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通勤Netflix(ときどきDisney+)

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電車通勤の間に映画やドラマを見るルーチンができました そういえば見たコトがなかった古い映画の中に 面白いモノが見つかったりするのも楽しいです 見るたびに旧Twitterにメモを… もっと読む
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記事一覧

通勤Disney+「哀れなるものたち」

凄いもん見た 自殺した美女がお腹の中の子の脳を移植されて凄いスピードで成長していく冒険話 美術も絵作りも面白くて、テーマも現代的 「熱烈ジャンプ」ばかりするのでキッズには勧めないぞ バックスクリーンのビジョンをブッ壊すホームラン 最近は映画もドラマも濡れ場がない 前は要らないのに入れてたのに この映画はスポーティーな熱烈ジャンプを繰り返すけど、面白く見てられた そこから現代に至るまでの女性の立場について話が繋がる 無知なベラが何の遠慮もしないから なかば暴力的に社会の不

通勤Netflix「ザ・フラッシュ」

ジャスティスリーグにいる状態のフラッシュ お母さんが死なない様に過去に戻ったら並行世界になってて大変だーのコメディーアクション 並行世界には少しずつ違うヒーローがいて、それがどれも良かった フラッシュ2人になるし ライト線のヒット、俊足飛ばして二塁へ 並行世界出しちゃうとアベンジャーズみたいに急に興味が冷めたりしないかなとか思いつつ バージョン違いのキャラクターが出せるのは便利よね 並行世界のスーパーガールが彫刻の様なカッコよさでサイコーだった あとはBGMが鳴るだけ

通勤Netflix「リプリー」

60年代のイタリアが舞台の白黒ドラマ…と思って見たら アランドロンの「太陽がいっぱい」のリメイクなんだね 詐欺師リプリーの全8話なんだけど、時間の流れがゆっくりで展開が遅い それでも良い気分で見れた ライト前ヒット ファンブルの間に二塁へ コントラスト高めでモノの質感が伝わってくる絵 前に見た「ROMA」の様に旅行してる気分になった 太い柱と階段 高級な邸宅やホテルにある調度品 どれもステキ 突然割り込む回想シーンや、手紙を読む場面で送り主がそれぞれの居場所で語りかけ

通勤Netflix「寄生獣 ーザ・グレイー」

韓国ドラマの寄生獣 原作を現代風にアップデートした感じ 1話が50分弱の6話構成 サクッと気持ちよく見れた 続編が楽しみ ライト線突破の三塁打 韓国ドラマの良いところだと思うんだけど、役者の見分けがハッキリしてる(髪型、年齢、性別とか) 主人公の前髪パッツンもそれが理由な気がする で、その前髪パッツンの子がだんだん好きになるのよ 相棒になるチンピラね この人もまた良いんだ 韓国ドラマにはチンピラ出がちよね 寄生獣といえば刃物でスパッだけど このドラマの展開も切れ味ス

通勤Netflix「新幹線大爆破」

リメイクが出るというので見てみた 爆弾犯と国鉄&警察の頭脳戦 爆弾は時速80㌔以下になると爆発するらしい 時速からタイムリミットが自動的に分かるとか、 他の新幹線を避けなきゃいけないとか、 客が騒ぐとか 困難を乗り越える様子が面白い ライトスタンドへホームラン 純粋に客を守ろうとする国鉄 “威信”が見え隠れする警察 ジワジワ見えてくる犯人の動機 この辺の心の動きが良かった とにかく役者が常に叫んでいて必死 ニヒルを気取ってボソボソ話すクールガイはいない コレがコトのヤ

通勤Netflix「三体」

中国のSF小説が人気だと聞いていたので見た 文化大革命の頃のキッカケが現代で顔を出し、 更にその後400年を見越して…と気の長い話 ダイナミック 科学の大前提が揺らいだり、 若いエリート達が未知と向き合おうとする感じが良かった 左中間フェンス直撃の三塁打 三体を信じる集団、警戒する集団があって、 その両方のリーダーがまあヒトデナシ 欺瞞、傲慢、強引 自分が死んだ後の世界を見越してアクションを起こす エリート科学者のモチベーションもフワフワしてる 現実で散見するコト

通勤Netflix「我、邪で邪を制す」

台湾の…何だろうな、ヤクザが主役の映画 台湾三大指名手配っていうのがあって、主人公は3位 余命が短いので1位と2位をやっつけて名を上げたい クライムアクションで始まって気がついたらコメディーになってた 強引に振ったらレフトフェンス到達の二塁打 台中が主な舞台なのかな? 決して繁華でない街の風景が良かった チンピラ2人組が店の前のテーブルで鍋を注文するシーンとか、 こうやって夜を過ごせたらゴキゲンだろうなー 舞台になる美容院「小美」の小さなネオン看板も慎しくて可愛らしい

