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はじめまして。『空想と地図の企画室』です

こんにちは。「実在しない土地・街・世界の様子を描く「空想地図」の営みを、さまざまな角度から盛り上げる団体」こと『空想と地図の企画室』です!

そしてこの記事を書いているのは、空想と地図の企画室にて代表をやらせていただいている、Rano(本名:加藤太一)と申します。空想地図の作り手の一人として「多奈崎市」を作る活動をする傍ら、空想地図にまつわるイベントやZINE刊行などを実施してきましたが、今年から同じような地図作家の3人を巻き込み、こうした活動を本格的に行う団体として今年10月に発足しました。

先日Xでご挨拶させていただきましたが、ここで改めて我々の簡単な紹介をさせていただきます。

空想と地図の企画室って?

ざっくり言うと「空想地図」という趣味を盛り上げる活動を行う団体です。この目的に適うことであれば幅広くやっていきたいと考えていますが、今のところは下記の2点が主な活動になっています。

・ZINE(リトルプレス)『空想と地図』の刊行
・イベント『空想地図学会』の主催

ZINE 『空想と地図』

ZINE「空想と地図」Vol.1

「空想地図」全般にフォーカスを当てたリトルプレスです。空想地図の作り手へのインタビューや寄稿記事、エッセイなどを収録。広い空想地図の世界を発信する媒体として制作しています。空想地図を作っている人、知っている人、知らないけど興味がある人、まだ全く知らないけどこの媒体を通じて興味を持ってくれるかもしれない人、などなどに広く届いてほしい媒体です。

企画室を立ち上げる前にあたる2023年4月に、私・Ranoがほぼ個人プレーでVol.1を出し、立ち上げ後の4人体制ができてから12月、満を持してVol.2を刊行。一年に2回程度を目標に出し続けるべく活動しています。

日本各地の素敵な書店やブックカフェ、そしてオンラインでのお取扱いもあります。今後も少しずつ増やしていきます。ぜひぜひチェケラです。

■2024年3月時点での取扱店
※在庫の最新状況は店舗へお問い合わせください

『空想地図学会』

2023年12月に開催した『空想地図学会2023』の様子。

空想地図をテーマにしたオフラインの交流会です。

希望者は空想地図にまつわる発表が可能で、作者であれば彼らが作る作品やそれに関連するもの、作者でなくとも空想地図にまつわるものであれば、時間内で好きな発表ができます。例えば……

  • 地図作品の発表

  • 空想都市と実際の街の地図を比べてみる(2023)

  • 架空地名の作り方(2023)

  • 小説に現れる空想都市(2019)

  • お絵かきAIに空想地図を描かせてみた(2022)

  • 空想選挙(空想都市内で行われるであろう選挙を考察する)(2019)

  • LEDに空想の行先を表示させてみた(2023)

2019年(@八王子)、2022年(@梶が谷)、そして2023年(@代々木上原)とこれまで3回に亘って東京近郊で開催。参加者も28人→24人→35人と、今年に入り少し規模も大きくなり、空想地図の世界が徐々に広がりつつあるのを実感しています。今後も冬の風物詩的に?開催を継続していきたいと考えています。

直近の「空想地図学会2023」については、追って詳しい開催レポートを用意する予定です。当日のXでのポストをまとめたtogetterはこちら↓

ついでにこれまでの開催分もどうぞ。

さいごに

以上が「空想と地図の企画室」でやっていることです。この2つは今後ももちろん続けていきますが、それ以外にも何か仕掛けを企てていくかもしれません。

加えて、空想地図にまつわるWebでの発信も少しずつ行う予定です。このnoteも定期的にメンバーで更新していきます。

できたてほやほやのわたしたちですが、何卒よろしくお願いします。


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