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【蓮始開】はすはじめてひらく『手作りウェディング💞』小暑/次候🍀

次男も3男も、地元愛からかご近所にある安宅住吉神社で式をあげ、すぐお隣の料亭長沖さんで披露宴という古式ゆかしき結婚式をさせて頂いた。
晴れの日の主役は本人たち、特にお嫁さんだと思っているので、絶対口出しはしない。


次男の方は、近くのレストランに場所を移し、たくさんの友人たちに集まって頂いて、ドレスとタキシード姿での会費制の二次会もすることが出来た。
二次会は親の資金援助なしで、本人たちがやり繰りしたので詳細は聞いていないが、衣装代だけ予算オーバーしたらしい。


3男のお嫁さんのKちゃんは山梨県の人で、現在息子たち家族は山梨に住んでいる。
Kちゃんのお母さんは、彼女の大学時代に亡くなられているので、彼女のお父さんから、こう頼まれた。
「衣装とか、父親では見てやれんので、石川の方で一緒に選んでやって下さい」


どうする、どうする私!
そこで考えたのが、次男のお嫁さんのMちゃんに一緒に来てもらう作戦。
しっかり者のMちゃんは、心強い味方💞
Mちゃんは、こんなひと↓🍀

さて、3人で貸衣装屋さんへ突撃!
あっ、息子もいた。4人だ。
Kちゃんの希望は綿帽子に白無垢のみ。
白無垢と言っても色々あって、テキパキMちゃんがいてくれて本当に助かった。
息子も至ってシンプルな紋付き袴姿。
お色直ししようよと言っても、2人ともこれだけで良いという。
口出し厳禁だが、ついついつぶやく。
ドレスだけでも着ようよ〜
まぁ、その日はとりあえず帰った。


同人誌の友人にIさんと言う方がいて、1年ほど前に息子さんの結婚式を経験されている。
何とその結婚式の会場は、金沢の21世紀美術館である。
その話を聞いた時には驚いた。
結婚式、できるんだ?美術館!!


以前に写真とかも見せて頂いていたので、同人の例会で会った時に聞いてみた。
「ドレスって、借りるといくら位する?あっ、お嫁さんの方のことだから分かんないよね」
「ううん、アレ私が作ったから」
「エッ?」
ドレスって作れるんだ?
「うちにあるよ」


流石に花嫁さんに2番手のドレスはと思ったが、Kちゃんに相談したら見てみたいと言うワケで、ちょっとお借りすることに。
シンプルなドレス、気にいったKちゃんだが、試着してみたらわずかに後ろのファスナーが閉まらない。
それもそのはず、Iさんとこの彼女は7号らしい。
「ウエストは大丈夫だったけど、上のところでコレくらい閉まらなかった」
私のいい加減な表現だけでIさんお見事に手直しして下さった。



顔は出せないが幸せそうな2人

結婚式当日、息子は夫の若い頃に作ったタキシードがバッチリ決まった。
白無垢からドレスへのお色直しは美容師をしている次男坊がヘアーセットし、お店のスタッフさんふたりもメイクなど応援に。
無事に全てを終え、マイクロバスで帰られるKちゃんのお父さんや山梨の親戚の方々も
「こんな、美味しい結婚式ははじめてだ」
と言って頂いた。
ノドグロ(鯛ではなく)のお頭づけと蟹の甲羅揚げに感激したらしく、その他のお料理にも大満足だったご様子。


花婿、花嫁は二三日こっちでゆっくりしたあと、息子が1人で山梨から乗ってきた軽トラで2人仲良く帰って行った。


お嫁さんたちには、結婚するときに言ってある。
お母さん、途中までしか育ててないから、あとはよろしく。


2人のお嫁さんたち、母からのバトンを、受け取ってくれてありがとう💞



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