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アラサー、無職になる。

約2年半所属していた会社を退職することになった。
とはいえ、休職もしていたので実質的に働いていたのは、1年8ヶ月くらい。

ずっとずっと、怖かった。会社に対して違和感を抱きつつも”会社員”というレールから外れることが。よく言われる3年未満で、降りることが。だから、気づけば120%で頑張ってしまっていて、体調に不調があっても、そのうち治るだろうと軽視していた。気付かぬふりをしていたら、私の体はついに悲鳴をあげた。

もちろん、最初は期待を膨らませ、自分が希望した業界("業界"と、ここでは言わせてほしい)に入ったつもりで、自分の学生時代の経験や適性を発揮するということはこういうことなのか、と、本気で思っていた時期もあった。新卒ながら、公的な組織ながら、立ち上げ時期に携わったことと自分のバックグラウンドも相まって、色々と面白い仕事をさせてもらったなと、今でも思っている。上司達にも恵まれた。

シンプルに、自分で稼いで、そのお金を自分のために使えること、OLというもの自体に憧れていた。だから、仕事も頑張りたいと思っていた。

でも1年が過ぎた頃、ふと自分の会社の地域における立ち位置がわかってきたり、組織の悪しき風習が目に付くようになった。個人的な思いとは異なる方向を、会社が見据えていることも嫌というほど思い知らされた。
自分の至らなさも幾度となく感じた。

社会は甘くない、ということを学生の時に聞いたつもりだったし、知ろうとも努力してきたが、何にもわかってなかったなと思う。(まあ、主語が大きくて厨二病やなというツッコミはさておき)

悔しい。こんなことでポッキリ折れる自分が、今は情けない、と思う。



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