見出し画像

休暇の捉え方

子供を保育園に入れてから初めてリフレッシュ休暇頂きました。
日中に自転車乗ってコーヒー飲んでゆっくり(=自分を大切に)しないとメンタルがそろそろやばい!と緊急回避的に…

休暇をとった感想としては、
良い所:自転車に乗ってる時は無心になれるので心が浄化していく感がある。ロビン・ウィリアムズが「ロードバイクに乗ることは動的な瞑想だ」と表現した事は言い得て妙だと思う。

悪い所:やりたい事がありすぎて諦める事を決めなければならない。
厳選した項目ですら一つ一つがブランクを感じ(一つ一つの手際があたふたして)中途半端になる。
休暇をとった後の仕事や育児のパフォーマンスを上げられる気がしない。
寧ろ下がってミスする恐怖に陥る。
自分だけ楽しい思いをしてるようで申し訳ない。

「休み明け早々にミスするなんて、休んだ意味あんのか?」とか「仕事のクオリティを下げないために休んだのに、仕事のクオリティ下がってるじゃんか」とか「こっちは日々の育児家事で四苦八苦してるのにいいご身分ですね」とかそのように言われてきた言葉がまた降り注ぐことや、これから言われそうで且つアンサーを返せないような言葉が来るのが怖くて仕方なくなる。

休みを取らないとそのままずるずると心を亡っていくのに、休みを取ればそれはそれで別経路から心が痛むリスクに怯えてしまう。

「うるせぇ、バーカ!」って反撃出来る性分なら堂々としてられるんだろうけど、「うるせぇ」って言って反撃が成功するどころか、コテンパンに返り討ちに遭う経験や、言う前に物知らずでも直感でわかる程、権力の差を見せつけられる経験を積んで、
思春期の頃から厳しい上下関係の中で牙を抜かれた弱虫には上の人や大切な人にどうも心から堂々とする仕方が脳にストックされていないんだよな〜。だから女の子にもモテなかったし。
反対に下だと思ってる人やどうでもいいと思ってる人には寧ろ太々しい、そういう卑劣な奴なんだよ。俺は。

しかも、本当はこうやって自分を卑下してる自分を誰かに肯定してもらおうと目論む小賢しい奴なんだよ。

有吉弘行さんみたいな、地獄から這い上がってきた生え抜きの精神をもつメンタルマッチョの人に言わせたら、
「いい歳こいたオッさんが、自分を肯定する事をせずに、しかもそれを他人に頼るなよ!休みをとってゴニョゴニョと他人の言葉に怯えるんなら、休みなんかとんな!黙って恩着せがましく他人の人生生きてろ!」って叱責されるんだろうな。
そんで、別の角度から「言われてるうちが花、そこに気づかないと」とか言われるんだろうな。

齢33にして、自分の人生を生きるのは僕にはまだ難しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?