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来たくなる会社、IVRy

こんにちは、IVRy でバックオフィス業務を担当している今西です。

おかげさまで、一部の方々から「IVRyさん、勢いがすごいですね!」「伸びていますね!」と言っていただく機会が増えてきています。それにあやかりまして、 #伸びてる会社IVRy としてシリーズでnoteを出していこうと考えています。

今回はその第二弾で、「来たくなる会社、IVRy」と称して、IVRy のオフィス出社に関する話をしていきます。

同じシリーズの第一弾については、以下をご覧ください。


前提1: IVRyのオフィス出社へのスタンス

前提として、まずはIVRyのオフィス出社へのスタンスを簡単に記載しておきます。

IVRyは "Work is Fun" をビジョンとして掲げ、最高に"おもしろい"会社であり続けることを目指しています。そのために部署を作らないことをはじめとして様々な組織設計面での取り組みをしています。

また、"Work is Fun" な環境である続けるために重要なコンセプトおよび個々人のスタンスとして「責任と自由」もキーワードとして掲げています。これは「責任を果たす代わりに自由が得られる・自由には責任が伴う」という考え方です。責任を果たす=各人やチームのパフォーマンスを最大化することを目的・前提に、無駄に平等を求めたルールなどは設けられておらず、働き方には個々人に一定の自由が認められています。

出社に関しても、原則的にはこの考え方に基づいて「各人のやりやすい方法・場所で働いてもらえればOK」となっています。

なのですが、同時に、オフィスを構えることやそこに人が集まることは重要と考えていまして、可能であればオフィス出社できるのがベターとも思っています。それはなぜかというと、代表である奥西の起業当時の以下の経験もあって、オフラインならではの強みがあると考えているからです。

リモートは、仕事の効率を求めすぎてしまいます。当時、副業メンバーや業務委託メンバーが在籍していました。その多くが、与えられた仕事をいかに効率的にこなすかということを重要視し、100点満点ではなく、80点ぐらいの仕事をこなせば大丈夫だろう、という意識になっていました。気になることもあるけど、議論するのは面倒だし、会議の最後に突っ込んだ話をすると終わらないな、となってしまうことも。でも、そこをこだわってやり抜かないと、スタートアップは勝てないと思いました。
(中略)
最初にオフィスを構えたのは、2019年の12月です。(中略)皆で集まり、わいわい議論できることで、「それ、おもしろいね!」「作ってみようよ?」といったアイデアが沢山出てくるようになりました。更に、「仲間が頑張っているから、自分もあともう一歩やってみよう!」という熱い気持ちがその場にいるメンバーに広がっていきました。オフラインにはやる気の伝染が存在している、と感じました。クオリティにとことんこだわったり、スピード感を持って取り組めたり。
メンバー同士が刺激を与え合い、切磋琢磨できる環境は、オフラインならではだと思います。オフィスは、そういった環境を作り出せる貴重な場所だと捉えています。

https://novolba.com/media/昇る場04オフィスに来たくなる力学を創る-ivry/

なので、出社については強制もルール化もしていないですが、「出社したら楽しい」といったポジティブな理由からオフィスに人が集まるようにしたいというスタンスです。

前提2: 社員数の推移

シリーズのお題目として「伸びてる会社」と謳っている訳ですが、第一弾でryoさんが書いた通り、実際、2022年11月と比較して2023年11月時点で社員数は3倍この1年で38名の仲間(社員)が加わっています。

IVRyの社員数の推移

この中に、2023年1Q以前は1人、その後は計2人、それぞれ大阪と静岡に住んでいる社員がいます。よって、出社にフォーカスする以降の話については、これら2人を除いた数を母数として、数や率を算出しています。

なお、IVRyには、群馬から出社している社員もいます(その方の入社エントリ)。これらのことから、出社に関して選べるオプションは多い会社かな、と思っております。

オフィスへの出社率

人が増えてきたIVRyにおいて、出社率はどのように推移しているのか、そのデータがこちらです。

IVRyオフィス(新御徒町)への出社率

2022年8月に現オフィスに移転して以降、棒グラフで表される社員数(ここでは地方在住社員を除く)は増加してきました。(グラフ内で示せてはいませんが)内訳を見ると、2022年中は、主には以前から業務委託・副業としてIVRyに関わってきた方の社員化が多かったですが、2023年以降は新たな出会いを基点とした採用が増えています。

折れ線で示した出社率について見ると、8月の夏季休暇影響など月によって凸凹はあるものの、土日祝日を除いた平日の平均で60%前後、最近では70%に迫る月も出てきました。黄色でトレンドラインを引いてみましたが、緩やかに上昇していることが見て取れます。

最多・最少については、最多は平均と同様に上昇傾向です。最少は2023年の7〜9月に10%程度に落ち込んでいますが、いずれも、オフサイト合宿の開催日(現地行きの都合がつかなかったオフィスからのオンライン参加組)や大型台風の予報を受けた原則リモート切り替えといった一時的な理由によります。

これらの数値から、移転当初からの「ルールを設けなくてもポジティブな理由からオフィスに人が集まるようにしたい」という運用を変えずとも、人数が増えた・採用経路が多様化した今日でも出社の数・率ともに増えていることがわかりました。

なぜオフィスに来るのか?

