればそのまま魅力にハマって欲しい。

1話終わったのでちょっとだけ追記します。
偶然居合わせた引越し業者の韓国人、無口、顔がいい、テコンドーする、危険なタイミングでいち早く行動するミンジュン…(オタクとしてはもう少し彼の声も聞きたいところですが)純粋にみてたとしても推しキャラの1人になります。あとマキタスポーツさんの甲本さんも予想通りのキャラで楽しみです。

ということでオタク目線のN.Flying、キムジェヒョンの紹介コーナー…というか、私がN.Flyingの話を誰かに話す時に必ず話すジェヒョンの話をします。
そしてその前に、ざっくりエヌフラのこと紹介するときにする話のうちいくつかをざっくりと。

N.Flyingという韓国の"バンド"

韓国の音楽といえばきっとアイドルが一番先に浮かぶような気がします。私もそうでした。でもバンドもいました。最高のバンドが。
N.Flyingはツインボーカルの5人組バンドです。ちょっと色々あったりしたところは細かくは書きませんが…簡単にN.Flyingについて紹介していきます。
N.Flyingって?となった時に結構序盤に説明しそうなこといくつか。

●N.Flyingのメンバー

上から
キム・ジェヒョン(1994/07/15)ドラム
ユ・フェスン(1995/02/28) ボーカル
イ・スンヒョプ(1992/10/31) ラップ・ボーカル・ピアノ・ギター
ソ・ドンソン(1996/04/09) ベース
チャ・フン(1994/07/12) ギター

●逆走バンドのN.Flying
韓国は毎日どこかのテレビ局で音楽番組(ほとんどが生放送)をやるくらい、音楽活動が活発です。
そして音楽番組ごとに、CDの売り上げや音源のストリーミング再生回数、MVの再生回数などでランキングがつけられて毎週順位が発表、1位にはトロフィーが授与されます。
韓国のアイドルやアーティストにとって音楽番組で1位をとることは相当大きな目標であったりもします。
日々沢山のアーティストがリリースをするので、正直1位は簡単ではないです。
CD売り上げや再生回数がモロに影響するので初動が肝心なランキングで、N.Flyingはチャート圏外からおおよそ2ヶ月かけて1位に逆走。

この時逆走した「Rooftop」という曲はN.Flyingを世間に大きく知らしめ、代名詞とも言える曲になりました。
逆走したきっかけのひとつは、「この曲ヤバイ」と掲示板で紹介されたこと。その後は噂が広がるように聴く人がどんどん増えていったそうです。
ちなみにこの曲を作詞作曲したのはリーダーであるイスンヒョプ。
(おそらく)この自作曲のヒットがきっかけでこれ以降スンヒョプが制作に関わった楽曲がアルバムに収録されることが増えていきます。(露骨で面白いね。)

●ポテトの曲
これはRooftopよりも前の曲なんですが、N.Flyingには「Hot Potato」という迷曲…いや、名曲もあります。
K-POPがすきな人にN.Flyingの話をすると、Rooftopの話をされるか「あぁカムジャ(じゃがいも)の人?」っていわれます。

まぁだからどうって話はないんですけど、耳によく残るし「僕は熱いじゃがいもだ」って言ってる歌なので楽しいです。
熱いじゃがいもってのの意味は「やっかいな問題」ということらしいんですが歌詞は「僕はじゃがいも」です。今ちゃんと歌詞確認したんですけどちょっと説明できなくなってきました。とりあえず熱々で簡単には冷めないじゃがいもになりたいそうです。
ここの話いらなかったかもしれない、でも好きなので許してください。

●高音ボーカルフェスン
もともとボーカルがスンヒョプ1人だったN.Flyingにもたらされた1つめのプレゼントがフェスンです。

6段高音といわれる高音をだすフェスン。韓国の「不朽の名曲」という番組で圧倒的な歌唱力を惜しみなく披露し何度も優勝しています。
Youtubeで個人チャンネルもやっていて、色々な曲をカバーしています。
普通にめちゃくちゃ歌がうまい。N.Flyingの日本公式チャンネルでは日本の曲もカバーして歌ってます。めちゃくちゃうまい。

●力強いベースと割れた腹筋を持込んだマンネ(最年少)のドンソン
日本のアーティストにくらべて色々起こりがちな韓国のアーティストなんですが…N.Flyingにもまぁ色々ありました。ここでは省きます。
N.Flyingに2つめのプレゼント。
2020年1月1日。N.Flyingにベースのソドンソンが加入しました。