通勤Disney+「プレデターズ」

春のプレデター祭 第3弾 今度はアウェイで集団戦 人間側チームのキャラクターがヤバいやつばっかで楽しい 日本のヤクザも混ざってるのが嬉しい 強いゴロで一二塁間を突破するヒット 前作「2」から20年経ってて 例の光学迷彩表現も滑らかになった いまいちカッコ悪かったプレデターのビームもカッコよくなった ただ、アウェイの集団戦になったコトでヒリヒリ感はボケちゃった印象 知らない星にいるので、何でもアリに見えちゃう プレデターも集団なのでやっつけた感が薄くなった お互いに

通勤Netflix「LAMB/ラム」

アイスランドが舞台の…なんだろう?不思議な話 草と岩しかない様な田舎 牧羊家夫婦と犬以外に誰もいない 産まれた“何か”と仲良く暮らす 事件は起こるんだけど淡々と時間が進む 何だったんだろう?この映画 でも好きかもしれない ピッチャー強襲ヒット アイスランドの暮らしぶりが綺麗な絵で表現されていた 昼間っから酒飲んでるなーと思ったら白夜なのね で、ハンドボール中継を見て盛り上がったりする こんな風に過ごすんだ 特段“丁寧”でもないザ・フツーの暮らしの中に “何か”が自然

通勤Disney+「プレデター2」

「舞台が近未来のロス」と聞いては見ないわけにいかない 近未来と言っているけど未来的な表現は特になく、 「治安がすごく悪い」が正しかった 現代に透明のアイツが来るんだもん そりゃ面白いよ 右中間突破の二塁打 対立する武装麻薬組織 彼らが最初の餌食 ダニー・グローバー演じる主人公は刑事で部下が殺されて復讐に燃えている (殺された部下の役名がダニーでややこしい) 更に地下鉄も襲われて犠牲者が増える この時点でグローバーは敵の正体を分かっていない 都市にはびこる謎の存在を

通勤Disney+「プレデター」

そういえば通して見たコトがなかったので改めて見た 人類より強い存在 vs 必要以上に銃撃ちまくり&罠&筋肉 プレデターが1人で良かったねえ ライトオーバーの二塁打 冒頭いきなり宇宙船が侵入してくるトコロから始まる 謎の存在ではなく宇宙人ですよ 親切設計 ジャングルで敵ゲリラ部隊と闘う救助隊(といっても重武装) この様子をプレデターが観察する 温度や声から行動をサンプリングするプレデター目線の例の画面が良い お互いに殺し合う人類はバカ丸出しだ サーモグラフィー表現

通勤Netflix「ワイルド・スピード ICE BREAK」

最後だけ金曜ロードショーで見てたので最初から見てみた やっぱりサイコー 最初のレースから面白くて、最後に“ファミリー”でお祈りするまで、 ずっと面白いコトが起こってた 悪役も憎たらしくて良い ざまーみろ! バックスクリーン越えのホームラン 悪役の女は何でもハッキングできるので、街中の車を操作できる それを使った「ゾンビカー」や「雨」作戦で大量の車が便利に使われる 車の量がどんどん増えていってまさにゾンビ映画の様だった 言葉にすると陳腐だけど絵の迫力がサイコー 「

通勤Netflix「ジョン・ウィック:コンセクエンス」

殺し屋vs殺し屋軍団が銃撃ちまくりのシリーズ4作目 まんま座頭市のドニー・イェンがとにかくカッコいい めんどくさいシーンはキアヌがやってくれる ドニーだけ見ていればウットリできる ドニー・イェン選手5打点の活躍も試合は5-5の引き分け シリーズ全般そうだけど、防弾スーツの発明がとにかく白眉 コレのおかげで銃撃と格闘技が同居できる 今回は剣撃もプラスされていて、このシーンをいかにカッコよく撮るかのアイデアが満載だった 屋敷の中を真上から(2Dゲームの様に)撮るとか、逆

通勤Netflix「預言者ラエル:異星人からのメッセージ」

学生の頃、 実家の近所の電柱にラエリアンムーブメントのチラシが貼ってあった アレ何だったんだ?と思って見たらいわゆる“カルト”だったのね 見ていて変な気分だった(嫌な意味で) ファールチップが球審直撃 「カルト」は「カリスマがいて、熱狂的な支持者がいる」という意味らしい この状態自体は悪いコトではない 「カルトムービー」なんかは褒め言葉だろう でも嘘をついて財産を吸い上げたりする集団は悪いわな こんな集団には近づきたくない ドキュメントの姿勢として事実だけを並べて