IVRy の人たちはなぜオフィスに来るのか、それは大きくは ①一体感を持てる と ②創発的な作用・発見がある の2点ではないかと考えています。

① 一体感を持てるから

当然の話ですが、物理的に同じ場にいることで一体感を持つことができます。例えば、6月からセールスの表彰制度が始まっています。職種にかかわらず発表を聞きつつ目標数値の達成報告に対して全員から拍手が自然と起こる、その拍手によってもっと人が集まってくるという形で、みんなで一体となって表彰がより盛り上げっていくめちゃくちゃ良い場です。

実際の様子

② 創発的な作用・発見があるから

物理的に顔を合わせるのと画面越しに話すのでは、いまだにどうしても物理の方がコミュニケーションはとりやすいものかと思います。そして、IVRy にはそれをより誘発する Tea Time という仕組みがあります

オフィスには業務用でも使われる本格的なコーヒーメーカーがあるのですが、それで淹れたコーヒーを片手に雑談する時間を時々意図的に持つようにしています。これは、海外の学会や大学に行くと、お昼過ぎのひと時に紅茶と軽食を囲んで話をする場があったりするのですが、それを模して始めたものです。

有名な数学者である藤原正彦先生も、ご自身の英国ケンブリッジ大学での在外研究時の経験から、以下のように記載されています。

数学教室では毎日、(中略)三階のコモンズルームでティーが用意される。その時間に講義のない教官や院生のほどんどは、研究を中断してコモンズルームに上がってくる。八十畳ほどもある大広間には、テーブルとソファがいくつか配置されていて、人々はセルフサービスのティーやコーヒーを飲み、クッキーを食べながら、ありとあらゆる話に花を咲かせる。ティータイムは心身のリラックスが主目的であろうが、分野別に細分化された数学の、隔壁を少しでも低くするのに役立っていた。また、とかく研究室に篭りがちな教員同士の、親睦としての意味も大きかった。

藤原正彦『遙かなるケンブリッジー一数学者のイギリスー』(新潮社、1996年)

IVRyでも頻度の差こそあれ同様の目的で開催されています。実際、いろんな人の意見が入ることで課題が解決する事例が発生しています。

カジュアルな場にすることで心理的安全性をより担保している?
島筒さんという方が淹れてくれたので、この時は「島筒珈琲」と呼ばれています

少し余談:リモートと常時接続

セレンディピティや親睦の起こりやすいオフィスの雰囲気をなるべくリモート環境でも再現しようという取り組みも、オンラインMTGに常に繋ぎっぱなしのPC・モニタを設置することで行っています。

オフィスにおいては、先述のコーヒーメーカーのあたりに繋ぎっぱなしのPC・モニタを一つ置いておきます。リモートをする人は各々、入りたければそのオンラインMTGに入りながら自分の作業をしていきます。

すると、誰かがコーヒーや軽食を軽食をとりにきた時には何らかの雑談・会話が生じます。また、オフィス側で誰もモニタ前にいない際も、オフィスの様子がリモート側へ映し出されているので、オフィスの雰囲気を感じることができます。

この試みは比較的最近始まったのですが、親睦の観点での効果はすでに一定表れていそうです。子育てを含む家庭の事情や居住場所の関係でどうしても出社しにくい人は一定発生するでしょうから、オフィスにいてもいなくてもオフィスにいるような雰囲気づくりを作っていけたらと思っています。

ポジティブな反応の一例

その他、オフィスの雰囲気

ここまで比較的真面目な話ばっかりだったので、写真の多用によって中和を試みます。

キャッチボールMTG

翌日に草野球に出場する社員(koseさん:右側)が、文字通り腕を鳴らしています。最近入社のigarashiさん(左側)と、オンボーディングの状況などについて真面目な内容を話し合っていたそうです。

Work is Fun!

移転直後との比較

現オフィスには2022年の7月に移ってきましたが、そこから一年ちょっとで人がめちゃくちゃ増えたことを実感します。

Then(2022年7月)
ほぼ余白
Now(2023年10月)
別アングルで比較しにくいですが、人の数が全然違う!

最後に: We are hiring!!

おかげさまで人は増えてきたものの、やりたいことに対してで言うとまだまだ全方位的に足りていません!

このnoteをお読みいただいて、少しでもIVRyが気になった方はぜひお気軽にご連絡ください!

エンジニア、デザイナー、マーケター、セールス、採用人事、コーポレート含め、職種問わず仲間を募集しています!よろしくお願いします。

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