ドンソンはギターのチャフンに実の弟のように可愛がられ、ドラムのジェヒョンには弟分のように可愛がられています。
ボーカルのフェスン(元マンネ)はドンソンが来たことにより時折…兄貴面をしています。
リーダーのスンヒョプの推しはフェスンですが、ドンソンがサポートで入ってくれているうちに既にメンバーのように感じたから…。といった文章をかいて、ファンにドンソンを紹介してくれました。
N.Flyingの中で唯一腹筋があるということも何度か話されています。

ここまで書いていてめちゃくちゃ長いな…って気持ちになってきました。
ので結構ふわっとしか触ってないですがジェヒョンの話に移ります。

キム・ジェヒョンについて

本題です。今回の本題です。
N.Flyingのジェヒョンに興味を持った人に知って欲しい…知って欲しい話です。
この話は2020年のシーズングリーティングの中のエッセイに書かれていた話です。なので今入手することはほとんどできません。
買わないと読めない内容なので、書くかどうか悩んで悩んだんですが…みんなに知っておいて欲しい話だなと思ったので、しっかり端折りつつも書こうと思います。

ジェヒョンに対しておそらく、多くの人は「笑顔が多い」とか「陽気」ということを感じると思います。実際にそうで、ジェヒョン本人も「小さい時から泣く姿よりも笑う姿が少し多かった」と言っているほど。
ジェヒョンの笑顔の理由…のようなものについて、どうしても知っていて欲しいと思って、少しだけ紹介したいなと思います。

家族からの大きな愛情によって笑顔の溢れる時間を過ごしていたジェヒョンにとって、とても大きな暗い出来事。
詳しい内容は省きますが、幼い頃に辛い出来事がありその時に家族を笑顔にしてあげられなかったことがありました。
そしてエッセイの最後にジェヒョンは「僕が子どもの頃に体験した辛い時間に、いつもそばで応援してくれて乗り越えようと助けてくれた僕の家族のように、いつか皆さんを応援して、隣から笑いと幸せを差し上げる人になる」と綴っています。

私はこれを読んだ時…というか正直読むのが辛くて時間がかかりました。自分の人生の中の暗い時間についてをこんなに正直に綴っていることに驚きながら、少しだけ気持ちがわかる部分もあってか辛かったように思います。
推しのエッセイなのに読むのが辛くて進まないなんてこと想像もしてませんでした。むしろエッセイ1人目だったので「え?」ってなりました、驚きの重さ。(私の感覚ですが)
そしてなによりも、ジェヒョンがあんなに幸せな笑顔を振りまいていて、優しい理由がすこしだけ分かった気がしました。
これは私が思ったことなので、ジェヒョンの考えがそうかは分からないんですが、ジェヒョンは慰めたかったのに慰められなかったことがあったからこそ、常に自分の周りの人が笑顔で幸せになれるように…と強く思っているんじゃないかなと思います。

私自身、このエッセイを読むまでジェヒョンはただただ元気だな…明るいな…という印象が強かったんですが、この文章を読んでジェヒョンがより深い人物に見えて、より素敵に思えたので全人類に知って欲しい…むしろ知られていなければならないのでは…?と思うほどに重要な話だと思いました。
しかし…如何せんシーグリはオタクしか買わないうえに1年過ぎたら入手が困難……。ということで今回、ちょっとだけ書いてしまいました。
内容ごっそり省きましたが、いつかまたこの話がでた時に”あぁこのことか”と思ってください。N.Flyingを好きになったのなら知る機会はきっとこれからあります。なにせあと50年以上あるので。

彼は常に笑顔で楽しそうで、でもただ笑っているだけじゃなくちゃんと周りをみていて、(メンバーで一番心配性だと言われて)優しくて楽しい人です。
彼がいつも笑顔なのはただ楽しいからとかの理由以外にも”笑顔のパワー”をみんなに受け取ってもらうため、元気をみんなに与えるため。のような理由もたくさんあると思います。笑う門には福来たるの象徴。
まぁでも正直N.Flyingみてたら問答無用で楽しくて笑っちゃうし彼は無理して笑ってることはないと思います。ただちょっと多めに笑う感じ…?笑顔のパラメーターをいつも10%くらい多めにあげる感じ。
つまり何が言いたいかというと、キムジェヒョンは本当に素晴らしい人だということ。N.Flyingは最高のバンドだということです。
一人ひとりについて書いたら止まらない気がするし、書きながら泣き出して情緒不安定になると思うので一旦、これからファンになってくれるであろう人にどうしても知ってほしかったジェヒョンの話だけにします。

君と世界が終わる日に、の流れで見つかって欲しいなキムジェヒョン。見つかって欲しいなN.Flying。

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