何かを「仕事」にするために必要なのは。あるいは「肯定」と「共感」の話。
ぼくは仕事をする上で、自分の興味関心をエンジンに使っている。
興味関心は自分の「学び」にとても役立つエンジンだけど、「仕事」にするにはそれだけでは歪になってしまう。
「顧客ニーズ」×「自分の興味関心」=仕事(自社への貢献)
上記の様に、「仕事」にするためにはニーズと興味関心が重なり合う所が大切なんだと思っていて。
図だとこんな感じ。よくある。
重なり合うところを見つけるのに、顧客との面談や、戦略策定でのヒアリングはとても役に立っている。
そこには顧客の課題やニーズがたくさん埋まっている。
意外だったのがTwitter。
長野在住なので、リアルでの面談は数的限界があるけれど、Twitterで目に入る様々なやり取りはそれを補完してくれる。
リアルやネットでニーズの熱量をじーっと見つめ、「今だ」と思ったら仕事にする。
ニーズを無視すると共感を得られないことが多い。
提示内容やサービスが正しければ、たぶん「肯定」は得られる。
でも、肯定ではあまり人は動いてくれない。
「いいね」と言ってくれるだけだ。
ニーズへの接続は「共感」を得るための取り組みに近い。
共感した人たちは動いてくれる。
もっと話を聞こうじゃないかと。
何かを「仕事」にするために必要なのは
「肯定」ではなく、
「共感」なのだと思う。
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蛇足として
このブログを書き終えて、「どこかで似た手触りを読んだ記憶があるな…」と調べたらオムロン竹林一さんの講演テキストでした。
『オムロン竹林一さんに聞く、心理的安全性とイノベーション』
竹林さんの講演、めっちゃくちゃ面白いので、ぜひ読んでみてください。
めちゃくちゃ面白いです。(二度言う)
あんまり面白いので、興奮して書いたブログがこちらです。
竹林一さんの講演テキスト、読み返してもやっぱり面白いなあ。
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