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ハラさんのツイートから宮崎駿・鈴木敏夫、最後は自分の大学時代につながった話

デザインスタジオ・エルのハラヒロシさんのツイート

ある朝、デザインスタジオ・エルのハラヒロシさんのツイートを見て、「いいこと言うなあ…」と思いました。

日々いろんな情報を浴びているけど、
・自分にもできそう
・今すぐできそう
と思ったらためらわず試してみる。そこにすぐ火がつくようなサイクルにする。
自分は特殊な技術持ってないので、これまでずっと「まずはやってみる」で地道に小さな成功体験を積み重ねてきただけ。これからもそう。
(デザインスタジオ・エル ハラヒロシ)

ぼくは2年前からかなり意識的に「ハラさんの仕事の仕方」に耳を傾け、できることは実践している。中でも「まずはやってみる」「地道に積み重ね」は超絶役に立っている。

あのハラさんが「才能タイプではない」と思って、地道に日々を重ねているのに、何で自分が積み重ねないでいられようか。(反語)

過去を話さない宮崎駿や鈴木敏夫

そういえば、ずいぶん前から宮崎駿や鈴木敏夫がインタビューなどで「お互いに過去の話を一切したことがない」と言うのを見ては、超人はそんなものなのかな、すげえな…と不思議に思っていた。

”僕は、人間の生き方には二つしかないと思っています。一つは、目標を定め、それに向かって努力する生き方。もう一つは、目の前のことをコツコツやりながら、そこから拓けていく未来を楽しむ生き方。僕たちは間違いなく、後者です。過去のことは思わない。未来に何が待っているかも考えない。今のことだけに集中する。その方が絶対にいい仕事ができます。”
(スタジロジブリ 鈴木敏夫)

枷としての自負や自意識

比べるのもおこがましいけれど「何かを成し遂げた/何者かである」の自負や自意識は、新しい何かを始めるのに邪魔なことこの上ないと最近気づいた。

「自分は足りてない/持ってない/出来てない」と認識があるから、「まずはやってみる」を実行できる。逆に、根拠のない自意識や自負は足を止める枷になって、すごく邪魔。進まない。

「まずはやってみる」を見よう見まねで続けていたら、余計な枷がなくなってとても快適。という副産物も発見した話。

大学時代の体験

「『まずはやってみる』を続けていたら、余計な枷がなくなってとても快適」の体験、覚えがあるな…と記憶を振り返ったら大学時代だった。

”最初、ぼくは「ありがとう」となかなか言えなかった。卑小な自我が邪魔をした。でも、ぼくが欲しいものはぼくを守るためにむやみに束縛する自我なんかじゃなくて、うれしい気持ちを伝えるための「ありがとう」という言葉だったから、そんな鎧は丸めて捨てた。気分がよかった。”
(JBN 稲田英資)

ぼくはいつも同じテーマをずーーーっと考え続けている。
たぶんそれがぼくの性格だし、方法論なのだと思う。

ハラさんのツイートから宮崎駿・鈴木敏夫の話を思い出し、最後は自分の大学時代の体験につながった話。でした。

一つのツイートから紐がするするとつながるような感覚がたまにあります。そういう機会がぼくはけっこう好きです。

稲田英資について

株式会社JBNで戦略策定とWebマーケティング支援を担当しています。
BtoB企業の成果に貢献するWeb活用について、Twitterで日々ツイートしていますので、よかったらご覧ください。


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