インプラントのオールオン4治療の流れは??

インプラントのオールオン4治療の流れは??

オールオン4とは、顎の骨に4本のインプラントを埋め込み、それらを支えにして10~12本分の人工歯を固定する治療法です。

インプラントの本数が少なくて済むため、費用や身体への負担を抑えることができます。また、インプラント埋入の当日に人工歯を装着できるため、治療期間も短くなります。オールオン4は、歯をすべて失ってしまった方や、残っている歯を残すことが難しい方に適したインプラント治療です。

インプラントのオールオン4治療の流れの詳細

オールオン4治療の流れは以下のようになります。

カウンセリング・術前検査

  • 歯科医師と相談して治療計画を立てます。オールオン4治療のメリットやデメリット、費用やリスクなどについて説明を受けます。治療に同意したら、同意書にサインします。

  • レントゲンやCTなどで顎の骨の状態を調べます。オールオン4治療では、インプラントを埋め込む位置や角度、長さなどを正確に決める必要があります。そのため、顎の骨の厚みや密度、神経や血管の位置などを詳しく調べます。

  • お口の中の型取りや咬み合わせの確認を行います。オールオン4治療では、インプラントに取り付ける人工歯の形や色、大きさなどを自分の好みに合わせて選ぶことができます。そのため、お口の中の型を取って、人工歯の製作に必要なデータを作ります。また、咬み合わせのバランスや顔の輪郭なども考慮して、最適な人工歯のデザインを決めます。

  • 手術後の仮歯を作製します。オールオン4治療では、インプラント埋入の当日に仮の人工歯を装着します。そのため、事前に仮歯を作っておきます。仮歯は、手術後にすぐに噛む機能や見た目を回復するためのもので、最終的な人工歯とは異なります。仮歯は、金属や樹脂などの素材で作られ、インプラントに固定するためのネジ穴が開いています。

インプラント埋入・仮歯装着

  • 麻酔科医が静脈内鎮静法や局所麻酔を行います。オールオン4治療は、外科手術を伴うため、痛みや不安を和らげるために麻酔を行います。静脈内鎮静法は、点滴で鎮静剤を投与することで、リラックスした状態になる方法です。局所麻酔は、歯茎に注射をすることで、手術部位を麻痺させる方法です。麻酔科医は、患者の体質や病歴などに応じて、最適な麻酔法を選択します。

  • 歯茎を切開して顎の骨に穴を開け、インプラントを埋め込みます。歯科医師は、事前に決めた位置や角度に沿って、歯茎を切開し、顎の骨にドリルで穴を開けます。その後、インプラントと呼ばれる人工歯根を穴にねじ込みます。オールオン4治療では、前歯部分に2本、奥歯部分に2本のインプラントを埋め込みます。奥歯部分のインプラントは、骨の量が少なくても安定させるために、斜めに埋め込みます。

  • インプラントにアバットメントと呼ばれる連結部品を取り付けます。インプラントと人工歯をつなぐために、アバットメントと呼ばれる部品をインプラントに取り付けます。アバットメントは、金属やセラミックなどの素材でできており、ネジで固定されます。アバットメントの形や大きさは、人工歯のデザインに合わせて調整されます。

  • 仮の人工歯を装着して噛み合わせを調整します。アバットメントにネジで仮の人工歯を固定します。仮の人工歯は、インプラントが顎の骨と結合するまでの間に使用するもので、最終的な人工歯よりも軽くて柔らかい素材でできています。仮の人工歯を装着したら、噛み合わせや見た目、違和感などをチェックし、必要に応じて調整します。

最終的な人工歯の装着

  • インプラントが骨と結合するまで3~6か月ほど待ちます。インプラントが顎の骨にしっかりと固定されるまでには、一定の期間が必要です。この期間は、個人差や体質、インプラントの位置や数などによって異なりますが、一般的には3~6か月ほどと言われています。この期間は、仮の人工歯を使用しながら、インプラントの周囲に炎症や感染などのトラブルが起こらないように注意します。

  • 仮の人工歯から最終的な人工歯に交換します。インプラントが骨と結合したことを確認したら、仮の人工歯を外して、最終的な人工歯に交換します。最終的な人工歯は、金属やセラミックなどの耐久性の高い素材でできており、天然歯に近い見た目や噛み心地を提供します。最終的な人工歯を装着したら、噛み合わせや見た目、違和感などを再度チェックし、必要に応じて調整します。

  • 問題がなければ治療完了です。最終的な人工歯に問題がなければ、オールオン4治療は完了です。歯科医師からは、インプラントや人工歯のお手入れ方法や注意点などについて説明を受けます。インプラントや人工歯は、適切なケアをすれば長く使うことができますが、定期的なメンテナンスや検診が必要です。

定期健診(メンテナンス)

定期健診(メンテナンス)では、以下のことが行われます。

  • インプラントや人工歯の状態をチェックします。インプラントや人工歯にひびや欠け、変色や汚れなどがないか確認します。また、インプラントが骨としっかりと結合しているか、アバットメントやネジが緩んでいないか、噛み合わせに異常がないかなどもチェックします。

  • インプラントや人工歯の清掃を行います。インプラントや人工歯の表面に付着したプラークや歯石を専用の器具で除去します。また、インプラントの周囲の歯茎や歯の清掃も行います。清掃後には、フッ素や抗菌剤などを塗布して、虫歯や歯周病の予防をします。

  • インプラントや人工歯の調整を行います。インプラントや人工歯に問題があれば、修理や交換、調整などを行います。例えば、人工歯が磨耗して噛み合わせが悪くなった場合や、インプラントが緩んだ場合などです。調整後には、再度噛み合わせや見た目、違和感などを確認します。

定期健診の頻度は、個人差やインプラントや人工歯の種類や数などによって異なりますが、一般的には3~6か月に1回ほどと言われています。定期健診は、インプラントや人工歯の寿命を延ばし、快適に使用するために必要なことです。定期健診の予約や費用などについては、無料相談、カウンセリングなどで歯科医師に相談してください。





インプラント、オールオン4の無料相談を行っている歯科医院(インプラント認定医在中)。お電話にてご予約可能です。

鎌倉御成歯科  神奈川県鎌倉

0467-73-8084


そめい歯科  豊島区駒込


03-5394-3718


ルナデンタルクリニック 練馬区練馬高野台

03-5933-9926


やまとむら歯科 豊島区巣鴨

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