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2024年転職Tips ~Dear 将来きっとまた転職する自分へ~【1/2】

2023年5月~2024年3月までの転職活動を通じて、私が得た転職のいろは(実例を交えて)、参考にしたもの・課金したもの、私が身をもって感じた事など、共有したいと思います。

恐らくまた転職するであろう、未来の自分への日記、くらいの気持ちで書きます。なので、口調は自分向けとなります。

転職活動を始めたばかりの方や、始めようとされている方の
参考になれば幸いです。

ちなみに、わたくしの転職ストーリーは、以下の二本です。
【転職決定】経歴弱め30代子持ちHSS型HSP (1/2)|Mint (note.com)
【転職決定】経歴弱め30代子持ちHSS型HSP (2/2)|Mint (note.com)


はじめに

自己紹介と今回の転職先です。

■自己紹介
・ 30代前半
・ 育休中(専業主婦歴 約1年半)
・ 直近は3社目で、派遣職で大学職員3年半。
・ 以前の職歴:新卒婦人服販売 1年半 ⇒ 営業事務・貿易事務 4年弱。

経歴には自信がありません。年収も、年齢平均を大きく下回ってます。

■ 転職先(4月から
・ IT業界(未経験)
・ フルリモート
・ 広報
・ 正社員

● 転職活動とは

転職活動=自分を売り込む営業活動。上手くいかなくて当然なので、焦るな。

今回の転職活動で感じたことは、転職活動とは、自分の売り込み営業。

商品(自分)が、売れそう(入社できそう)な会社を探して、アプローチ(エントリー)し、商談(面接)を繰り返し、契約(内定)をもらう。

そりゃ営業経験がある人の方が、慣れや経験があるので有利に決まってる。

そして、営業職でない人間が、営業活動をし出して、すぐに結果が出ないのは当然である。

そしてやってみて分かったけど、転職活動という名の営業は、あなたには不向きですw

・初対面の人と話すの苦手
・自分の事話すの好きじゃない
・そのくせ、伝えなきゃという想いが強すぎて、相手の話を聞きながらではなく、暗記した内容を喋ろうとする。

何回やっても、上手くはならなかった。
将来、血迷っても、営業職は避けるのが吉dayo☆

そして、だからこそ、焦らず、一人でやろうとせず、周りに頼りながら、やったらいい。

何より準備が肝心です。

● 転職が頭にちらついた時点でやること

どうなれば満足なのか=転職の軸(ゴール)設定

ここがしっかり押さえられていれば、スムーズに進む。徹底的に深堀して、時間をかける事をお勧めする!!

2023年の私は、ここがふらつきすぎて、
あれもいる!これもいる!になって、ことごとく惨敗してましたよ。
(他人の作ったホワイト企業一覧表を、本気で上から順番に受けていこうとしていたよ)
自分にとっての「ホワイト企業」を探すため、是非整理してみてほしい。

転職がちらつくという事は、何かしら現状を変えたいという想いが出てきたから。
ボヤっとした気持ちを、詳細に書き出して、自分の理想の未来を思い描いてください。

キーワードから優先順位をピックアップするのが、やりやすいかも。

キーワードは、転職サイトの絞り込みで使う条件。
年収、勤務地、業界、業種、将来性、ライフワークバランス…

ポイントは、2つ。

  1. どんな自分で、どんな生活を送りたいか、を描く。

  2. 欲張って、全てを会社に求めない。何かを取れば、何かを失う事があることを心得る。理想の自分、生活を作るのは、会社でなく結局自分。

例:
・家族との時間を大切にし、時間・余力を作る事を優先する生活…
【とる】勤務地、ライフワークバランス
【考えない】年収、業界、業種、将来性

・年収を上げ、家族や自分の為にお金を不自由なく使える生活…
【とる】年収、(付随して)業種、業界
【考えない】ライフワークバランス、勤務地、将来性

・やりたい仕事を極め、自己実現を通して家族・社会貢献を感じる生活…
【とる】業種、業界
【考えない】ライフワークバランス、勤務地、年収、将来性

大切なので強調するけど、この軸設定が本当に一番大切。
ここが固まるまでは、以降は進むべからず!ってくらい大切。

とはいえ、考えすぎて進めなくなるのが私。
なので、一旦固める。そして動き出す。
動いて違うな、と思ったら、どんどん上書きすれば良い。これを、繰り返し行う!

