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好きな理由

昨日この文章を書いていたけれど、何かふわふわしてるなと思って投稿せずにいた。
でも、これもリアルじゃん、ふわふわも私やん、何綺麗にまとめようとしているんだと思って、投稿することにした。

ぐるぐる、ふわふわ、もやもや、チカチカ。

この1年、長野が好き。
前から好きだったけれど、両親の田舎が山梨だったこともあり山梨に愛着があり、それより先に足が向くことがあまりなかった。

長野好きに拍車がかかったのはこの1〜2年のこと。
心がけ疲れている時に通っている、とある喫茶店で使用されているグラスが長野県在住の前田一郎さんというガラス作家さん。
前田さんの作品に魅せられ、取り扱っている現地のお店に作品を購入しに出向いたり母の希望で旅先として行ったりしているうちに、虜になっていった。

何がいいかって、広くて自然たっぷりな上に人がいない。笑
高速で移動していると山梨を超えたあたりから車の数が圧倒的に減り、現地も洗練されているのに人が少なくて、気候も良く過ごしやすい。
ご飯も、私好みだし、美味しい。

先日、梅雨入り前ギリギリで前の職場の同僚と一緒に小諸市に行ってきた。
異動したばかりで色々疲れてしまい、母と一度行って気に入った「ジオヒルズワイナリー」にいく目的に。

やっぱり、よかった。
風が通る、開けていて気持ちの良い景色が広がる、丘の上にある知る人ぞ知るワイナリー。
ベトナム人の奥様がいらっしゃるということもあり、振る舞われるとても美味しいベトナム料理にも癒された。

そういうところに行って心が洗われる私が、人が多く刺激の多い環境でストレスを感じないわけがない、ってことか。
本当に心が疲れている時に欲している場所、あの喫茶店や長野へ訪れるってことから、自分の深層心理が見えてくる感じ。。

ここのところ数年間、ずっと、いつも無理しているから心が満タンですぐに溢れてきそうな気持ちを、自然(=人口密度が低い場所)の中で癒すということを繰り返していた。

転職前は、職場の人と休日に遊んだり出かけていたのに、(コロナ禍というのもあったけれど)休日に職場の人と会うこと自体にストレスを感じてしまっていた私。

前はこんなんじゃなかった、もっと心に隙間があって、同僚とご飯に行ったり飲んだりしていたのにな、という気持ちを抱えながら、自分の心の余裕のなさと比例して溢れてくる辛さ、悲しさ、忙しさにかこつけて、何故そうなのか自分の気持ちをフラットにみることができていなかった。

数年前から、無理をしていたんだな。
無理をすることは当たり前なのかもしれないけれど、それが改善されず、異動しても変わらないことが分かって、3年目の始まりで弾けそうになった、ということなのかも。

つまり、頑張ろう頑張ろうとしていたことで、自分に対して負荷をかけてしまっていたってことなのかもしれない。

長野が好きな理由から、自分のことを見つめる。
これからのこと、向き合ってしっかり考えていきたい。

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