今回レビューするバッグ：VEIL
結論：気軽で清潔◎ ガジェット△

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どーも、リュークです。
今回はTENTのVEILというバックパックについてレビューしていきます。
丸洗いできるバッグという、超変わり種のこのプロダクト。
実際に使ってみた使用感や良かった点少し気になる点を解説していきます。

VELIとは？

まずはじめに、VEILバッグの特徴をおさらいしておきましょう。VEILバッグは軽量なポリエステル素材でできており、最大の魅力は丸洗いできることです。これによって、手軽にお手入れができて清潔に使い続けられます。さらに、デザインがシンプルで服装を選ばないリュックタイプのバッグです。

それでは、実際に使ってみて感じた良かった点、少し気になった点をいくつかご紹介します。

良かった点

生地が柔らかくて触り心地が良い

VEILバッグの生地は柔らかく、触り心地がとても良いです。
バッグを前側に背負ったり、下から抱え込んだりした時の肌触りが素晴らしいです。
衣服などによく使われるポリエステル素材を使用したバッグは、あまりみたことがないので、これは驚きの体験でした。
普段から持ち運ぶものだからこそ、肌触りや触りごちを大切に考えてくれているのは嬉しいポイントです。

軽くて背負いやすい

バッグ自体が軽量で背負いやすく、通勤や通学、旅行などさまざまなシーンで活躍できそうです。
バッグ本体はスポーツウェアのような感覚で、ほとんど重さを感じません。
リュックタイプのバッグは容量が大きい分、どうしても入れるものが多く、重くなりがちです。
本体が軽いことで、少なからず肩への負担は軽減しているはず。
どんなバックパックでも、軽さというのはすごく大切です。

ジッパーがスムーズで物の出し入れがしやすい

ジッパーがスムーズに開閉できるため、物の出し入れがストレスなくできます。
ジッパー自体が細身で扱いやすいのと、本体が曲線を描くようなシルエットなので、無駄な力無くスムーズに開閉することができます。
頻繁に出し入れする普段使いのリュックとしては、ジッパーのスムーズさは地味に気にしたいところです。

少し気になる点

シルエットが変わりやすい

全体的に柔らかくて薄いので、入れたものの形が反映されてしまい、シルエットが変わりやすいです。
特に重いものを入れた場合は、下に向かって大きく垂れた形になってしまいます。
そして、キーボードなどの角ばったガジェットを収納すると、外にその形がはっきりと出てしまい、少しみっともない感じになってしいます。

ボトルポケットの出し入れがしにくい

ボトルポケットがペラペラな上にタイトなので、少し出し入れしにくいです。
特に大きめの水筒を入れる際には注意が必要です。
左右両方についているので、用途によっては非常に便利なボトルポケットですが、入り口が狭いと一気に用途の幅が限定されてしまいます。
500mlのペットボトルや折り畳み傘など、細身のものしか入れる予定がない人にとっては、全く問題ありません。
しかし、運動する際は大きくて太めのウォーターボトルを使いたい、三脚などを固定したいなど、場合によって大きいものを収納したい人にとっては厳しいポケットだと思います。

外からアクセスできる小物ポケットがない

鍵やスマートフォンなど、すぐに取り出したい小物のための外部ポケットがないため、収納場所に困ることがあります。
小分けできて、チャックがついているスペースは一つもありません。
中での小分け収納はポーチを使えばいいですが、外部からのクイックアクセスポケットは、最低でも1つ以上欲しいものです。
多くのものをざっくり収納したい人にとっては問題ありませんが、小物の出し入れが多い人には向かないかもしれません。

ショルダーハーネスの余った紐を固定できない

ショルダーハーネスに余った紐を固定する機能がないため、紐がぶら下がってしまいます。しかし、この問題は多くのバッグで共通しており、解決策もあるので、人によってはそこまで気にならないかもしれません。
何度か紹介してますが、nifcoのテープクリップを使うことで紐を固定できるようになります。
これにより見た目もスッキリし、使い勝手も向上するのでおすすめです。

結論

ガジェットバッグには向かない

VEILバッグは柔らかい素材で作られているため、重いものを入れると形が不格好になってしまいます。このため、ガジェットや重い機器を収納する用途には向いていないと感じました。
あくまで気軽に使えて、気軽に洗えるのがコンセプトとしては正しい理解だと思うので、ガジェットバッグとして使うには最も向かないバッグと言えるでしょう。

気軽さと清潔感

生地の柔らかさや軽さ、ジッパーのスムーズさなど、非常に使いやすいポイントがたくさん。また、丸ごと洗濯できる点が大きな魅力で、衛生的に使い続けることができます。これはリュックの中ではかなり面白いタイプです。通常のナイロン製バッグを洗おうとすると、乾燥に時間がかかってしまいます。洗濯するたびに時間がかかっては、コンスタントに清潔を保つのはあまり現実的じゃないです。その反面、VEILはすぐに乾きます。
ただし、シルエットが変わりやすい点や、ボトルポケットの使いづらさ、外部ポケットが無い点など、現状の良さを活かしつつ解決できそうな改善点がいくつか見られました。
それでも、非常に面白いアプローチで、「清潔さ」という問題を真っ向から解決する試みは、素晴らしいです。
今後のアップデートに期待しつつ、応援していきたいと思いました！

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