布で魅せるアクセサリー作品は「velvet ribbon」「patchwork」に続いてなのですが、柄が主張するようなものがいいなと思いつきました。

一番に思いついたのが王道の柄、「チェック」です。
チェック柄といえば、真っ先に浮かぶブランドはBurberrry（バーバリー）です。
バーバリーは1856年に創立された、言わずと知れたイギリスの老舗ファッション・ブランドです。
因みにバーバリーがあまりに有名でバーバリーチェックと商標登録された、キャメル地に黒・白・赤のラインで構成されたほとんどの方がすぐに思い浮かぶチェック柄は、元々ノバチェック柄としてトレンチコートの裏地などに使われていました。
あとチェックといえば、チェッカーズという1980年代に流行ったバンドグループを思い出します。
バンドメンバーが様々なチェック柄の衣装を着こなしていたんですね。
そう、一口にチェック柄と言っても先に触れたノバチェック以外にも、ギンガムチェック、タータンチェック、アーガイルチェック、マドラスチェック、グレンチェック、ブロックチェック、ハウスチェック・・・と、まだまだ上げきれない程チェック柄はこの世の中に存在しています。
つまりチェック柄だけでいろんなアクセサリーのパターンが作れると思いつきました。
で、チェックを素にしたアクセサリーをskechbookにらくがきしたものがこちら。

こちらを元に試作してみたのですが何とも安っぽく心許ない。
これを打開するために、三角フレームに生地をはめ込む策を考案いたしました。
ただ三角フレームにはめ込むだけでなく三角フレームの大小を組み合わせ、他にはない形状にしてみました。
で、ワンポイントにラウンドとスクエアのジルコニアのチャームを組み合わせて今の作品が出来上がりました。
初めは「check」という柄名の作品にしようと考えていたのですが、出来上がった作品を見るにつれ形状である大小の三角フレームがまずあり、場合によってはそこにはめ込む柄はチェック柄だけでなく違う柄でもおかしくないかもと思うようになりました。
この先チェック柄以外の柄で登場させるかも知れない可能性も考え、作品名を「check」から「twin triangle」に変更しました。

https://imaori.base.shop/items/50924402

https://imaori.base.shop/items/50924509

今は「ノバチェック柄」と「モノトーンチェック柄」の2種類ですが、この先様子を見て柄のバリエーションも考えたいと思います。