ホリエモンも太鼓判、歯列矯正ビジネス

 歯並びをなおすために行う矯正ですが、日本では100万円程度費用が掛かり非常に高額です。高額なのは他国も同様のようで米国でも5,000ドル程度は掛かってしまうみたいです。基本的には歯に針金(ワイヤー)を装着して歯医者に通院し、治療に2〜3年くらいかけるのが一般的です。

 最近ではこの歯列矯正に新しい方式が登場し、価格破壊を起こしています。その中でも注目されているのはアライナーと呼ばれる3Dプリンタで作成した透明のマウスピースを装着し、通院無しで治療が可能なものです。タイプによっては自分の歯の型も自宅で取れ、一切通院が必要のない場合まであります。米国で普及し始めており、価格も従来の半額程度の2,000ドル前後からあるみたいです。

 実際にやってみたと言うレポートはこちらが日本人で解説しており、参考になりました。

 また、これらをビジネスとしてIPOする会社も多く出てきており、有名どころでは「Align Technology」や「SmileDirectClub」などがあります。

 SmileDirectClubに関しては、上場のニュースに対してホリエモンが「これは伸びるよ」とコメントしていました。

 実際の株価は上場時の価格を下回っています。既得権益である歯科医師会の妨害などもあり、ビジネスとしての障害も多いことが懸念されているためだと思います。但し、安価な歯列矯正に対する需要は大きく、まだまだこれから上場の余地はあると思います。

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