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プロモデラーの師匠と情けない俺の話し連載マガジン

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ガンプラブームの今、20年前に日本トップレベルだったプロモデラーの師匠とのエピソードを日曜更新予定の連載形式で書き記していきマガジンにまとめていきます。 是非ともお読み頂けると嬉… もっと読む
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記事一覧

プロモデラーの師匠と情けない俺の話 最終話~あとがきのようなもの~

最後に何を書こうか考えながら机の引き出しの中を見たら画像のプラモデルが目についた。発売前…

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プロモデラーの師匠と情けない俺の話 第十五話~心の整理の物語~

師匠が一身上の都合でプロモデラーを引退して引っ越して音信不通になってしまいどこで何をして…

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プロモデラーの師匠と情けない俺の話 第十四話~弟子でいていいんだ~

何度か話してきたことだけれど師匠に言われた言葉は印象深いものが多く自分の人生観に大きな影…

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プロモデラーの師匠と情けない俺の話 第十三話~一つだけ成した事~

師匠に言われたことで印象深い言葉の一つに「とりあえず栃木県で一番になれ!」という言葉があ…

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プロモデラーの師匠と情けない俺の話 第十二話~師匠に内緒でコンテスト~

数年前から都内近郊などでプロ主催から一般主催まで、模型展示会やコンテストが開催されること…

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プロモデラーの師匠と情けない俺の話 第十一話~やらなかった宿題~

少し前のダブルゼータの話しのようにまたオフハウスで思い出の品を見かけた。プラモデルではな…

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プロモデラーの師匠と情けない俺の話 第十話~模型に対する考え方~

部屋の片付けをしていたらずっと無くしていたものが見つかった。師匠に教えてもらった模型製作の基礎をメモしたノートである。今読んでみると忘れていることもあった。師匠の模型に対する考え方をメモとして残していた。師匠の模型に対する考え方を紹介するので少しでも参考になればと思う。 ガンダムなど空想SFロボットも突き詰めて考えると工業製品と同じで、例えるなら現実世界の重機や戦車などと同じと考える。人型の機械の縮小模型という考え方で師匠はスケールモデルと同じ感覚を持っていた。顔や手足など

プロモデラーの師匠と情けない俺の話 第九話~純真とは~

先日オフハウスで組立て済のHGシリーズのZZ(ダブルゼータ)ガンダムを見かけて購入した。かなり…

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プロモデラーの師匠と情けない俺の話 第八話~西川貴教さんからの依頼~

サンライズからのサプライズプレゼントで小野賢章さんがプラモデル完成品をもらったというツイ…

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プロモデラーの師匠と情けない俺の話 第七話 ~師匠の仕事はフィニッシャー~

新商品のプラモデルが発売されるまでの流れとして、デザイン設計されたものを立体物として興す…

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プロモデラーの師匠と情けない俺の話 第六話〜田舎町の師匠がプロモデラーになれたき…

どうして師匠は田舎町にいながらにしてバンダイから仕事を依頼されるようなプロモデラーになれ…

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プロモデラーの師匠と情けない俺の話    第五話~弟子たち~

俺が知る限りでは師匠には弟子たちが2人いた。今思えば弟子としていたのかアルバイトとしてい…

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プロモデラーの師匠と情けない俺の話    第四話 ~プロの作業場~

前にも話したがプロモデラーの作業場は、都内のオフィスにあると思っていたが地元の田舎の何の…

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プロモデラーの師匠と情けない俺の話      第三話                   ~初対面で弟子入りを断られた~

いよいよプロモデラーの師匠と初対面である。他のお客さんが誰もいない田舎のデパートの狭いフードコートの中、一番外側のガラスに面した席で待っていた。子供の頃から大好きなガンプラのパッケージ写真のプラモデル制作者と会えるというシチュエーションは野球少年が地元出身のプロ野球選手に偶然コーチしてもらえるかもしれないチャンスが訪れた!そんなような興奮と緊張だったと思う。 普段から忘れっぽい性格だし当時は緊張していたこともあり、もはや断片的にしか覚えていないが自己紹介から始まり、ガンプラ