見出し画像

どうしても自由になりたい理由

振り返れば、私も枠組みにハマるのが苦手だった。

中学時代、女子の好き嫌いに巻き込まれ、不良と陰キャがごちゃまぜになっていた公立中でのヒエラルキーに、根はまじめだけど仲良くなりたいのは不良の子たちのノリだったわたしは、疲れてしまった。

授業中は永遠に寝ていたけれど、テストは当たり前のようにこなしているようで、ちゃんと勉強していた。

机を合わせて食べる給食の時間が苦手で、給食も毎日寝ていた。

高校時代、クラス内外で友だちの輪を広げた。

男女関係なく付き合い、クラスの中では陰も陽も関係なく、みんなと仲良くなるように努めた。話してみればそれぞれがいい子でストーリーがあり、面白いなと思った。みんなの志望校をエクセルにまとめて、ニヤニヤしてたのが懐かしい(笑)

一方で授業で座らされて、緊張感に晒されているのがどうしても苦手で、自分が納得いく理由がなければ授業に行かなかった。

私も何かどこかに「所属」することは、安心感を覚えると同時に、すごくすごく苦手だったのかもしれない。

どこかで決められたことをするだけ、受け入れるだけの生活に、すごくすごく息苦しさを感じるタイプだったのかも。

人と同じことをするにも、自分で納得しないとスタートできない。その反面、「この人面白い!」と思うことが多く、一人ひとりとかかわってみたくて、枠の中で生活している「人」の「本当のストーリー」に興味がある。

これが、私の、自由になりたい理由かもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?