仕事の土台

仕事の土台みたいなのは確かにある。少なくとも「人と一緒にする仕事」だととくに。あんまり「習う機会がない」と言われたのでちょっとメモしておきたい。

①返信は極力早く、仕事はもらったときに
仕事はあとに回せば回すほど爆弾になりやすい。トラブルは放置すればするほど大きくなる。自分のボールで仕事を止めていていいことは一つもない。簡単なものこそ頼まれたらすぐにやる。経験上その簡単を放っておいて、あとでやろうとすると3倍のコストがかかる。

②情報共有を徹底する
途中で出す。書きかけたら共有する。起こったことは共有する。共有しすぎて怒られることはない(怒るやつがいるとすれば情報の取捨選択ができない人だと思う)。アナログの昔だとすべてリアルタイムに行なうしかなく、取捨選択もある程度はしてから共有が求められたであろうが、デジタルの昨今、すべて共有する!ぐらいで仕事をしてちょうどいい。言いすぎかもしれないが、情報を隠すやつは悪である。

③タスクの優先順位をつける
前から来たものをこなしていくのではなく、短期・中期・長期に分けて重要度と喫緊度で分類していく。①が全部できれば人間苦労しないか物理的に無理なのでいつ、締切でそれがどれぐらい重要なのかは把握していくのが必須。でないと人にタスクを切り分けるのも難しい。

④誰が意思決定するかを考える
誰が最終的に判断するものなのかを考える。結局は意思決定者が判断できなければ次には進まないので、どれだけ判断しやすい上京をつくるか、整理するかが大事(意思決定者が大事にする価値を知る)

⑤可能性を積極的に潰す
徹底的に場合分けして「この可能性はないですよね?」と積極的に「可能性を潰す」のがとっても大事。これをやらないと無数の可能性を同列で考えざるを得ず、仕事は前に進まない。やらない、できないはネガティブに聞こえるかもしれないが、現実は制約が多いので可能性を絞るのは広げるのと同じぐらい大切である。


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