日本人らしさ

日本人らしさとは?

外国人材の活用について。ベトナムを例に。

先日(2020年1月25日)、株式会社カタドリ(増田 清香さんと松本 宜大さん)主催の「外国人社員と共存共栄し、会社の未来を創る ~ベトナム人の心を掴むリーダーシップ~」セミナーに参加してきました。

「外国人材を活用する際のポイント」
 加藤 将司 氏
  JAC Recruitment 海外進出支援室マネジャー 西日本担当
  JETROエキスパート(高度外国人材の活用)
  神戸市海外ビジネスセンター アドバイザー

「ベトナム人との共存共栄 × リーダーシップ」
 白井 尋 氏
  Huong Lai レストラン オーナー&トレーナー
  良知コミュニケーションパートナーズ 代表

加藤さんのお話の中で、なるほどなぁ~と思ったことを列挙してみます。
日本人に似た外国人=優秀って、そうじゃないよね?」
「外国人材のどんな能力を評価しますか?適切な評価を望まれています」
「大切なことは、次の3つ。
 ▽ 現地とそこに住む人に関心を持てる
 ▽ トラブルにフレキシブルに、楽しく対応できる
 ▽ 会社員としてではなく、個人でも関わることができる
 
→→ 日本人も外国人材も同じ。お互いを人として見ているかどうか。

白井さんのお話の中で、心が動いたことを列挙してみます。
「日本人が考える『こうすべき』は、日本人にしか通じない
相手が出来るようになって初めて『教えた』と過去形になる」
修己治人 - 己を修め、人を治める。修己できている人しか
 治人できないだろう」
 →→ 白井さんのようなリーダーの下で働いてみたい(^^)/

増田さんを加えた三人でのパネルディスカッションで記憶に残ったこと。
Vui = 楽しいがベトナムでは大切!Vui 感があると、うまくいく」
「『私を見下さないでくれ』とベトナムの人は思っている」
社会も法律も、自分を守ってくれないから、怒られると激しく言い返す」
 →→ ベトナムに行ってみたい。ベトナムの人達と触れてみたい。

楽しくセミナーは終わり、私は懇親会にも参加しました。そのときに、ふと「あれ?ベトナムの人のことは少し理解できた気がしてきたけど、日本人ってなんだろう?日本の良さや日本人らしさとは、何だろう?日本と言えば、よく単一民族って言うけど、私はそうは思わないなぁ。あら?」と、新たな疑問を持つことになりました。

「日本人らしさ」とは?

さて、話は変わりますが、昨日(2020年1月28日)、地元の友人達と愛知県碧南市にある「みりん屋 杉浦味醂」さんを訪れた際、3年熟成の「愛桜 純米本みりん」を試飲させてもらいました。

「美味しい!こういう『本物』を手間暇かけてつくっていることを、周りの人に自慢したい」と思いました。いや、私が作っているわけではないのですけれど(笑)。

工場も見学させていただきました。「大きい」とは決して言えない規模。「最新式」とは程遠い(ごめんなさい)設備。「もろみ」を絞るのは重力かい!(後工程では機械でプレスするそうです)

手作業中心の製造工程なんだろうなぁ
決して「均一な味」にはならないんだろうなぁ
いや、ロット毎に違いがあるからこそ、面白そう!
そんな風に思うと同時に、杉浦社長の本気度を感じました。

ふと、「地元の愛知県に美味しいみりんがあって嬉しい」と言う思いと、「こういう本気の職人さんがいる三河って、素敵じゃない?」と言う思いが湧き上がってきました。「三河人らしさを感じた瞬間だ!」ですね。

そして、「日本人らしさ」をはっきりと言葉にするまでには至っていませんが、「私が生まれ育った日本の○○が凄い」や「日本の△△を見て欲しい」など、そんなことを辿っていくと、「日本人らしさ」に行きつけるだろう、というところまで来ました。

これを応用していくと、「我が社らしさ」や「我が校らしさ」なども言葉にできるかもしれません。いつか、そんな「○○らしさ」を言語化するワークショップを開催してみたいなぁ、と思っています(^^)/

大した気付きではないようにも思えてきましたが、私には大きな気付き。
「○○らしさ」-良い面を拾っていきたいものです(^^)/

一緒に学びませんか?

名古屋で「ホラクラシー ~ティール組織の一形態~ について学ぶワークショップ」を開催します。

組織の変革や組織開発について話していると、
 「ティール組織は、日本向きではない。実践できない」
 「ホラクラシーは、決め事が多くて不自由そう…」
 「ていうか、ホラクラシーってなに?」
そんな声をよく耳にします。

今回のワークショップでは、ホラクラシー・ワン認定ファシリテーターである 吉原 史郎 氏 と 黒田 俊介 氏 を講師としてお迎えし、ホラクラシーに関する実践的かつ具体的なお話をお聞きします。

日時:2020年2月15日(土)13:00~17:00 (12:30開場)
 12:30~ 開場 受付開始 
 13:00~ 主催者挨拶
     講義:ホラクラシーとは何か?
     体験ワーク または 対話
 ~17:00 終了
 ※ 予告なく変更になることがあります。 ご了承ください

会場:中京大学 1号館 4階 141教室
 (名古屋市昭和区八事本町101-2)
 名古屋市営地下鉄 名城線・鶴舞線 八事駅下車(5番出口)
 https://www.chukyo-u.ac.jp/information/access/

講師: ホラクラシー・ワン認定ファシリテーター
 吉原 史郎 氏
 黒田 俊介 氏

参加費:12,000円 (早割 1月15日まで:10,000円)
 (チケットは peatix からどうぞ!)

対象:
 1 “成果も人も大切にする“次世代型組織づくりに
  興味・関心をお持ちの方
 2 ティール組織・ホラクラシー組織について
  具体的に知りたい方
 3 自主的・自律的なチーム運営を支える組織の
  約束に興味・関心をお持ちの方

ワークショップのねらい:
 1 事例から学ぶ
 2 理論から学ぶ
 3 自らの実践につなぐ

”成果も人も大切にする”次世代型組織「ホラクラシー」。
一緒に学びませんか?

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