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優位か唯一か

今回のnoteは別に僕なりの答えがあるわけでも、僕の考えがまとまっているわけではないけど、最近よく考えることを。

最近見たこの動画

この動画の話は基本的に勉強になることばかりなのでおすすめ。

でも、基本的には
「自分で行動しろ」
という一言に全てが集約
されているとも言える。

そんな中、僕が気になった話は西野亮廣さんの話の中に出てくる
「プレミアムとラグジュアリー」
というお話。

プレミアムとラグジュアリー

この違いを考えたことがありますか?

僕は全く考えたこともなかった。

そもそもなぜ僕がこんな話を書こうとしているのか。

多様なものに触れることができるようになった時代。
子供の数が少なくなっている現代。
あらゆるスポーツの現場で「競技人口の減少」が語られるようになってきた。

もっというと「スポーツ離れ」が進んでいるとも聞く。

こもままでは日本のスポーツは衰退していってしまうのではないか。
そんな思いが頭をよぎる。

そんなとき、この動画の話を聞いて、これからスポーツはラグジュアリーなものになっていかないといけないなって感じた。
いや、プレミアムであり、ラグジュアリーであるものを目指すべきなのかもしれない。

と考えたから。

まずはじめに、言葉の定義を。
この動画の中では「プレミアム」と「ラグジュアリー」をそれぞれこのように定義している。

プレミアム・・・他との比較で勝っているもの(優位)
ラグジュアリー・・・そこにしかないもの(唯一)

僕の解釈だと
モルツよりも品質が良いものがプレミアムモルツというのが「プレミアム」
宝塚歌劇団やなぜかホッとするカフェや馴染みの定食屋はそこでしかできない体験があるので「ラグジュアリー」

というイメージ。

プレミアムなものが欲しくなる人もいるけど、ラグジュアリーなものにはコアなファンがついて、リピートが発生したり、コミュニティが形成されていくイメージがある。

だから、「プレミアム」であることも素晴らしいことだけど「ラグジュアリー」であることはあらゆることにおいてとても重要なんじゃないかなって感じている。

いろんなスポーツをやっている人が言う

「スポーツっていいよね」
「スポーツって価値があるよね」

と言う類の言葉。

これは
スポーツは何かと比べて「プレミアム」ものなのか、それとも「ラグジュアリー」な体験を提供できるツールなのか。

正直、「スポーツでなければ体験できないこと」というのは実はあまりないのではないかという気がしている。

「チームワーク」や「リーダーシップ」「自分で決めて進める体験」「主体性」はスポーツじゃなくても演劇であったり、ゲームであったりの中でも学べる。

「涙を流すほど何かに没頭し熱くなる体験」「見ている人たちの心を揺さぶる体験」だってそう。
コンサートに行けば涙を流して熱狂する人がいて、ゲームの世界大会を見て心を熱くする人だっている。

もしかしたら身体を鍛える、健康になることももしかしたら他のことから学べる可能性もある。

だから、スポーツの価値を
「〇〇よりスポーツはこんな体験ができる。だからスポーツっていいよね」
っていう争いを始めてしまうと少し苦しくなってしまう
のではないかなと感じている。

スポーツは
「スポーツでなければできない経験」
は何なのかを明確にして、提供できる場を明確に作る
ことが重要になってくるんじゃないかなと思う。

それってなんなんだろう?

僕にはその答えはまだわからない。

でも、確実に言えることはスポーツがこれからスポーツのファンを獲得し、人生を豊かにするために大切なツールの1つであり続けるために「ラグジュアリー」なものになる必要がある。

他者との比較で
「〇〇よりいいからここにいこう」
という存在ではなく
「スポーツだからプレーしに(見に)行こう」
という存在。

どんな魅力を多くの人に届けることができればそんな存在になれるんだろう。

もしかしたらそんなことを考えている僕の考え自体が間違ったものなのかもしれない。

でも、これからは自分が関わっている競技の普及だけを考えるのではなく、スポーツ全体の普及を考えていかなければいけないと思う。

そして、それを考えるときには「スポーツはいい」という絶対軸だけではなく
「その他世の中にあるあらゆる「刺激」のなかでどのような体験や価値を提供できる存在なのか」
をもとに考えていかなければいけないと思う。

同じ体験や価値を得られるならスポーツを選ぼう。
スポーツがいいからスポーツを選ぼう。

両方の側面を大切に。

そんなことをこれからも考えていけたらと思う。

まとまりのない文章をダラダラと書いてしまいました。。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

こんな抽象的な考えをこれからいろんな人と話をしながら深めていけたらな〜と考えています。

ということを書いて今回のnoteを終わりにしたいと思います。
(相変わらず、文章をどう締めればいいのか分からず、尻切れとんぼですみません・・笑)

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