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日東駒専の就活について

表題の件について、ゴミまみれの記憶と思考の整理を兼ねて吐き出し。
学歴的な劣等感、及びモラトリアム故の苦悩を抱える若者の参考になれば。。。

■前提

自分は講釈を垂れるのは好きではないし、聞かされるのも嫌いな人間です。そもそもキャリアなんて大体の大人ほど無意識に介在するもので、望んだキャリアを歩んでいる人のほうが少ないと思います。

大学3年の冬になって就活というものは唐突に訪れ、ちょうど当時Netflixで「何者」という映画を見て漠然と就活というのはネガティブなものと意識したのを覚えている。しかしながら、四大卒の日本人はまず在学中に就活をすることになり、自分もその一員とならざるを得なかった。当然インターンへの参加など1社もしていない。(今は分からないが、IT大手だけでなくいわゆる大手企業の内定はインターンでほぼ決まっていた)


■自分の軸

2018年の冬、ニッコマの農学部在籍当時、サークルでメタルバンドのコピーやSoundCloudで音楽のDigしかしていなかった自分、農学部なので周りが化粧品メーカー、製薬系、食品系メーカーにエントリーを決める中、きっかけは忘れたが漠然と人材の流動性が高く給与も融通効きそうで自由な雰囲気のIT系に心惹かれた。
都内から転勤で田舎の地方配属になりたくなかったし、何より日本の一般企業で求められるgeneralistではなくspecialistになりたかった。
一般常識だと思うが、海外でもspecialistの方が給与は高い


■使用したツール

  • Vorkers(課金して退職者の情報を元にキャリアプランの描き方を自分の中に落とし込んだ)

  • みん就(OpenESのガクチカ欄にはみん就から抜粋して、嘘はついてない範囲で書いていた)

  • 2chの就活板や情報システム板(モチベ維持や他学生との比較に使用。約束の地とか懐かしい。。。企業によっては会社のスレッドがあり、これまためちゃめちゃオモロイ。。。)

  • リクナビやマイナビ

  • Webサイト(ksみたいな就活サイトも多い、真偽を見極めながらサーフィンしていた)

  • メルカリ(SPIや玉手箱、GABの問題を買い漁った)

Vorkersに課金し、みん就に登録、追加で2chの就活板を反復横とびしモチベの維持と情報収集に明け暮れ、アウトプットとしてOpenESの作成を進めていた。この時点で当時3月だったと思う。
集中力が出ないときや周りからのノイズが有った際(他の人間の就活ステータスは焦点が鈍り邪魔でしかない)は、特に企業は絞らず説明会を予定にブチ込んだりしていた。


■キャリアプラン(自分の例)

当時を思い出しながら記載、現在自分はC.のステータス

■実行・モチベーションの継続

とりあえずエントリーした企業としては中規模のSIer(1000-3000人)やユー子を軸に志望した。(よく言われるマーチ以上じゃないと学歴フィルターが。。。と言われるが私がエントリーした中堅SIの企業では1社も無かったように感じる)
なお、決して非難しているわけではないが、独立系のよく分からんSIやSESの会社は説明会で人事の目が死んでいたので候補外だった。(しかし、ITの業界で働くとわかるが、彼らのような人間が今の日本のITキャリアを実質的に支えていると実感できる。)

システムは川の上流から下流とよくSIerは例えるが、その通りで上流から下流へ降りるのは簡単。しかしながら下流から上流に遡るのは難しい。よっぽど開発経験にこだわり、技術思考の方以外は脳死で就職するなら超上流工程のみの会社がファーストキャリアとしては良いかと思う。

中規模SIの中でも更に自分の中での絞り込みとしては下記ポイントだったと思う。(もしかしたら他にも有ったかもしれない。。。気づいたらUpdate予定)

  • 1人あたりの売上高が2000万以上

  • Vorkersの評価が星3.4以上

  • 内販比率5割以上

  • 地方転勤や地方拠点がないところ

何社か落ちたが、当時の同級生である親友と2人で励まし合いながらモチベーションを保ち続けて6月頃に無事ホワイトと言われるユー子の内定をもぎ取った。交通費等の名目で内定先からせしめた金を使って高田馬場のHABのハッピーアワーで2人で祝杯をあげたのは今でも忘れられない。(後に、私の唯一と言えるこの親友は自殺する)

■振り返り

記憶の整理と言いつつ2時間もかかってしまった。。。
いずれにせよ現在ニッコマの文系や理系で学歴コンプに悩まされている若き大学生の希望になればと思う。
実際にはきちんとキャリアを選択すれば可能性は無限である。(ぶっちゃけ外資系の方が学歴を重視し、出世においても人種を見られ。。。日系の方がマシである)


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