何かをすてる、とは書いたものの、捨てたものが必ずなくなるわけでもない。
捨てたものが、人生を不幸にするレベルで極端に無くなるのであれば、どれだけ魅力的でも、そこの企業は止めた方がいい。
(やりたい仕事だけど生活が苦しいレベルの給与や、年収は高いけど休日がほぼない、など)
バランスは大事やで。

仕事は人生の一部です。仕事に人生を支配されないように、かじ取りをするのは、自分ですよ!

● 転職活動のおともの実情

ここからは、転職活動中に必ず耳にするアレを解明。姿を知って、上手く使いこなすのがコツ!

転職エージェントとは

企業と求人者の仲介人。求人者がエージェントに情報提供・面談を行い、求人案件を紹介してもらう。

エージェントは、企業が求める求人者を紹介し、企業から報酬を得る。
(求人者の年収の15~20%ぐらい)その為、求人者は無料。

エージェントの質はピンキリ。

エージェントの仕事は、企業の採用を助け、報酬を得る事。
なので、真のお客さんは企業。
求人者はエージェントにとって、言葉を選ばず言えば、商品。求人者が企業に入社してくれる事が目的。

ビジネスモデルとして、こういう形である事は忘れずにいたい。

もちろん、エージェントによっては、求人者に寄り添ってくれる所も確かにある。同時に、企業にしっかり寄り添う所もある。
反面、露骨に報酬だけを、淡々と追うエージェントも確かにある。見極めは大事!

エージェントの使い方としては、上記の転職の軸を明確に伝えて、企業を紹介してもらう方法をおすすめする!

エージェントにとっても、求人者のニーズを引き出す手間が省けるし、求人者(自分)にとっても、効率的にしごとを紹介してもらえる。

自分で求人サイトでポチポチ探すだけでなく、サイトには出回っていないような企業も紹介してもらえる。

※求人サイトに情報を載せると、同業他社にも内容が見られる事もあるので、それを避けて、求人サイトを使わない企業も多々あるみたい!

軸があれば、エージェントに流されず、自分で判断できるので、やっぱ軸が大事。

今回の転職では、年収の低さから、求人の紹介すら断られたエージェントもあった。
年収が低い=報酬も低くなり、お金にならない人に、時間を割くつもりはないという姿勢でしょう。←そう感じた

ただ、エージェント経由で求人応募すれば、
・書類の添削
・企業情報の提供
・面談の練習
を、行ってくれる所もあるみたい。
(私はエージェント経由で、求人応募しなかったので実績はない)

なので、悪い事ばかりではないから、利用はお勧めする!

2023年の転職活動では、2社ほど登録。
うち1社の最初の登録面談では、育児との両立もあり、転職の進め方として保活の進め方や、保育園についての基本情報を教えてもらった。

結果、保活の面で、その後大いに役立ったという、たなぼた的な事もあるw
(あの人、保活アドバイザーになればいいのに。←そんな職業あるん?)

転職サイトに登録すると、企業からまたはエージェントからスカウトメールが届く。
今回も、某世界的大手企業を紹介したい、と言ってきたエージェントがあり返信したら、適当な対応だったので、質の低さを感じ、エージェント面談には進まなかった。

このスカウトメールとは、いったい何なのか。

スカウトメールとは

転職サイトに登録したての頃、たくさん届くスカウトメールに、正直気分も上々だった。

そう、今日もスカウトが30件以上、来ていたのだ。

私の心の中 ↓
「wwプスーww…ッグフw…ふーーーww 
私レベルになると、こんなに沢山スカウトされるのかあ。ま、これまで頑張ってきたもんな♪ みんな、返信できなくて、ごめんなさいね♡」

こんな具合で優越感に浸りながら過ごしていたが、実情を知り、この天狗の鼻は根こそぎ、おられてしまった。orz

まず、企業側には、サイト登録者のデータベースが見れるらしい。

・年齢 ・経験業務 ・経験者数 ・居住地 等の項目で検索し、ヒットした人たちに、一斉にスカウトメールを送るという仕事が、採用業務の一つであるらしい。
(私も、実際の求人要項で見た気がする。「求人者へのメール送付」的な、アレ。)

