見出し画像

内田也哉子さんの謝辞。すごかった。

『内田裕也お別れの会』での也哉子さん挨拶。
ニュースステーションが長尺で流してくれた。

何げなく見ていたが、ぐいぐい引き込まれる。

まるで一つの完成された詩を、または舞台を観ているかのようで。

こんなに引き込まれたのはここ数年で一番の出来事かもしれない。ノーカットで観たい。

也哉子さんの文も表現力もとてもすごくて。
下記のパートでは本当にぞくぞくした。

父親という概念には、到底、おさまりきらなかった内田裕也という人間が叫び、交わり、噛みつき、歓喜し、転び、沈黙し、また転がり続けた震動を、皆さんは確かに感じ取っていた。

也哉子さんはこの文の後、こう締めてる。

「これ以上、お前は何が知りたいんだ」
きっと、父もそう言うでしょう。

「これ以上、お前は何が知りたいんだ」

人が生きて、足掻いて、交わって、また生きていく姿を描いた後にこんな台詞を置けるなんて。

冗談じゃなく唖然としました。
こんなの見たことない。
すごかった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?