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趣味は「映画と読書と音楽」と言っても良いですか? vol.201 音楽 NUMBER GIRL 「 I don't know @ 森、道、市場 2022」

こんにちは、カメラマンの稲垣です。

今日はNUMBER GIRLの 「 I don't know @ 森、道、市場 2022」についてです。

日本最強の伝説のバンドが再結成して、野外ライブの映像。

2002年に解散して2019年に再結成。

17年ぶり。

酒飲んで気が大きなったとかお金のために再結成したというけどまあそれは向井さんらしい照れ。

最初に出たライジングサンから20年の節目キリがいい、若い方からナンバーガールを聴いていますと言われじゃあ生で見せてやろうと。メンバーが生きているうちにやろうと。

そして最初に音を合わせたらインタビューでこう答えている。
向井秀徳「本当にね、どう出るかわからんから、最初は何にも考えないようにしたんですよ。 “こうだったらいいな”とか“こうだったら嫌だな”ってことはまったく考えない。音を出してどうなるか。それだけ聴きたい、見たい。それがパーン!っていったからOK!みたいな。帰ります!と(笑)。帰りはしないけど、よくわかったと。」

中尾憲太郎「最初に音出した時は本当にびっくりしました。時空が歪んだような気がしましたね。」

田渕ひさ子「 長い年月を経て、まったく同じ音がバーン!って鳴ってビックリしましたね。使っている楽器とか微妙に違っていたりするけど、やっぱり人が出す音って同じなんだなって思いました。」

わあ、変わらないんだ。メンバーがそう思うならそりゃライブ聴いているファンもそう思うでしょうね。


もう言葉にするのは難しいけど、音圧が強いというか、伝説の最強のバンドが、再び伝説のまま、変わっていないというか円熟味が増したというか、音が重いというか、最高にヤバいです。

そして2022年12月11日に再び解散する。伝説のまま。

もうこの映像を心に焼き付けるしかない。

向井さんのシャウトが声は昔ほど出ていないけど、やや高音気味でエコーがかかり「あ〜いど〜んとの〜〜〜。」っと会場中に響く、

アヒトイナザワさんのドラム、中尾憲太郎さんのベース、田渕ひさ子さんのギターは本質は昔と変わらず、若さのとんがりが無くなり円熟味が倍増している。

ドラムを叩いているカメラが夕焼けの逆光で、なんだかステージの空気を捉えている

普通再結成って悪く言えば力も衰え音楽的には落ちてしまう。

ただ懐かしいだけでファンは喜んでしまうが。

ナンバは違う。

最高を更新している。

昔よりもより強力になってより円熟味を増して、伝説のまま、また解散してしまう。

円熟味という綺麗な言葉では表現できない。

歳を取っても、より狂おしいというか、多分このまま続けたらヤバい状態になってしまう。

二度目の解散も仕方がないほど、最高です。

この四人が生きていれば、また会える。

もっともっと凄くなって。

三度目の再結成を願って。




風が吹いたらって話よ。まずはライヴで40代が必死こいて叫んだり、ばかすかドラムを叩いたり、ウィー!ってギターを弾いたり、ブンブンブンブンって必死こいてダウンピッキングする姿を見せたいね。はい皆さん、これがバンドですよって。This is bandっていうものを見せたいですね。
/向井秀徳


もちろん全盛期も凄い。もうこんな最強バンドいないかも。
NUMBER GIRL - I don't know (ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2002) LIVE


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