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2022年上半期、セバスチャン・スタン出演作まつり

2022年、セバスチャン・スタンの新作が少なくとも3本は日本で見られることがわかり、大変うれしく思っております。稲垣です。

『キャプテン・アメリカ』シリーズのウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ役で知られるセバスチャンですが、どう言えばいいでしょうか、とんでもない魅力の持ち主(語彙力ゼロ)でして、個人的には「この人の出ている作品はすべて追いたい」と思わせる数少ない俳優のひとりです。
昨年、2021年には主演映画『ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実』が日本公開されまして、稲垣もパンフレットに彼についての文章を寄稿しました。機会があれば、その続きのような文章も書きたいと思っています。

2022年、日本で見られるセバスチャン・スタン出演作は(現時点で)以下の3作品です。

映画『355』(2月4日劇場公開)
ドラマ「パム&トミー」(2月2日よりディズニープラスで配信)
映画『フレッシュ(原題)』(春、ディズニープラスで配信)

『355』

『355』公式サイトがありますので、詳しくはそちらをご覧ください。
ジェシカ・チャステイン、ペネロペ・クルス、ファン・ビンビン、ダイアン・クルーガー、ルピタ・ニョンゴという豪華女優陣によるスパイ・アクション映画です。

すでに試写を拝見しましたが、古き良きスパイ・アクションを女性たちで、今の形で甦らせるとこうなる…という映画でたいへん楽しく観ました(長めの文章を書いたので、詳しくはそちらで改めて)。

セバスチャン・スタンが演じるのは、ジェシカ・チャステインのパートナー役。昔の『007』シリーズのボンドガールみたいな役割ですが、「こんなセバスチャン・スタンを大画面で観たい」のフルコースでした。ぜひどうぞ。

「パム&トミー」

「パム&トミー」はモデル&女優のパメラ・アンダーソンと、ロックバンド「モトリー・クルー」のドラマーであるトミー・リーの結婚生活、そしてセックステープ流出事件を描くドラマシリーズです。

予告編を見るかぎり、そこそこ過激そうですが、ディズニープラスで配信予定。パメラ役のリリー・ジェームズ、トミー役のセバスチャン・スタン、どちらもかなりの変貌ぶりです。セス・ローゲンも出ている。

監督は『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』のクレイグ・ギレスピーですから、実在の人物のスキャンダルを物語化する手つきも、またセバスチャン・スタンとの相性も信頼できるでしょう。メイクゆえにいつもとは顔つきが違いますが、これでこそ寂しい表情もぐっとくるはず、と今から予想しております。

『フレッシュ』

『フレッシュ』はデイジー・エドガー=ジョーンズとW主演のスリラー映画。とある女性がスーパーで出会った男性に惚れ込み、週末のデートに出かけたところ、男性の「普通じゃない」欲望を知り…という筋立てです。サーチライト・ピクチャーズが配給権を獲得、アメリカではHuluオリジナル作品として3月4日より配信されます。“その他すべての地域”ではディズニープラスで春に配信とのこと、国内の公式発表を待ちましょう。

なぜアメリカではHulu配信なのかといえば、これはディズニーが米Huluを所有しており、大人向け作品はディズニープラスではなくHuluに送っているため。日本はディズニーとHuluの関係性が異なるので、ディズニープラスにそのまま来ることになります。

監督はこれが長編デビューのミミ・ケイヴ、脚本は『DJにフォーリンラブ』のローリン・カーンという新鋭ですが、『ドント・ルック・アップ』などのアダム・マッケイ監督がプロデュースということで、クセのある作品、社会性の強い映画になっているものと期待しています。シノプシスから察するに、セバスチャン・スタンはヤバい男の役だと思われます。

THE RIVERにて記事も書きましたので、ぜひそちらもご覧くださいませ。

『355』と「パム&トミー」は2月、『フレッシュ』は春ということで、セバスチャン・スタン出演作のラッシュが早々にやってきます。心臓がもたない可能性がある。
昨年も1月に『ずっとお城で暮らしてる』の日本初放送、3月に『ラスト・フル・メジャー』と「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」が立て続けだったので、どういうわけか上半期に集中しがちですね(『ずっとお城で暮らしてる』は夏に配信も始まりました)。

とはいえ、近年の作品だと『Monday(原題)』と『Endings, Beginnings(原題)』がまだ日本に来ていないので、今年の下半期こそなんとかならないかと願っております。A24&Apple TV+製作の『Sharper(原題)』も今年中に観られるかもしれません。

たまにはセバスチャン・スタンだけの文章を書いたっていいじゃない、という気持ちで、今日は肩の力を抜いて書きました。同志のみなさま、今年も楽しく追いかけていきましょうね。

最後はセバスチャン・スタンのチートデー映像で結びたいと思います。

※アイキャッチ画像はお借りしました(問題あればすぐ消します)。
Gage Skidmore (CC BY-SA 2.0)
https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48469342512/ 

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