見出し画像

スマホと保護者とクリスマス

先日、社会人ダンスサークルで知り合った友人の結婚式に出席した。

式には、2組の2歳児がいる出席者がいて
今回は、そのとき感じたことのおはなし。


※登場人物
Aさん・Bさんファミリー
2組ともわたしからすると先輩にあたり、

Aさん
夫と長女とともに出席。専業主婦。
サークルは引退している。
2歳の女の子と1歳の男の子がおり、当日弟くんはお留守番。

Bさん
長女とともに出席。専業主婦。
サークル現役。
2歳の女の子がおり、サークルの行事によくその娘が登場する。(それに伴い旦那さんもよく出てくる)


***


ふたりの娘さん(A子・B子とする)とは、初対面であった。


A子ちゃんとは、会場受付ではじめまして。
こんにちはと声をかけると、サッとママの後ろに隠れるのがかわいい。
パパだっこで、花嫁ちゃんをキラキラと見つめる。
披露宴中は、余興で使われたクラッカーを持って招待客と遊ぶなどしていた。


B子ちゃんとは、挙式後の撮影時間にわちゃわちゃしているところではじめまして。
そのわちゃわちゃのときから、スマホに夢中。
披露宴の最中ももちろんスマホ。その後ロビーに移動してからも、ソファに寝転んでスマホ。
声をかけられれば顔を上げるし、ついてもくるが、動画かなにかを、マジでずーーっと見ていた。

親であるBさんはというと
花嫁ちゃん曰く、子連れであることから花嫁サイドより出演に断りを入れた余興に張り切って出演。
花嫁ちゃん余興やるんだよね?花嫁ちゃんの式ならわたし出ないとねっ!!」とわざわざ断りを断りに来たらしい。(日本語の限界w)

なお余興中は式に出席していない旦那さんが、わざわざ会場まで来て娘を見ていたらしい。。

そもそも招待時に、「B子も連れて来ていいよね?!」と言われてやむなく併せて招待したらしい。。。

仕舞いには披露宴中、周りの友人に娘を見させて、デザートバイキングに突撃……。


***


書き出すと、Bさんちょっと…という武勇伝ばかりで本題が霞んできたが、つまるところ。

子どもがその年齢にならないとわからない世界線もあるし
未就学児がスマホを使うことの是非はもろもろあるだろうから(正直デメリットの方が多いと思いますけど、、
そこについての明言は避けますが、ここで感じたことは。

2歳というとても若くて、そして同じ年齢の子どもであっても、家庭の環境次第でこうも違いが出てくるのかということ。

嫌な意味はまったくないのだけど、あえてはっきりと書くならば、子どもは大人に比べて無知だ。
社会には、たくさんの魅力的なコンテンツが溢れている。
自分と関わりを持つものが、向けられたものが、自分にどのような影響を与えるかなどということを、ほとんどの子どもは知らない。
だから、大人が守ってあげないといけない。
だいたい外から見れば、子どものいる大人は【保護者】と呼ばれるのだ。

保護者(読み)ほごしゃ
ほご‐しゃ【保護者】

〘名〙 弱い立場のものを保護する人。特に少年に対して法律上監護教育の義務を有する者および少年を現に監護する者。ほうごしゃ。

コトバンクより引用


家庭は小さな社会で、そして自分を形作るベースになりうる場所
だとわたしは考えている。
家族の関わり方やコミュニケーションスタイル、家庭でのルーティンや習慣などが子どもの発達や成長に与える影響は大きい。

言うまでもなく、この出来事は人生や生活のほんの一部でしかないから、これだけで全てを判断するのは間違っている。
それはわかっている。

しかし、2歳という大人からすれば生まれたばかりで、おんなじ年齢・性別のふたりの2歳児に、あまりの違いを感じて。
なんだか衝撃的な出来事でした。


ちなみにこのBさん、連絡してもいつも返信がものすごく遅いという。
明確な理由は知らないが、それってもしかして、いつもB子がスマホ握っているからなんじゃ…と少し恐ろしい想像をしてしまった。


***


ところでわたしはというと、
花嫁ちゃんとはお嬢と何度も遊んでもらっている間柄、且つ当日は夫が出張…ということもあり、お嬢もご招待いただき、式に出席させていただきました!

懸念はありましたが、大泣きすることもほぼなく、いい子に過ごせました。
これも花嫁ちゃんをはじめ周りの友人、先輩方が温かく迎えてくれたおかげです。

クリスマスシーズンの結婚式。
もろもろ学ぶこともありましたが、とても素敵でした💐🎄
1週間早いですけど。メリークリスマス!

この記事が参加している募集

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?