エルデンリング#2

エルデンリングその②です。ここからが本番ですね。

湖のリエーニエ(前半)~魔術学院レアルカリア~湖のリエーニエ(後半)まで

魔術学院レアルカリアは、リムグレイブの北、霧深いリエーニエの地に聳え立っている
レナラは、その長たるカーリア王家の女王なのだ
だが、レナラ自身はデミゴットではない
彼女を捨て、女王マリカの二人目の夫となった、王配ラダゴン
その男から贈られたという、琥珀のタマゴに、大ルーンは宿っているのだよ

湖のリエーニエ

探索

レアルカリア結晶坑道で鍛石掘りの鈴玉を入手すること。

あんた、あの黄金樹を目指してるんだろう?
だったら、いい話があるぜ。あそこに行く、特別なやり方があるのさ
鉄製の乙女人形を見たことがあるか?鎖鎌や刺車輪を振り回す、けったいな自動人形だが
あれは昔は、転送の魔法装置を備えていたのさ
でな、レアルカリアの学院の中にある大水車の底に、その乙女人形が一体いてな
そいつの魔法装置は、まだ壊れていないらしいのさ
だから、わざとそいつに捕まれば
黄金樹の麓に連れて行ってくれるという話だぜ
へへへへッ…

魔術学院レアルカリア

探索

魔女ラニの名において告げる
我が母の、泥濘の眠りを侵すことなかれ
罪人よ、語り継ぐがよい
カーリア最後の女王、満月のレナラの
気高い夜の有り様を

レナラ様は、カーリア王家の女王、そしてレアルカリアの学院の統治者
美しくも偉大なる、満月の魔術師です
しかし、夫たるラダゴン様に捨てられた後、心を失くしてしまわれ
学院が王家に反旗を翻したとき、その大書庫の虜囚となったのです

そしてレナラ様は、ラダゴン様の贈られた琥珀のタマゴに縋り
許されぬ術に耽っているのです
おぞましい、産まれ直しの秘術に
御仁、覚えておいてくだされ
結びは、それが反故にされたとき、より惨たらしく壊れるのです

ラダゴン様は、赤い髪をなびかせた、英雄でございました
黄金樹の軍勢を率いてこの地を訪れ、しかし戦いの中でレナラ様と出会い
侵略の戦いを悔い、カーリアの王女たる彼女の伴侶となりました
しかし、最初のエルデの王、ゴッドフレイが狭間を追放されたとき
彼はレナラ様を捨て、黄金樹の王都に戻り、女王マリカの王配、二番目の夫となり
二人目の、エルデの王となったのです
そして、誰も知ってはいないのですよ
ラダゴン様が、なぜレナラ様を捨てたのか
いえそもそも、一介の英雄にすぎなかった彼が、なぜエルデの王として選ばれたのか

ただ、ラダゴン様には、秘密があったと聞いたことがあります
黄金樹の王都の、ある高名な彫刻家が、ラダゴン様の大彫像を作るために召し出され
秘密を垣間見たのだそうです
そして、大彫像にその秘密を隠したのだと

カーリアの城館

探索

ストームヴィルの地下にあった、異形の躯ですか
あれは遺物なのですよ。黒き刃の陰謀、そう呼ばれる凶刃の夜の
古い黄金樹の盛期、まだエルデンリングが砕ける前
何者かが、黒き剣のマリケスから死のルーンの欠片を盗み
冷たい夜に、黄金のゴッドウィンを殺したのです
それは、歴史上はじめてのデミゴッドの死であり
エルデンリングが砕け、破砕戦争が起こる、その切欠になったと言われています
私は元々、学者志望でしてね、その陰謀をずっと調べているんです
現状の世界の歪み、それを正そうとするなら
その契機を知る必要があるのではないか、とね
まあ、お陰でこのあり様ですけどね
貴方も注意してください。あの躯に、触れすぎないように

これは、まさか黒き刃の刻印ですか!
まさか貴方が、手に入れられるとは…
以前お話しした、黒き刃の陰謀の夜…
その実行犯は、永遠の都の末裔たる、暗殺者だと言われています
姿隠しの衣を纏い、銀の鎧に身を包んだ、女性ばかりの一団であったと
そして彼女たちの武器、黒き刃には、儀式により死のルーンの力が宿っていたと
お願いです。それを私に、一時預けて頂けませんか
時間をかけて、調べてみたいのです
欠片とは言え、死のルーンの力を宿すためには、それなりの儀式が必要です
そして儀式の刻印は、その主の痕跡を、どこかに必ず残すもの…
まして私は、半ば死に侵された身。きっと見えるものがあるはずです

それに、儀式の主、つまりは陰謀の夜の主犯も、見当がつきましたよ
月の王女ラニ。王配ラダゴンと最初の妻レナラの、子供たちのひとり
将軍ラダーン、法務官ライカードの兄妹たるデミゴッド
刻印には、彼女の名が隠されていたのです
貴方には、感謝します
そして、不躾なことを願ってもよいでしょうか
月の王女ラニが、陰謀の夜の主犯ならば
彼女の身体には、運命の死の呪痕が刻まれているはずです
それを、手に入れてはもらえないでしょうか?
それで、すべて分かると思うのです。私がずっと追い求めた答えが

次はケイリッドとシーフラ河に行く。


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