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2023年の振り返りと、24年の目標

2023年は、転換の1年でした。

年初にスマコン保険(InsureDAO)の事業から新規事業へのピポットの意思決定を行い、1年間で2つのプロダクトのローンチを行い、DEX/AMMの領域に絞ることの意思決定を行いました。

チームとしては、創業者であり、代表であったKoshi Shibaの退任があり、新たに自分が代表になりました。そして、ミッションと、バリューの策定を行い、改めて自分たちが何を成したいのか、どのような戦略で戦っていくかの言語化をおこないました。

また、拠点をポルトガルからタイのバンコクに移しました。

プロダクトとしては、DEX向けの流動性管理プロトコルのOrange Financeのローンチを行い、流動性提供しているトークンの価格下落リスクをヘッジしながら、DEXの流動性を管理するというベアマーケットのユーザのニーズに合わせたサービスの提供をおこないました。

2024年の目標

今年は、LPDfi(Uniswap V3の流動性を活用して、オプションであったり、先物を提供するサービス)へのLiquidity Manager領域にフォーカスして、2つのプロダクトのローンチを予定しています。

1つめは、Orange Finance V2で、各LPDfiへのLiquidity Management Vaultをリリースして、LPDfiの流動性提供/管理の複雑性の課題に取り組みます。

2つめは、STEMという、DEX/LPDfiへの流動性提供のアグリゲーターで、どのプールに流動性提供をするのがいいのかわからないという課題に取り組みます。

Orange Finance V2は、今月のローンチを予定しており、LPDfi業界にとって最初のLiquidity Managerになる予定です。Orange Finance V1を通じて蓄積してきた流動性管理のノウハウ、コネクションを全投下している勝負のプロダクトです。ぜひ期待してもらえると嬉しいです。

STEMは、私たちの本丸となるプロダクトであり、チームのバリューにあるような、まさにホームランを狙って出すプロダクトになります。
Orange FinanceがLPDfiを超えて、流動性提供をする全てのユーザにとっての入り口となるべく、開発を行っております。

また、今年はOrange Financeのトークンのローンチも予定しております。DeFiプロダクトの起業家として、これまで信じてついてきてくれた投資家、メンバーにトークンをもって恩返しできたらと思っています。

2024年は、昨年決めたことを淡々と実行していくフェーズになっていくと思います。LPDfiの流動性管理の領域でNo.1になり、トークンローンチ(INSUREからORANGEのトークンへのコンバージョン)を成功させます。目標は、シンプルにTVL $100M、Market Cap $1Bです。

個人的な目標は、英語のレベルをもう一段上げること、DeFiビルダーのコミュニティにもっと入っていくことです。今年は積極的にEthereumのイベントに参加して、これまでオンラインでつながってきたチームとオフラインでより密につながっていきたいと思います。

Ryskチームと主催した飲み会@東京

2024年、DeFiマーケットがブルになることを確信しています。
相場に踊らされることなく、(逆にしっかり利用して)DeFiエコシステム
にとって、必要不可欠なプロダクトを自分たちの手で作っていきたいと思います!!
引き続き、よろしくおねがいします!!

For Degen, By Degen!!


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