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30代でサービス業に飛び込んだ女がサービス業を極めようとした結果、うつ病になりました。…

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30代でサービス業に飛び込んだ女がサービス業を極めようとした結果、うつ病になりました。仕事をしながら病と付き合っていくという挑戦の途中。 小説(もどき)や詩(もどき)を書くのも好き。

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  • うつ病闘病日記

最近の記事

ツイッター辞めます

入間イマのツイッターはもともと漫画を上げたくて始めたアカウントでした。 最近は漫画も書けなくなってきてしまって、LINEマンガやアルファポリスからフォローしてくれた方には申し訳ないなと思っていました。 そんな中でも、同じ精神疾患を患っている方が病気と向き合っている姿を見せて頂くことが出来てとても励みになりました。 そんなツイッターでしたが、辞めることにしました。 精神疾患であることを公表しながらツイッターを続けていることで精神疾患が私のアイデンティティになってしまいそ

    • 3日間のファスティングをして気付いたこと。

      最初に…… ファスティング(断食)は正しい知識を持って行いましょう! 10代の方は絶対にやってはいけません! 私は専門家ではないので、ファスティングのやり方についてはお話しすることができません。専門家の意見を借りながら自分なりに安全な方法で行いましたが、人によっても最善のやり方があると思うので、そこのところはご理解いただいた上でお読みいただけると幸いです。 まず、私がファスティングをしようと思ったきっかけはただ一つ、ダイエットのため! この自粛期間でありえないほど太りまし

      • うつ病の私は愛と感謝に生きる。

        私は、うつ病になってよかったです。 そんなことは悔しくて本当は言いたくないけど、でも本当のことなんです。 うつ病がなければ、自分を見つめなおすことができなかった。 私はまだうつ病と診断されて半年とちょっとです。同じ症状は10年以上前からあったのだけれど、病院に行けるようになったのが最近だったのです。 診察と投薬療法、そしてカウンセリングを通して、私のうつ病は過去の記憶からくるものだとはっきりとわかりました。 私は家庭環境に恵まれませんでした。 父親が借金を作って出ていき

        • ノンセクシャルだけどたまには恋バナでもしてみる

          以前、ノンセクシャル(アセクシャル)についての記事を書きました。 この記事で書いた、「結婚してくれるんじゃないかなー」って人のことを、つらつらと、どんな風に思っているのか書いてみます。いわゆる恋バナです。 その前に、改めて、簡単に私のセクシャリティについてお話します。 私は『ノンセクシャル』……恋愛はするけれど性的な行為ができない。私が思う性的な行為は、『手をつなぐ』ことも含まれていて、カップルがするような大抵のことはできません。拒否反応が起こります。 ただ、決して性的欲

        ツイッター辞めます

        • 3日間のファスティングをして気付いたこと。

        • うつ病の私は愛と感謝に生きる。

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        • うつ病闘病日記
          6本

        記事

          うつ病の私の『心の取扱説明書』

          うつ病は脳の病気と言われています。 ただ、うつ病を患っている人には少なからず『心にも病気がある』のではないかと思います。 そんな私が生きやすいように。 また、そろそろ全国的に緊急事態宣言も解除され、仕事が再開されると心を病んでしまう人も多いのではないかと思い、自分の心の『取扱説明書』をまとめてみたいと思います。 私の取扱説明書が、誰かにとっての取扱説明書になったら幸いです。 はじめに……私について私は、高校生くらいのときからうつ症状が出始め、昨年になって初めて心療内科の

          うつ病の私の『心の取扱説明書』

          イチローという生き方

          夏の甲子園が中止になるというニュースを見て高校球児たちの涙にもらい泣きしてしまったりしたのだけど、野球のことはこれっぽっちもわからない。 もっとも私も高校時代を合唱部で過ごして泣いたり笑ったりの青春を謳歌して成長したので、幼い頃、折角の夏休みなのにテレビを占領される忌々しき甲子園くらいにしか思ってなかったのは、さすがに反省したけれど。 それでも、投げて打って走るだけの競技を長い時間見ていられる人の気持ちは今でも理解できなかったりする。 そんな私がなぜかこんな本を手に取ってみ

          イチローという生き方

          自己中心的に生きる方法を本気で考えてみた話。

          私はそもそも、超絶自己中人間だと自認していた。 高校生の時は合唱部だったのだけど、卒業してから部活の仲間たちの連絡先をすべて消し、「大学デビュー!」とか言って髪を紫に染め、わけわからんパンクロッカーみたいな恰好をし始めた。あんなにも切磋琢磨した部活の仲間たちは『芋』だと思っていた。大学デビューは大成功し、見事に同期の子たちに「怖い人」という第一印象を与えることとなったのだが、ふと、「あ、合唱部の子たちとカラオケ行きたい」と思い立って、必死でmixiを探し、いきなり連絡をした

          自己中心的に生きる方法を本気で考えてみた話。

          うつ病だからって引きこもって休まなきゃいけないんですか?

          元でんぱ組.incの最上もがさんが、グループを脱退した理由がうつ病にあったと告白しました。 私はというと彼女のことは名前は存じていましたくらいの認識でしたが、これを機にそのことを告白したというYouTubeライブのアーカイブを見させていただきました。 うつを告白する芸能人や文化人は他にもいるのにこの人のことが無性に気になったのは、このニュースに対するコメントのいくつかが少し引っかかったからです。 ヤフーニュースや、5ちゃんねる系のコメントは少し治安がよろしくないような気

          うつ病だからって引きこもって休まなきゃいけないんですか?

