2018年4月期ドラマ感想

2018年4月期ドラマが終わりました。視聴していたドラマについてメモ的に、テレビ局別につらつらと。Twitterで下書きしていたので、文章ぶつ切りです。

圧倒的な強さを見せつけたテレ朝

個人的にはテレ朝が圧勝したクールだたと思っています。視聴率ではシリーズものの『特捜9』『捜査一課長』だけでなく新規の『 #未解決の女 』が手堅く平均二桁をキープ。かってない安定感。そして深夜ドラマもテレ朝はすごかった。『 #おっさんずラブ 』『 #家政婦のミタゾノ 』が視聴熱と話題をさらっていく、とにかく隙がない……。どのドラマも続編を希望する視聴者が多く、またテレ朝のコンテンツの充実したのではないでしょうか。

ちなみにですが、2018年度1月期ドラマではダークホースだったのは『 #隣の家族は青く見える 』でしたが、2018年4月期であげるなら『 #おっさんずラブ 』になります。(あくまで個人的な意見です、あとどっちにも眞島秀和さんがでてる)

難しい原作付ドラマを脚本で魅せたTBS

ほとんどオリジナル脚本のテレ朝にたいして『 #花のち晴れ 』『 #あなたには帰る家がある 』『 #ブラックペアン 』と全て原作ありで勝負したのが今回のTBSでした。しかし2018年の今にあわせ連ドラ用に原作修正したところ、舵がきかなくなったのかと思うところがしばしば。ただ、『花のち晴れ』はどんどん神楽木が魅力的に見えるようになるし、『ブラックペアン』は主題歌合わないなーと思って見ていたら最終回ではすごくしっくりくるという……この終わりに向けての長期的な仕掛けというのはさすがでした。

個人的に合わなかった日テレ

『正義のセ』『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』『崖っぷちホテル』、どれも途中で脱落しました。途中途中で見ることはありましたが、語れることがない。ストーリー的にどこかで見たことあるような感じで、なぜ今これ?みたいな……7月期に期待です。

試合に負けて勝負に勝ったフジ

#コンフィデンスマンJP 』『シグナル』『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』というラインナップだったフジ。私は外国舞台の作品を日本におきかえた話が苦手で、『コンフィデンスマンJP』しか視聴していませんでした。コンフィデンスマンは一話完結なのに全部見ることでより楽しめる時系列の仕掛けとキャスト達の楽しそうな笑顔にやられました。映画とか本当にあるのかな……年末年始とかの二時間スペシャルとかでやってくれないかな。他の二作品も評判よくて未視聴なのを後悔。視聴率とかでは他局に負けた形ですが、今後のドラマに期待させるという点では他局に勝ったのではないでしょうか。

役者を活かすテレ東

テレ東は『 #ヘッドハンター 』と『 #執事西園寺の名推理 』を視聴していました。深夜ドラマは未視聴です。キャストがどちらも渋い。話題性とかでなく、本当にそのドラマにあった役者さんを選んだのが物語に厚みをもたせていました。特に西園寺の方は上川隆也さんが執事役はともかく、そこに仕える主人に八千草薫さんとい人選。若い女性や子どもではなく、上品な老婦人を護るという構図は正統派な執事をみさせてもらったという満足感があります。


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