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アクセサリー原案

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imaoriのストアで販売しているアクセサリーの原案です。 中にはアイデアだけで没案も含まれています。
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rakugaki_171「ラッキー!ハッピー!」

4月〜5月頃に開花するモクセイ科ハシドイ属に属する落葉樹の、英名「ライラック」・フランス名「リラ」・和名「紫丁香花」という名前の花があります。 「ライラック」には人と人の深い絆や純粋さを象徴する「友情」「思い出」「謙虚」「純潔」という花言葉と、白色の花には無垢な青春を感じさせる「若さ」「無邪気」「青春の喜び」の花言葉が添えられています。 ピンク色の花言葉には「思い出」が特化して添えられています。 「ライラック」は香水の原料にも使われ、バラ・ジャスミン・スズランと並んで4大

rakugaki_170「小さな森を愛する」

春になると青く可憐な小花を咲かす愛らしい「ネモフィラ(和名:瑠璃唐草)」。 「ネモフィラ」はギリシア語で「小さな森」の「nemos」と「愛する」の「phileo」が語源の「小さな森を愛する」を意味する花です。 ネモフィラの原種が森の陽だまりに愛らしい姿で生えていたことからきたそうです。 ネモフィラの花言葉は「可憐」「すがすがしい心」「どこでも成功」「あなたを許す」です。 「可憐」「すがすがしい心」はネモフィラの青く可愛い花姿から、「どこでも成功」はどの土地に渡っても元気に根

rakugaki_169「実りある人生」

ツツジ科スノキ属に分類される低木性果樹の「ブルーベリー」は、春に釣鐘型の白い小花を咲かせ、花が枯れはじめる夏に甘酸っぱく栄養価の高い青色の実をつけます。 たくさんの実をつける「ブルーベリー」の花言葉は「実りある人生」「有意義な人生」「好意」「知性」「親切」「信頼」「思いやり」などがあります。 自然界では同時に鑑賞することができない、釣鐘型の白い小花と青い実を一緒にした「ブルーベリー」のアクセサリーを考えました。 https://imaori.base.shop/item

rakugaki_168「恋占いの花」

1年のうち春と秋の2回花を咲かせて、長く私たちを楽しませてくれる「マーガレット」。 少女漫画の雑誌名にも採用されているように、とても可憐な花であることが広く知られています。 日本には明治時代に渡来し、和名に「木春菊(モクシュンギク)」という名前がありますが、広く認知された「マーガレット」の名前が定着したそうです。 「マーガレット」は花びらの色によって花言葉があり、代表的な白いマーガレットの花言葉には「心に秘めた愛」「恋占い」「信頼」などがあります。 「心に秘めた愛」と「恋占

rakugaki_167「無邪気な花」

日本には江戸時代末期に渡来されたといわれているフリージアは3月頃に咲く花ということと、フリージアの花言葉が「親愛の情」「友情」「感謝」などということもあり、卒業式や入学式のフラワーギフトとしても人気がある花です。 日本に初めて渡来したのが黄色い花のフリージアといわれています。 その黄色い花には「無邪気」という花言葉が付けられています。 原種に近い黄色いフリージアは特に香りが強い方で、甘酸っぱくフルーティで華やかな香りが特徴です。 この黄色いフリージアの花をディップアートで

rakugaki_166「天下無敵のチャーミング」

桜より一足早く初春に開花時期を迎える桃の花は、ピンク色の可愛らしい花を咲かせ夏になると甘い果実が実ります。 日本では弥生時代から栽培されていたと言われていますが、果実が甘い品種ではなかったため食用ではありませんでした。 江戸時代には甘い品種が輸入され果実の品種改良も進み、観賞用の「花桃」と食用の「実桃」に分かれたそうです。 観賞用の「花桃」には10枚以上の八重咲きの物が多く、食用の「実桃」には花びらが5枚の一重咲きが多いという特徴があります。 桃の花が持つ花言葉には「私は

rakugaki_165「明日の幸福」

ツツジ科・シラタマノキ属の英名「チェッカーベリー」、和名「ヒメコウジ(姫柑子)」は初夏から夏に釣鐘型の白い小花を咲かせ、冬には大きめで華やかな赤い実をつけます。 赤い実は食用には適さず、観賞用としてクリスマス・お正月のオーナメントやフラワーアレンジメントにも人気があります。 「チェッカーベリー」の花言葉は「明日の幸福」「不老長寿」などがあります。 華やかな赤い実をつける縁起の良い植物であることから「明日の幸福」や、葉には炎症を抑える薬効があることから「不老長寿」の花言葉が付

