辛いってここでしか言えなくなっちゃったな、私を拡張するつもりが大切が犠牲になっただけで、私役立たずになっちゃった。でも私が勝手に始めて私が勝手に守ってるだけだから、だれにも辛いって上手く言えない。誰も選ばないこと、誰かに選ばれたら望まれる形で姿形を作ること。まだ1年しか続けてないけど、人間を諦めたくなるのに充分なくらいには疲れた。絶望すらできない。絶望ではないのは、既に予想してた事が起こっただけだから。絶望することすら自分に許せない。優しくすることって、甘えられて軽んじられることと隣り合わせだって分かってたはずなのに。でも私は、私が良い人間でないことを知ってるから、やっぱり続けなきゃいけない。報いとして。自分の罪について考えることをやめちゃいけない。なんて、ことを、分かってもらおうなんてそりゃ無理な話だし。見返りは自分で手作りしていこう。そしてここだけは私が泣いて良い場所だ。

人を選ばないってとても難しいことだ。実際には、心の奥底では、選んではいるんだけど、そうは絶対に見せないようにすることがとても難しい。相手が目の前にいる時、どれだけ優しさを頑張って言葉を尽くす努力をしても、「自分は選ばれなかった」と認識されるだけで、全部無駄になってしまう。言葉も優しさも、簡単に忘れられてしまう。慣れたけど、慣れたからこそ動かなくなる自分の心が寂しいなと思う。そして、いつしか自分の放つ言葉がどこか空虚なものであると気づいてしまう。なんのためにやっていることなのか分からなくなる。親しさを獲得するためではなくなり、ただ相手を満足させるためだけの私として振る舞う。そしてどこかでガタがきて、破裂する。分かってくれたらいいのにな、とは思ってしまうね、辛いから、そしていつかくる「あのこの辛さを分かってあげられなかった」にムカついてしまうから。なら、今分かってよ、分かってくれないなら、私の事遠く忘れてほしい。忘れてほしいんだよ。記憶の中の私なんて、もう私じゃないもん。私だって今を生きているから、今に触れてほしいよ、と思ってしまう。無茶なことを言っているのはわかるけど。「説明すればいいじゃん」て、説明できるほどの関係性を築いてくれなかったのはあなただよ、私は、いつでも、あなたと築きたかったのに。人間、やめたいな。私がいままでしてきたこと、網羅してあげられるのなんて私しかいないし、説明できるのも私しかいないけど、途方も無さすぎて疲れちゃった。

良い人間だったら良かったのにな。