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【これでマダニも怖くない!】 マダニ対策3つのポイント

どこに住んでいてもマダニの被害に遭う可能性は潜んでいます。

基本的にマダニは草木が生い茂っている場所に生息しています。

都会でアスファルトやコンクリートで整備されている場所に住んでいる方でも
仕事やレジャーでマダニが生息しやすい場所に行くこともあるはずです。


マダニは蚊やアブのように痒みだけではなく、
感染症を引き起こす可能性があります。

噛まれた場合は手で払うのは厳禁で、
無理やり取ったり潰したりすると
マダニの口が皮膚の中に残ってしまいます。

マダニの口が皮膚に残ると
感染症を引き起こす可能性を高めてしまうのに加え、
取り除くには病院で皮膚ごと摘出しなければなりません。


そうならないためにも
マダニが潜む場所に行く時のために
しっかりとマダニ対策について学んでおきましょう。

我が家でも実践して
効果がある3つのポイントをお伝えします!


POINT1 服装


なるべく肌が露出しない服装を心がけてください。

長袖、長ズボン、長靴、手袋、首巻き、帽子などが推奨されています。

そして、マダニが服の中に侵入しそうな場所は塞いでおきましょう。

ズボンの裾は靴下に入れたり、
服の裾はズボンにしまっておきます。


明らかに害虫が生息しそうな場所に行く時は
長靴の口や服の袖口をガムテープや養生テープで巻いておくと
さらに強固に防ぐことができます。


服についたマダニを発見しやすいように
明るい色の服を選ぶこともポイントです。


POINT2 虫除けスプレー


虫除けスプレーならなんでもいいわけではありません。

きちんと効果が立証されているものを使わないと意味がありません。


マダニ対策の虫除けスプレーで有効とされている成分は
「ディート」と「イカリジン」の2つです。


特におすすめなのは「イカリジン」です。


ディートは年齢や使用頻度に制限があります。

小さい子供の使用は禁止されており、
少し怖いので私は使っていません。

イカリジンはそのような制限がないので、
商品説明の通りに使えばOKです。


ちなみに、成分の濃度によって効果の持続時間が変わりますので、
用途に応じて選んでください。


余談ですが、
「蚊」を除ける目的で虫除けスプレーなどを使う場合は、
その商品が何の害虫に対して有効か必ず確認してください。

実は、
「虫除け」と書いてあっても
「蚊」には効果がないものもたくさん売られています。


蚊には“人の血を吸う種類”と“吸わない種類”がいます。

血を吸われて痒くなりたくないのが目的なら
「蚊」
と記載されているものを選んでください。

虫除け商品の中には
「ユスリカ」
と書いてあるものがあり、
これは街灯の周りや頭の上に群がっているような
血を吸わない蚊(の仲間)です。

「ユスリカ」にしか効果がない虫除けを使っても
人の血を吸う「蚊」には効かないので気をつけてください。


POINT3 マダニが付いていないか確認


休憩中や草むらを出た後、帰宅後など
こまめにマダニが付いたいないか確認しましょう。


帰宅後はすぐにシャワーを浴びるのがおすすめです。

室内をうろうろするとマダニが落ちる可能性がありますし、
被害にあっていてもマダニの早期発見に繋がります。


マダニは蚊のようにすぐ吸血するわけではなく、
体に飛びついたあと
体の柔らかい部分を探して歩き回った後に吸血するので、
吸血前に見つければ手で払ってもOKです。

ただし、潰すのはNGです。
卵を持っていると散乱して
被害が拡大する恐れがあるので、
粘着テープで駆除するのが無難です。

ちなみに、
マダニは体の上を這っていても
気が付かないことがよくあります。

しかも、
噛まれているときは痛みも痒みもありません。
(噛まれた後は痒くなります)

「痒みがないから多分大丈夫だろう」
と油断している時ほど
被害を受けていることがあるので
注意深く確認するようにしてください。


もし噛まれていたら…


マダニは噛み付いた後、
血を吸い終わるまでは簡単には外れません。

長いときは2週間ほど血を吸い続けます。

噛まれている期間が長くなるほど
感染症のリスクが高まるので、
なるべく早く病院に受診するか、
自分で取り除く必要があります。

マダニの取り方については
こちら↓↓に詳しく記載していますのでご覧ください。

必要な道具などもあるので、
被害に遭う前にしっかりと確認しておいてください。


まとめ


マダニは野生動物の血を吸って生きているので
噛まれると感染症を媒介される恐れがあります。

噛まれてしまうと簡単には取れないので、
事前にしっかりと手を打っておくことが重要です。


今回解説したマダニ対策は
マダニ以外にも
蚊やアブ、ヒル、毛虫などの害虫にも有効なので、
草むらや山に行く際には心がけてみてください。

マダニが大量発生してしまった
我が家の庭の対処法は
こちら↓↓からご覧ください。

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