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【日置市100人カイギ】0.1%から始まる物語

日置市の人口が約5万人として、イベントの参加者は57人。市の人口の約0.1%の人数がここに集まった。規模としては小さくとも、ここで生まれた熱量は確かに街の希望を照らしてくれたと思う。

ここから始める、ここから始まる。0.1%を何度も積み重ねることでしかないと思うから。

きっと大成功と言って良い2時間

令和6年2月10日、日置市100人カイギの第1回を開催した。会場のキャパを考えると30人程度が集まれば妥当と考えたものの、申し込み多数で締め切らざるを得なくなり、結果的には当日57人の方々が市内外から集まった。(ちなみに、100人カイギは100人で行う会議ではなく、5人のゲスト(登壇者)が集まる会を20回実施することで、合計100人のゲストが集まることをコンセプトとしている)

運営としてはまだまだ改善するところはたくさんあるが、めちゃくちゃ素敵なプレゼンをしてくれたゲストの方々、最高のガヤとリアクションで盛り上げてくれた参加者の皆さん、最初にこの場の雰囲気を整えてくれた永山市長、開催の1時間前に音の空間演出をしていただくことが決まった(というか無茶振りに対応してくれた)®︎uSk the DJさん、素敵な場所をお貸しいただいたponoさん、圧倒的なプロの力で会の空気を作ってくれた司会のあいかさん、色んな方のお力を経てこの会はめちゃくちゃ良い時間になったと胸を張って言える。

ゲスト1人目:サキガケ日置市(移)民 イム

一番最初は、僕自身がゲストとなり登壇することにした。正直僕は誰かの前で話すこととか死ぬほど苦手で、毎回ゲボ吐きそうになる。けれども、これから始まる20回の日置市100人カイギの方向性を示すためには僕自身の言葉で伝える必要があると思った。

プレゼン資料にて

知り合いからは「震えてたね」と言われた。そうだよね〜と思いながらも「めちゃくちゃ良かったよ」とも言ってくれる声を信じて、これからも僕は震えながら動きまくるんだと思う。

ゲスト2人目:プラスチックの人 オカピさん

僕と同じ、日置市の地域おこし協力隊である「サキガケ日置市(移)民」のオカピさん。プラスチックゴミの再利用を活動の軸としている。「プレシャスプラスチック」というプラごみ再利用を目的としたグローバルなコミュニティがあり、プラスチックの基礎知識や機械の作り方などをオンラインで無料で公開しているんだとか。

プレゼン資料にて

オカピさんは僕のことを見て「そんなに頑張れないわ〜」的なことを言うんだけど、僕からするとオカピさんは人生をプラスチックに全振りしてて、普通じゃ真似できない領域にいると思う。(好きなことだから頑張ってると自分で思っていないだけなんだろう。)

今度の2/23(金・祝)には、海洋ゴミを楽しく学ぶカードゲーム体験会をやるとのこと。僕も参加します。

カードゲーム体験会

オカピさんアカウント:https://www.instagram.com/okapi.plastic

ゲスト3人目:戦国バンドマン 重水さん

日置市を象徴する人として欠かせないのがこの方だ。スキンヘッドかつ甲冑姿が印象的だが、圧倒的な熱量と勢い、それでいて死ぬほど腰が低い人格者でもある。

プレゼン資料にて

大人から子どもまで笑いをかっさらうトークで参加者を惹きつけながらも、その熱さに込めた思いと市役所職員としての先進的なメタバースの取り組み紹介まで濃厚なプレゼン。

スライドのページ数が63あって、「これ10分におさまりますか?」と聞くと「キッチンタイマーを毎回用意するんで大丈夫です!」と回答いただいたが案の定越えまくった笑
でも司会が止めたいと思えないくらい会場の空気を作ってくれた重水さんには感謝しかない。僕は重水さんとなら日置市にたくさんの面白い未来を呼び寄せられそうだとワクワクしている。

ネオ日置:https://neohioki.hiokito.jp
ひおきと:https://hiokito.jp/

ゲスト4人目:アミューズメントポーカーハウス鹿児島TRUMP オーナー macotoさん

ポーカーってちょっと悪そうな印象が先行してしまってる中、競技としての、コミュニティとしてのポーカーの魅力をたくさん語ってくれたmacotoさん。実はポーカー界隈には戦国をテーマにした大会もあるらしい。戦国島津を推している日置市との親和性も結構あるのではないかと「街づくりにおける可能性」も話してくれた。

プレゼン資料にて(忙しいとのことで一部手伝った笑)

実は僕も半年くらい前からポーカーに行くようになったが、当初と印象がまるっきり変わった。実はポーカーは「確率」を踏まえながら最適な打ち手を思考するマインドスポーツでもある。ここにさらに心理戦の要素も入ってくる。ゲーム自体はシンプルで覚えやすいが、思考を深める沼要素も十分なので、これはきっとどんどん広がっていく市場だと思う。
macotoさん。日本初の街おこし文脈でのポーカー大会を、ぜひ日置市でやりましょう!

