イムさん

「街の企画屋」Branding × Entertainment / 楽しさを起点に企画…

イムさん

「街の企画屋」Branding × Entertainment / 楽しさを起点に企画を考えます。/ 鹿児島県 日置市 地域おこし協力隊(副業形態) / 日置市100人カイギ キュレーター / 鹿児島・東京・香川の3拠点で仕事 / Planner / Director

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日置市で「100人カイギ」始まります。

8年前、僕は日置市を出た。東京で仕事をするために。 地元に残っても面白いことなんて出来ない。挑戦とか成長とか、そんなことが自分の街でできるとは1ミリも思わなかった。 でも、そんなことは思い込みだったと今は強く思う。当時はそうだったとしても今は違う。近年は、地方に(ちょっと変で)最高に面白い人たちが集まってきている。日置市はまさにその一つと言える。今がまさに変わり目。最高に面白いタイミング。 この面白い活動をしている人たちを、もっと市の中の人にも外の人にも知ってもらいたい

    • そこに未来があった【第3回 日置市100人カイギ】

      2024/04/14(日)、日置市日吉町にある日日novaにて、第3回日置市100人カイギを開催した。 毎回色の異なる日置市100人カイギ。第1回は市の職員や地域おこし協力隊が主で、第2回は第一線で活躍する経営者が主、そして第3回は比較的若手が主な登壇者となった。 自分の価値観に向かってまっすぐ進むゲストたち。何だかちょっと眩しくて悔しくもなる気持ちもありながら、僕は今日来てくれたゲストとプロジェクトができたならどんなに楽しいだろうと勝手に妄想していた。 ゲスト1人目:

      • 始まりはいつも、ひとりの志から。

        2024年3月31日、日置市役所横の中庭にて、NOROSHI COMMUNITYが開催された。 NOROSHI COMMUNITYに関してまだご存知でない方は是非こちらをご確認ください。 数ヶ月前、1人の高校生が決断したプロジェクト。「日置市100人カイギ」でこれから始動させたいプロジェクトを多くの人の前でプレゼンした。 そこからこのプロジェクトは大きく動き出したように思う。プレゼンを聞き、彼の想いに共感した多くの大人から「応援するよ」「協力するよ」と声をかけていただい

        • 高校生、路上パフォーマンスの場をつくる。

          今週の土曜日、2024年3月30日に高校生がイベントを開催する。 その名も「NOROSHI COMMUNITY」。 「誰でも主役になれる日置市」を目指す彼は、誰もが気軽に自己表現ができる場を作ろうと考え、「路上パフォーマンス」ができる場を作ることにした。 詳しくは以下の記事にて当初の想いを記載している。 元々は「フェス」としての位置づけをだったが、「誰もが気軽にパフォーマンスできるようになってほしい」「今後も継続するようにコミュニティとして残したい」という思いから「NO

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        日置市で「100人カイギ」始まります。

          まだ見ぬ仲間たちへ【第2回 日置市100人カイギ】

          2024/03/17(日)、日置市湯之元にあるKOBIRA新本社「HARBOR」にて、第2回日置市100人カイギを開催した。 今回は、小平株式会社の代表である小平勘太さんのご協力もあり、アウトレイジばりのかなりツヨツヨな方にゲストとしてご登壇いただいた。 さすが百戦錬磨の方々なので、プレゼンでは会場全体が引き込まれ、かなり刺激的な2時間を過ごすことができた。 参加者のアンケートでは、以下のような感想コメントをいただいた。 小さくとも確実に、火が起きた瞬間だったと思う。

          まだ見ぬ仲間たちへ【第2回 日置市100人カイギ】

          日置市100人カイギが、新聞掲載&ラジオ出演に!

          第1回の日置市100人カイギを経て、各所から反応を沢山いただきました。個人のメッセージはもちろんのこと、いくつかのメディアにも掲載やお声がけいただいたり。 とてもありがたいことなので、ここでちょっとだけご紹介させてください。 ※日置市100人カイギについて初見の方は、以下の記事をご確認いただけると嬉しいです。 ↓コンセプト紹介↓ ↓第1回レポート↓ 南日本新聞への掲載鹿児島県民に親しまれている地方新聞の「南日本新聞」に掲載していただきました。 ありがたや、ありがた

          日置市100人カイギが、新聞掲載&ラジオ出演に!

          皆もっと、「児島」の魅力に気づいた方が良い。【岡山県視察】

          2024年3月2日、岡山県の児島で視察ツアーがあった。 ガイドをしてくれたのは、りょうちんさん。各所に調整いただいたおかげで濃い1日を過ごすことができた。 1日の流れは以下。 正直なところ、これまでの僕なら友人と旅行をする際にあえて「岡山県」を挙げることはあまりないと思う。岡山県を旅行をすることがあったとしても分かりやすく観光地となっている「美観地区」を選ぶ。だからこそ「児島」自体への期待値はそこまで高くなかった。 でも、そんな自分をぶち殴りたくなるくらいの最高な体験

          皆もっと、「児島」の魅力に気づいた方が良い。【岡山県視察】

          追悼の意を込めて

          あれから、ほぼ一年がたった。この記事は正直書くか迷ったし、この記事を自分のSNSでシェアしようとも思わない。ただ、一年たった今、自分の中の一つの区切りとして整理したくてこのnoteに書いている。分かる人にだけ共有できれば良い。 約1年前、親友が亡くなった。親友といいつつもいつも隣にいるような仲でもない。ただ、3ヶ月に一度、僕らは数人で自分たちの人生やこれからの未来を話し合った。誰にも傷つけられないこの空間で、裸の気持ちを見せ合った。自分の希望も絶望も弱いところも全部共有し合

