私の中にたくさんの傷跡がある。

自覚できる傷もあれば、ふとした瞬間に炙り出される傷もある。

その傷が深ければ深いほど、私は感覚を麻痺させようとする。

それはまるで、傷口が傷まないよう麻酔をかけるかのように。

麻痺させ続けてきた結果、自分の感情自体が、よくわからなくなってしまった。

そうやって、なんとか今まで生きてきた。

去年あたりから、感情を感じるセミナーやワーク、セラピーなどに取り組んでいる。

たくさんの傷跡が出てきて、たくさんの涙を流して、たくさん苦しい思いもした。

まだまだ、出しきれていない。

恐れが出てくる。いつも怖さと隣り合わせ。
もう辞めたいとも思う。

だけど、今やらなくちゃ、とも思う。

まずは自分を癒し、結果、周りも癒せる人になりたいから…