ポーカーに興味があっても、ちょっとハードルを感じる方はmacotoさんに直接ご連絡してみるのもありかもしれません!

アカウント:https://www.instagram.com/macoto_trump

ゲスト5人目:鶴丸高校2年生 吉満くん

大トリをお願いしたのは高校生の吉満くん。このイベントは、すでに街で活躍している人の中に、これから新しいことに取り組む「挑戦者」としての枠を設け、同じ舞台に立ってもらうことを意識している。

日置市若者未来会議という別のイベントで彼が描いた、「誰でも主役になれる日置市」というビジョンを実現するための手法として、NOROSHI STREET FES(ノロシストリートフェス)という路上パフォーマンスを軸にしたフェスを開催することを決意。演者も場所も未定。理想は伊集院駅のそばだが、許可どりもこれから。プレゼンは普通に僕より上手くて感心してしまった。

プレゼン資料にて

彼がこのイベントに出て良かったのは、それを見る参加者の大人たちが彼のプレゼンを見て応援する動きを沢山してくれたことだ。彼のような志を持つ人を応援する大人が沢山いる街で良かった。

吉満くん、絶対に成功させよう。そして遠慮せずに大人を沢山巻き込んでいこうな。

フェスアカウント:https://www.instagram.com/noroshi_fes

最高のチームと共に

嬉しかったのは、参加された方から「すごく良い運営チームだね」とチームが褒められたことだ。僕からすると、最高に良いチームメンバーに恵まれたとしか言えない。

左:れふとくん 真ん中:あいかさん

大学院生 れふと。くん

実はこのイベントの1週間前まで大学院の修論という佳境の中このチームに入ってもらい、基幹となるイベントの設計に携わってくれた。彼がいなかったらイベントは成り立っていなかったと思う。チームの要だ。(僕はマジでイベントとかやったことないのでめちゃくちゃ助かる)。イベント当日も機転を利かせながら司会として立ち回ってくれた。

れふとくんに声をかけて良かった。イベント面では頼りっきりになっちゃうけど、これからもたくさん頼らせて〜!!

鹿児島タレント あいかさん

イベントをするにあたって司会が要だと学び、日置市にゆかりのある方として教えてもらったのがあいかさん。事前の打ち合わせから、気さくにお話ししていただき、ぜひぜひとご参加いただけることに。イベント当日は、そのプロとしての力をまざまざと感じさせてくれた。正直、あいかさんがいなければここまでの満足度はつくれなかったと思う。

あいかさん、めちゃくちゃ助けられました。もはやあいかさん無しにこのイベントは考えられないです…!今後ともよろしくお願いします!

左下:とも 左上:みゆさん

AIエンジニア とも

彼とは完全に同級生で、この前XRのイベントで久々に会った。一見すると頭のおかしな人感が凄いんだが、ChatGPTを活用しながらこのイベントの裏側を徹底的にサポートしてくれた。フォームから機材の準備、公式サイトの更新まで。日置市100人カイギだけの特設サイトを作ろうという話をしている中でも彼は「楽勝、楽勝!」とか言って取り組んでくれる。テンションが常に高く、チームのムードメーカーは間違いなく彼だと思う。イベントの際もマイクの不調に見舞われながらも、ベストを尽くして会をスムーズに進めてくれた。

ともと一緒にプロジェクトできて楽しいよ。これからも面白いものどんどん作ってこう。(あと交通整理してくれたお母様、マジでありがとうございました。)

最強助っ人 みゆさん

当日の午前にチームで最後の打ち合わせをする中で、「あれ、これ人足りなくないか。」と呆然し緊急で連絡して手伝ってもらうことになった同級生のみゆさん。受付からの細かい対応など来てくれなかったら完全に詰みだったのでめちゃくちゃ助かった。イベントが終わって「もっと地元が好きになったなー」って言ってくれたのが嬉しかった。

これからチームとしても入ってくれてありがとう。この会を通して今後どうなっていけるとワクワクするかまた今度話そう!

まずはこのチームから、どんどんイベントを盛り上げていきたい。

次回開催が、とんでもないことに。

第2回は湯之元のKOBIRA新本社で開催される。
3/17(日)の朝10時からスタートだ。

KOBIRA新本社(湯之元)

開催にあたっては小平株式会社の代表である小平さんにめちゃくちゃお助けいただいているのだが、ゲストとしてとんでもない方達に繋げていただいて頭が混乱している。マジでビビる。第1回とは雰囲気が変わりそうだが、とんでもない2時間になることは間違いない。

公式発表は随時、公式インスタグラムで行われるのでぜひその情報解禁を待って欲しい。

ここからあと19回。なんだか楽しい未来しか見えない。最高のゲストと、最高のチームと、最高の参加者といっしょに、日置市に最高のコミュニティを作っていきたい。

司会のれふとくんに無茶振りされて、エアギターポーズをしている永山市長(優しい)
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