          追悼の意を込めて

          地域の「創造的風土」をつくる街歩きツアー

          2024年1月14 日、鹿児島県の日置市とUoC(博報堂が運営する研究機関 UNIVERSITY of CREATIVITY)が地域創生に向けた包括連携協定を締結した。 ここで言及されているiCモデルに関して、今回のツアーと関わってくる考え方であるため、まずこのモデルについて紐解いていきたい。 『創造的地域風土』を高めるiCモデル公式サイトの説明は、このように記されている。 このモデルでは、いつもの「日常」と、何か新たな挑戦をする「非日常」の間にある、「汽水域」と呼ばれ

          地域の「創造的風土」をつくる街歩きツアー

          【日置市100人カイギ】0.1%から始まる物語

          日置市の人口が約5万人として、イベントの参加者は57人。市の人口の約0.1%の人数がここに集まった。規模としては小さくとも、ここで生まれた熱量は確かに街の希望を照らしてくれたと思う。 ここから始める、ここから始まる。0.1%を何度も積み重ねることでしかないと思うから。 きっと大成功と言って良い2時間令和6年2月10日、日置市100人カイギの第1回を開催した。会場のキャパを考えると30人程度が集まれば妥当と考えたものの、申し込み多数で締め切らざるを得なくなり、結果的には当日

          【日置市100人カイギ】0.1%から始まる物語

          なぜ三豊に人が集まるのか?

          私は今、香川県三豊市のブルワリーの立ち上げを手伝っている。そのため三豊の街によく訪れる。 最初に関わっていた頃は知らなかったが、この街は「何やら人が集まる面白い地域」として注目を集めているようだ。 私が活動している鹿児島県日置市でも、香川で少し手伝っているという話をしたら「三豊?」とすぐに名前が出たほどに県外へも認知されている。 せっかくこの三豊に関わっている私としては、なぜこの街に人が集まっているのかを考え、学び、少しでも日置市の動きに活かしていきたいと思う。 ※又

          なぜ三豊に人が集まるのか?

          香川県三豊市にクラフトビールのお店ができる。

          「俺、香川県でブルワリー作るんだよ」 久々に東京で会った友人が、お酒の席でそう語った。 これまで見たことないようなイキイキとした目をしている彼を見て、その週の土日に香川に訪れ、立ち上げに関わることにした。 自分がこれまで携わってきたブランディングという視点を活かしながらどのようにブルワリーの立ち上げに関わってきたか、これまであまり話すことはなかったが、改めて言葉にしながらこれからの展望も話していきたい。 関わり方①:ストーリー設計人の心を動かすのは、常にストーリーだ。

          香川県三豊市にクラフトビールのお店ができる。

          街の人は、街の価値には気付けない。

          「え、日置市の街灯って可愛くない??」 そんなことを言われて、新しい目線で街を眺める。 当たり前の景色、当たり前の日常に潜む価値は、中の人では意外と気付けない。 ーーーー 先日、鹿児島市にいる2人の友人に、日置市のおすすめスポットを巡る旅・ツアーをした。 想定していたルートはこちら。 個人的に連れて行きたいところばかりをピックアップしたものの、寄り道ばかりでほぼこの予定通りにはいかなかった。 しかし、この寄り道こそが多くの気づきを与えてくれた。 今日は、これを

          街の人は、街の価値には気付けない。

          「吹上浜」を日本で1番有名な砂丘に。

          「日本三大砂丘と言えば?」 そう聞かれたら、多くの人は「鳥取砂丘」を思い浮かべるだろう。僕だってそうだ。 地元、鹿児島県の日置市には吹上浜がある。日本三大砂丘の一つだ。長さ47km、広さ1400haであり、日置市・いちき串木野市・南さつま市の3市にまたがっている。 日本三大砂丘という誇らしい称号があるにも関わらず、鹿児島県外の人からの「吹上浜」への認知は無いに等しい。 地元の人から愛される吹上浜。県外の人に知ってもらうためにできることはもっとあるはず。魅力の届け方があ

          「吹上浜」を日本で1番有名な砂丘に。

          街を変えるのは「何者」か?

          「おまえは一体何者なんだ」 そんな問いを自分自身に問いかけることが増えました。 正確には「どんな人として街に関わろうとしているのか」かもしれません。 「地域おこし協力隊」「鹿児島・東京・香川の3拠点仕事」。そんな少しキャッチーな言葉に隠れて、僕自身の「役割」は未だ定義できていません。 そんなに簡単に定義できるものでも無いかも知れません。 それでも人生の岐路となったこの年に、そんな年の瀬だからこそ、少し考えてみようと思います。 「風の人、土の人」「風の人、土の人」という

          街を変えるのは「何者」か?

          今日、自分は満足に生きれたか?

          みなさん、こんばんは。 イムさんです。 鹿児島県の日置市で地域おこし協力隊をしながら、東京、香川と、エリアを跨ぎながら仕事をしています。 毎晩夜になると、なんとも言えないような感覚に襲われます。 「今日、僕は何か意味のあることをしたのか。」 「何かを積み重ねることができたのか。」と。 SNSやショート動画を見て、ついつい長い時間を過ごしてしまった日の夜は、今日を取り戻そうと夜更かしをしてしまう。 「あれ、今日僕は何してたっけ?」 毎日を振り返るチェックリスト先日、あ

          今日、自分は満足に生きれたか?