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巡礼25日目 to メリデ(14.9km)This is MYペース

👣palas de rei - san xulián do camiño - a graña - ponte campaña - casanova - o coto - descabo - furelos - melide

like a painting(the entrance to melide) 絵か?という

15kmの散歩道

たいていの人はここから先3日間でサンチャゴまでゴールするみたいなのだけど、1日25〜30km歩くのは私には厳しいなーと、4日間かけてゆっくり楽しむことに決めていた。結果、この日は約15kmの道のり。かなり気楽な気分で、チェックアウト時間ギリギリに出発する。遅くに出発すると、教会が開いていて立ち寄れたり、動き出した街の感じを見ることができるのが楽しい。

変なタイミングで出発したからなのか、すれ違う巡礼者もあまりいなくて、ますますのんびり歩き。いつもよりキョロキョロあたりを見て楽しむ余裕もあったし、一日中快適だったな。「サリア以降は舗装路が多くてだいぶ歩きやすいし、普通のスニーカーに履き替えたいくらい!」とか、頭に浮かんでくるのはそのくらいで、無に近い感じで気ままに歩く。妙に気楽なのは、これが私の本来のペースってことなのかも。

途中、ランチに寄ったレストランには庭園がついていて、ゆったり広々、緑豊かだった。ここまでもずっと緑豊かではあったんだけど、庭園は人の手の入った整った感じの豊かさ。鬱蒼ではなく、明るい安心感のある?感じ・・・なんだか新鮮。

テラスに座ってケイシーにお勧めされていたスープ、カルドガリェゴを注文した。優しい味で、自分がどういうコンディションでも飲めそうだなあ・・・汁物好きの私は「これこれ!」って思う。ついでに器が素朴でかわいくて、それだけで気分があがった。器ひとつで微妙に違うんだよなー、味が!いや、だいぶか。

昼過ぎ、メリデに着くころには太陽がギラギラ、超暑くて。「もっと近くの宿にすればよかったかも?」照り返しで真っ白な地面をみつめながら、遠く街はずれにあるアルベルゲを目指して歩いた。ゼエゼエ、ハアハア・・・。

だけど、いざ宿についてみたら二段ベッドじゃないし、庭も広いし、静かだし、併設のカフェスペースも窓が大きくて気持ちいい。ここにしてよかった!

「もう街のほうに戻らなくてもいいや、ここでのんびり休もう。」小澤征爾似のオスピタレイロにカフェコンレチェを注文して、ぼんやりタイムを満喫する。窓際で心地よい日光浴をしながら、ほくほくした気分でココア(?ミルクにミロみたいな粉を溶いて飲む)も追加した。

で、シャワーを浴びて、洗濯をして・・・いつものルーティンをこなしてから、近くで買い出しだけして、テラスでよるごはん。キッチンがないに等しい状況だったので、タコ缶詰とトマトにドライパセリをふってサラダにしたのと、3回目のヤテコモ、フルーツ&ヨーグルトも一緒に。

ヤテコモを啜りながら庭を眺めていると、男の子がけっこうガッツリ筋トレを始めた。私は「マジか!すごい体力!」と感心して・・・うん?あれ?でも・・・頭の中で「いや、あなた、どんだけ!」とツッコミを入れる。あんなに歩いてきて、筋トレ出来る?というか筋トレしようって気になるか?

心地よさで空っぽになっていた頭の中に、すこしの間?と!がせめぎあう。

church(palas de rei)
あさの教会、なんとなく光もあかるい気がする
i could find some atelier ? & shops roadside from sarria
雨どいの真ん中、龍?
i felt good mood
なんだろう、なんかいい・・・
like a ditch
溝みたいな道
clouds looked having a fun in the big sky
空が広いと雲が楽しい
lunch(カルドガリェゴ)
念願のスープ、じゃがいもと青菜とマメ
a goose ? said something
誰かに似てる、何言ってるのかな
cafe at the albergue
併設のカフェでひとやすみ、マグカップがうれしい
garden at albergue
庭も広々、居心地よかった
dinner
ヤテコモはオリエンタル味、タコの缶詰はサラダに

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