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中村キースヘリング美術館に行ったお話

今日は日記というか、ちょっとした記録です。

元職場のすぐ近くにある美術館。
あることは知っていたのですが一度も訪れたことはありませんでした。

そもそもキースヘリングも、あ〜この絵の人か!
くらいしか知らなかったのだけれど(ごめんなさい)

最近、“美術館巡りをしてみようかな〜“なんて思っていたので、家から車で30分ほどのこちらの美術館を訪れました。

中村キース・ヘリング美術館

美術館入り口

入ってすぐ受付をしてもらい、簡単に館内案内があったのですが
スマホのカメラ機能に限り(※フラッシュ撮影、動画撮影無しなら)館内は撮影可能とのこと!
おお〜

10:30頃に行って、
ショップに外国人のカップルが1組。
最後までほぼ貸切状態でゆっくり観れました。

なんかハレンチな作品多いな〜
なんて思いながら壁の説明文を読んだら

キースヘリングさん、ゲイだったわけですよ!
1980年代ってまだLGBTQって言葉も無くて、
偏見や差別と闘ってたんですね。

1981年にはエイズの最初の事例が報告されて、
「エイズは同性愛者の病気」と
ミスインフォメーションが広がり、偏見のせいで治療薬の開発も遅れて多くの人が犠牲になった。

キースヘリングさんもエイズで1990年に亡くなったのですが、亡くなるまで
「IGNORANCE=FEAR  SILENCE=DEACH」
(偏見は恐怖。沈黙は死。)
などなど、ポスター制作から始まりHIVやエイズの理解の促進や患者をサポートする活動をしていたらしい。

なるほど・・・
それを知ったら、このハレンチな作品も何か訴えかけてくるものがあるというか
強いメッセージがあるような気がしてくる。

そのほかにも、
小児病棟に描いたアートや
子供達の教育・福祉活動の記録など

彼の温かみのある人間性が見えて、幸せな気持ちになった。

と、同時に展示も良かったんだけど
空間?もすごく良かった!

開放感とか、テーマに沿って部屋が異空間で
単純な仕掛けだけど
次の部屋が気になっちゃう〜って


あと、個人的に
映画「プラダを着た悪魔」とか
Netflixでやってた「エミリーインパリ」とか
大好きな作品なんだけど

その作品を手がけた
スタイリストさんの展示も・・・

え? ええええ〜!? 

か、可愛い・・・


まず、こちらも大変失礼で申し訳ないのですが
このスタイリストさんのことも知らなくて
個人的に大発見でした。

パトリシア・フィールドさん、、、

今日から推します!!


ショップではポストカードを4枚購入してきました。
若き日のパトリシアさん、かっけ〜です。

先日新国立美術館に立ち寄ったり
目黒の雅叙園東京の百段階段も訪れたのですが

都内の美術館って混んでてなかなかゆっくりできないけれどこの美術館は超穴場でした。

また展示が変わった頃に行ってみようと思います。



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