なので、届くメールは勿論使い回しで、求人者一人一人のプロフィールなんぞ見ずとも、数分で出来る作業との事。

その証拠に、スカウトメールの内容ってテンプレ感否めないよな☆
「あなたのレジュメを拝見して…」みたいな書き出しが多々あるけど、これテンプレな。

中には
「【候補者】さま
~~~という企業です。【候補者】さまの【経歴】という経歴に魅かれ~」

みたいなメールが来たことがある。

おい!採用メール送信担当!
忙しいのはわかるけど、せめて、メールする前に確認しいや!やっつけ仕事、あかん。

とはいえ、中にはテンプレじゃない所もある!
そういう企業は「あなたの●社目の●という業務経験は、うちで活躍できると思い、声をかけました。」みたいに書いてくれている!
そういう所も、あるはあるから、スカウトメールに目を通して、損はない。

2023年転職活動では、某日用品系外資系企業が、経歴をしっかり目を通したうえで、数回スカウトしてくれたので、応募してみたら、
書類は通過したけど、適性検査で落選し、面接まで進みませんでしたw
(でも、しっかり確認して声をかけてくれた事に好感を持ったので、ここの企業は、消費者として応援したいと感じ、商品を買うようになった。)

このように、スカウトで受けたからといって、面接までたどり着くわけでもない。

● 次転職するなら、自分に言いたい

企業側の事情を心得て

企業が採用活動を行う理由は、自分の会社(の売上)に直接的・間接的にでもプラスの存在になる人を探すため。
なので、大前提として、探している人のは

① 自分の会社に、人柄がマッチして
② 自分の会社のニーズを埋めることが出来る人。

そもそも転職するという事は、すでに出来上がっているコミュニティーに、自分が新入りとして入っていくという事。
なので、①はよっぽど社内改革が必要なsinking ship(沈んでいく船)でない限り、めちゃくちゃ大事だと思う。

例えば、
▶ めちゃくちゃ明るくて野心的、営業成績がトップレベルの人でも
物静かで、穏やかな人が多くて、または、そういうお客さんが多い会社では弾かれるし、

▶ 輪は乱さず従順、言われた指示は完璧にこなす、しごでき事務でも
バックオフィス含め、みんなで意見を出しあう事が求められる会社では、弾かれる。

その上で、企業が求人者を見るときのポイントは、ざっくりこの二点。

① 再現性
② 継続性

要は、即戦力となって会社に貢献してくれるか。と、長く働いてくれるか。

中途採用は、一から育てる枠じゃないので、基本的には、これまでやってきた事を、うちでも発揮してほしい、と思っている。

また、採用活動は、お金・時間・労力など、多くのエネルギーを使うから、簡単に辞められたら、会社は困る。なので、なるべく辞めなさそうな人を、懸命に探しているのである。

求人者は、この辺りをアピールする必要がある!

頼むから職務経歴書は使い分けて

以上を踏まえて、伝えたいのが職務経歴書は、応募する企業に合わせて、部分的に書き換えて欲しいのです。(あなた、2023年は最初の方、めちゃくちゃ使い回してましたよ。)

経験業務が複数あるから、その企業、職種に合う部分にハイライトして残りは思い切って、書かない。

自分を知って欲しいし、これまでの経歴をアピールしたくて、全部書きたい気持ちも分かるけど、書類の読み手側の立場では、情報量が多い書類って、そもそも読みたくない。何が言いたいのか、分かりにくいから。

なので、自分の主だった職種やアピールポイントは、複数個作っておき、
その企業のニーズに合ったものをカスタマイズする、という方法が、ベストである!

(ちなみに、履歴書は基本使い回しでok)

軸ずらし転職のすすめ

転職の難易度別に、
一番簡単なのが、同業種・同業界への転職。
一番難しいのが、異業種・異業界への完全未経験転職。
軸ずらし転職は、この中間。

振り返れば、これまでの転職も全てそうだけど、軸ずらし転職が、ほどよく自分の好奇心を満たし、ステップアップできると思う。


※軸ずらし転職とは…
現職から業界or業種だけ変える、という手法。
もし目指す会社/職種があれば、そこから逆算して、2回ステップを踏んで転職する、という、大転職時代ならではの方法。

例:今は教育系の事務だけど、将来的に年収を上げるべく、ITの営業をしたい!
パターン1:
現職…教育/事務 ⇒転職先:IT/ 事務  (⇒ 次の転職: IT/営業)

パターン2:
現職…教育/事務 ⇒転職先:教育/営業 (⇒ 次の転職: IT/営業)

※ちなみに、転職難易度は1<2。


前述の企業目線で重要視している
・再現性 ・継続性 を考慮すると
未経験転職ってこの両方が欠ける、という判断になり、同業他社からの転職者と職歴で比べる場面になった時、不利になるらしい。

好奇心旺盛・飽き性人間からすると、絶対的に不利で、悲しくなる現実。

だから「飽きたから、全く別の仕事したい」は、リスクが高い事は覚えておきたい。

思いのほか長くなったので、続きはまた別で書きます。

★続きのネタ(予告目次)…
2023年転職で参考にした・使用したもの
ー youtubeチャンネル
ー 使用した転職サイト・転職エージェント

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