rakugaki_164「幸福の青い花」

春と冬に2度咲くキク科・フェリシア属の「ブルーデイジー」は、青い花びらを纏った黄色の花芯とのコントラストがひときわ鮮やかなとても美しい花です。 青いキク科の植物であることから英名で「ブルーデイジー」という名前が付けられました。 また和名は、瑠璃色(ブルー)の雛菊(キク科の多年草)であることから「瑠璃雛菊(ルリヒナギク)」という名前が付けられています。 ヨーロッパでは古くから「サムシングブルー」と言って、花嫁が青色のものを身につけると幸せになるといわれていることから、ブルーは

rakugaki_163「返礼のハナミズキ」

「花水木(ハナミズキ)」は桜が咲き終わった頃から華やかな花を咲かせ、秋にはたくさん集まった艶やかな赤い実を付けつけることから、長く鑑賞が楽しめる植物です。 枝を切ると水が滴り落ちるほど水を含んでいることから「水木(ミズキ)」と呼ばれるミズキ科の中で、ひときわ美しい花を咲かせることから「花」の文字が加えられたのが「花水木(ハナミズキ)」です。 明治45年(1912年)に日本の東京市からアメリカのワシントンD.C.に桜(ソメイヨシノ)の苗木が贈られ、その返礼として大正4年(19

rakugaki_162「花梨ときめく唯一の恋」

春には可愛いピンク色の花を咲かせ、秋には芳しい香りの良い果実をつける「花梨(カリン)」という名の花があります。 「梨」という漢字が名前に入っていますが「花梨(カリン)」の実は梨ではなく、堅くて渋みがあるので生では食べることができません。 しかしとても香りが良いので、加工食として「ジャム」や「果実酒」、炎症をしずめる成分を活かした「のど飴」、また芳醇な香りの「芳香剤」など、「花梨(カリン)」の果実はいくつも活用されています。 そんな花梨の花言葉は、芳しい香りがする肉付きが良

rakugaki_161「黒色の瞳を持つ花」

日本には明治時代に渡来したといわれる「ルドベキア」の花は、初夏から秋にかけて開花する花です。 黒色の花芯が瞳に見えることから「あなたを見つめる」という花言葉と、「立派」「正義」「公平」など正しく真っ直ぐな心得の花言葉を持つ花です。 「ルドベキア」と言えばひまわりを小さくしたような黄色い小花のイメージですが、一際目を惹く濃赤色の花びらを持つ品種が「チェリーブランデー」です。 この「ルドベキア」の花の「チェリーブランデー」という品種をアクセサリーにしようと考えました。 h

rakugaki_160「幸せを呼ぶ木」

幸せを呼ぶといわれている「オリーブ」の木には、幸せを呼ぶに至る花言葉が付けられています。 旧約聖書の「創世記」に記された「ノアの方舟」の物語の中で、神々が起こした大洪水の中、ノアが方舟から放った鳩がオリーブの若葉をくわえて戻ってきたことから、洪水が鎮まり平和が訪れたことを知りました。 このことから「オリーブ」の花言葉は「平和」「安らぎ」となりました。 平和の象徴として国連のマークにオリーブの葉が使われています。 もう一つの花言葉はギリシャ神話から来ているそうです。 全知全

rakugaki_159「女性の守り神」

可憐な白い花「プルメリア」は「女性の魅力を引き出して幸せに導く守り神(女性の守り神)」ともいわれ、ハワイでは神聖な花としてレイや髪飾りに使われ「神が宿る花」として昔から長く愛されています。 甘く優しい香りを持ち、可愛らしい見た目から「気品」「恵まれた人」「内気な乙女」「親愛」などの花言葉があります。 また南国の太陽を浴びて花を咲かせることから「情熱」「陽だまり」「熱心」などの花言葉もあります。 いづれもハワイの人々に長く愛されるだけあって、ポジディブな花言葉が勢揃いしています

rakugaki_158「オレンジの愛らしさ」

身近な果物であるオレンジは、花と果実が同じくらいの時期につくという特徴があります。 オレンジの花には爽やかな甘い香りがあり、昔は魔除けのお香や媚薬、現在ではフレグランスやハーブティーとしても楽しまれています。 そしてオレンジの果実は柑橘類の果物の代表格として広く食されています。 結婚式での花嫁がオレンジの花の髪飾りやコサージュを身につける、主にヨーロッパでの習慣はギリシャ神話からきているといわれています。 全知全能の神であるゼウスは女神ヘラと結婚するときにオレンジの花を送り