          パニック障害になってから初めて遠出をした話。

          ウイルスの影響で、旅行に行けない。せめていままでの旅行の思い出に浸ろうと思ってカメラロールを遡ったら、直近の旅行の思い出は、ちょっぴりほろにがかった。 私は一人旅が好きだ。 どれほど好きかというと、友達や家族と旅行に行くとその帰りの電車なり新幹線なりで「今度は一人で行こう」と計画し始めるくらいだ。 友達や家族との旅行が嫌いなのではない。一人の方が好きなのだ。 そんな私がうつ病、そして不安障害、パニック障害を患った。あんなにも大好きだった電車に、乗ることができなくなった。電

          パニック障害になってから初めて遠出をした話。

          ノンセクシャルの私が結婚できるのかという人体実験。

          大変失礼な話、「多分この人私と結婚してくれるんじゃないかなー」という男性がいます。 きっとこんな記事を見たら怒るに違いないけれど、でもちゃんと恋愛感情は持っています。 そもそもノンセクシャルとは。セクシャルマイノリティのひとつで、ざっくり言うと『誰かに恋愛感情は持つけれど性的欲求を抱かない』という人たちのこと。 この『性的欲求』というのも人それぞれ捉え方が違って、「セックスはできないがキスなら大丈夫」という人から「手をつなぐのも無理!」という人までいます。私は後者。 それ

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          ノンセクシャルの私が結婚できるのかという人体実験。

          「何をやっても中途半端」という生き方を選択した話。

          私には夢がたくさんある。 小説家になりたい。 漫画家になりたい。 歌手になりたい。 役者になりたい。 ラジオパーソナリティーになりたい。 脚本家になりたい。 作曲家になりたい。 ピアニストになりたい。 画家になりたい。 表現者になりたい。という点で取っ散らかってはいないつもりなのだが、まあ「将来の夢は?」と訊かれてこれだけ答えるのは幼稚園児くらいではないだろうか。 むしろ幼稚園児だってせめて「○○と●●で迷ってて~」なんて答えるに違いない。 私は30代にもなってこんなこ

          「何をやっても中途半端」という生き方を選択した話。

          文章を書いて生きていきたいと思ったことその2

          これは、私の記念すべき最初のnote。 一年前になるが、このときから思いは変わっていない。 でも、この記事から2か月間毎日更新を続けた後、私はめっきり文章を書かなくなった。 一番の理由は、やっぱり仕事だった。毎日更新していた当時も忙しかったは忙しかったけど、帰りの電車の中でうとうとしながらスマホで執筆していたのを覚えている。正直言って辛かった。「毎日更新をやめる!」と宣言して投げ出してからは、しばらく気持ちが楽だった。 その後書き始めたのは、私がうつ病になってからだ。

          文章を書いて生きていきたいと思ったことその2

          生きるのが上手な人

          私は、生きるのが下手だなあと思う。 生きるのが下手だから、自分の限界も知らずに病気になってしまった。と、思っている。 私の周りに生きるのが上手でお手本になる人はいるかなあ?と考えてみた。 何人かの顔が思い浮かぶけど、その人たちは私の頭の中で「考えすぎるからいけないんだよ」と吐き捨ててくる。 そうか、生きるのが上手な人は、あんまり物事を深く考えていないのか。勝手な偏見ではあるけれど、そう思うとお手本にしたくはないなと思った。 私は、そういう人たちが苦手だ。 誰かに何かが

          生きるのが上手な人

          今日はどんな一日でしたか?

          数週間前、一日三回の漢方薬を飲み始めた。朝起きてからと夜寝る前の薬ですら飲み忘れてしまって一回にまとめてもらえるよう主治医に頼み込んだことのある私だったが、この漢方薬はそうもいかなかったので、メモをつけることにした。 朝、昼、夜、寝る前。四回あるミッションをこなしたらチェックをしていくという簡単な日記帳を作った。 折角なのでモチベーションを上げようと、マスキングテープやシールで装飾を施した。 そこまですると何だか楽しくなったので、簡単な日記とToDoリスト、今日の体調なども記

          今日はどんな一日でしたか?

          心の中。

          「誰かに攻撃されている」 と、何度も呟いて泣いた。 そもそも攻撃って何だ。敵意を向けているのは誰だ。 窓を開けたら新鮮な空気が肺に入り込んで一瞬楽になった気がしたけど、すぐに窓の向こうから誰かに見られていることに気付いて窓を閉めた。 音楽を聴こうと思った。 安藤裕子の『歩く』。声が優しい。布団を被ってイヤフォンを耳に突っ込んで、大声で泣いた。 この不安はいつまで続くんだろう。 見えない相手からの果てしない攻撃に、防御力が勝てない。 音楽が好きな私にとって、それは

          心の中。

          不安になること。

          不安障害という病気を患っている。 ……そう言うと必ずと言っていい程返ってくる言葉は「不安ね、俺にもあるよ」 ……そうじゃないのよ…… 私には一生忘れないだろうことがあって。テレビで不安障害を患ったとある芸能人の特集をしていた。私よりずっと症状が重くて、外を歩くことが出来ないとか、起き上がることが出来ないとか言っていた気がするけど、私はそれを見ているのが辛くて、でも何となくテレビはつけたまま、スマホをいじったりしてたと思う。 でもそのVTRが終わった後の、MCの言葉が耳

          不安になること。