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どこまで我が子を信じられるか。こんな時、問われている気がする

劇の発表会があった。

娘はちょっと繊細な部分があって
前回の発表会でも
親が観にくる日はとても緊張して
前日に夜家でシクシク泣いていた

今回の発表会の前日も
寝る前に布団でシクシクしていた

大人からしたら
『そんなこと』って
ちょっと思ってしまう。
でも自分も子供の頃
初めての発表会
気持ちが不安定になったことを
今ここで思い出している

もっと寄り添ってあげられたら
よかったなぁと今になって思う

私は昨夜自分がかけた言葉を
思い出せない
抱きしめて
ドキドキするね

そんなふうに言った気がしたけど
何をいうのが正解か
わからないなと
考えていた記憶がある

幼稚園での最後の発表会になる今回
お母さんたちの思いも
いつもよりも強い感じがした
集大成みたいなエネルギーが
室内にある感じ

席に着くと
今にも泣き出しそうな娘が見える
目があった時
心の中で私が何を思ったか
ちょっと今言葉にならないけど

娘と私の中で
目と目で合図したのが
すごくわかった

私の気持ちは、
観にきたよ。
観てるよ。

そんな気持ちかな?

娘はどんな気持ちだったかな

前回の発表会の時は
終わりまでずっと緊張して
硬いまま終わったけど

今回は
涙を拭いながらも
自分のセリフのところは
きちんと発言して
流れを止めたりしない。

立派だなぁ
すごいなぁと
我が子ながら思った

泣いて『できない』と
流れを止めることだって
できるかもしれないのに
前回も今回も
涙を拭っているのに
強い瞳で自分を
奮い立たせ

劇を遂行している。

だんだんといつもの気持ちに
なってきたのか
半分くらい過ぎたところから
娘も柔らかな表情になっていき

最後の歌になる頃には
涙を拭う様子もなく
にこやかに歌っていた。

繊細で慎重で
いつもと違うところや
変化は赤ちゃんの頃から
苦手な娘だった

だから幼稚園に通い出した時も
絶対に私と
離れられないだろうと思った
それくらいの方が
私もいつも通りだなって
気がしてた
なのに『そろそろみんなお母さん
帰り出したから
私も帰ろうかな?』って聞いた時
あの時も強い瞳で
『いいよ』と言った娘を思い出した

子どもだから
こんな感じかな?って
私が予想するものより
いざというとき娘は
いつも強い姿を見せてくれる。

小学校に上がるのは
また新しい環境で私も
娘にとっても
大きな変化になる。

だけど今までの娘を見てきて
いつも強いわけじゃないけど
いざという時は
できるカッコいい人なんだって
そんな姿を見せてもらってきた。
これからのことはわからないけど。。
やっぱり私ができることは
娘の心が弱くなってしまった時
大丈夫だよって言うんじゃなくて

そのまま受け止めてあげられる
母親でいたいと思う

高く飛ぶには大きく縮まないといけない
娘がメソメソする時
それは
これから高く高く飛ぶためなんだね

安心して縮めるように
私は見守ろう

無理に励ましたりもしないで
そうなんだねって受け止めてほしい
私だったら。
娘はどうしてほしいか
わからないけど


まずは私が受け止められる
心でいないとね
コンディションが
それなりに日々整っていられるように
まずは私がご機嫌でいよう

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