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犬の歯並び

三女のつぶやき

私には、4人の娘がいる。
今月から高校1年生、中学2年生、小学5年生、小学2年生ということになる。

3番目の小学5年生が、我が家で飼っている盲導犬候補犬のパピーと遊びながら、ボソッと言った。

「犬って、なんでみんな歯並びが良いんだろう??」

考えたこともなかった。
言い換えれば、
「歯並びの悪い犬っているのか?」
という問い。

視点が非常に面白いなぁと思った。

理由

では、三女はなぜそれをつぶやいたのか・・・
理由は明白である。

三女は、現実に歯並びが悪いのだ・・・汗
結構気にしているのだ・・・
だから、よく目につくのだと思う。。。

口をイ〜んとした時の並びがガタガタということではなく、これはむしろ綺麗な方だと思うのだが、いわゆる不正咬合というやつである。

要するに、横顔を見た時に、下あごが上あごよりも前に出ている感じになるなるタイプだ。

一緒に聞いていた妻と共に笑い飛ばしたが、内心申し訳なさを感じている。
確実に、私のせいなのだ。
費用がいくらかかってでも、絶対に直してあげようと、だんだん前に出ていくアゴを見て固く誓っている!

私の記憶

私も、三女と同じ構造を保つ。
正直、三女よりは重症ではないが、比較するのは申し訳ない汗

振り返ると、いつだっただろうか・・・
小学3〜4年生の頃だったと思う。
3歳からずっと同じ保育園・学校に通っている、結果として高校までずっと一緒だった女の子から、「横顔がシュッとしている」といった感じの表現をされたことがあった。

それからしばらくして、偶然私の横顔を収めた写真を見る機会があった。
「確かに!」
「知らなかった〜汗」
そこから一気に気になり始めた・・・

当時の矯正方法といえば、今では信じがたいが、ヘッドギアの様なものを被り、アゴあてが後ろへギュッと支える、前に出ない様にする、そんな構造だったと記憶している。

学校を見渡せば、何人かやっている人がいた記憶がある。
そして外出先でもたまに見かける感じだった。

「あれだけはやりたくない・・・」
「でも、治したい・・・」

親に相談したかどうかは、覚えていない。
しかし今思えば、私のガタガタの歯並びについては、聞かれたことがある様な気がする。
ようするに、イ〜んとしたときに、銀色の線が横にギーンと走るやつをするかどうかについて。(これも今はないのか??)

それも嫌だった。
これも付けている友達がクラスにいたため、装着感などを聞いて大変さを知っていた。

今考えれば、遠回しにセットでやるかどうか、判断を迫られていたのかもしれないw

その頃から、私は暇があればアゴをギュッと後ろに押し込む様になった。
手で押したり、アゴ自らの力でギュッと後ろへ引いたり・・・

すると、高校生になったある時、口が開かなくなった・・・汗
母と共に、大きな病院の口腔外科へ行った。

マウスピースみたいなものを作り、要するに顎関節に負担をかけないような措置をしてくれた。
そしてそれ以降、手で押したりして負担をかけない様になり、以降口が開かなくなる様なことは今のところない。
(たまに、あっ、開かなくなるかも・・・汗 という時は何度かあるw)

コンプレックス

アゴは要するに、私にとってそういうことだった。
今を振り返れば、高校生の時その病院へ行った際、本格的な外科手術も提案された。
つまり、外科的にアゴを切開して、下あご全体を奥に収める様な内容だったと思うが、それも断った。

おそらくこの頃からだろう、私の腹は決まった。
「これで生きていこう!」と。

そして同時に誓ったのだ。
「子どもが同じ目にあったら、必ず治してやろう」と!

子どもが産まれる度、アゴだけは気になった。
でも、赤ちゃんだから、まだ歯が生えていないから全然わからなかったw
長女の時は、最初だったからか特に気になった。

長女の経過

長女は順調に大きくなり、いわゆる子どもの歯が全部生え揃ったころ、改めて見てみると下の歯が上の歯よりも前にあった・・・

ショックだった。

近くの歯医者さんに見てもらった。
すると、「大人の歯に生え変わる時に処置しよう!」と提案してくれた。
要するに、大人の歯が生えたての時に下の歯にだったと思うがマウスピースをして、アゴそのものではなく歯を上の歯よりも前に行かないように制御するものを作ってくれた。

これが見事に当たる!

今となってはとても綺麗な歯並びとなっている。
その先生には、心から感謝している。

その後の子どもたち

次女は、全く心配要らなかった。
しかし、問題の?三女であるw
かなり序盤で諦めた。。。
「これはもう、長女のマウスピース作戦ではどうしようもないだろう」と素人ながら、そして妻も思っていた。

歯医者さん(オーナー)が別の方に変わった、長女と同じ近所の歯医者さんへ出かけた。
するとその歯医者さん、
「私も不正咬合だから、今自分で試しているやつがあるの。それが良かったらこの病院にも導入しようと思っているから、もう少し待っててね!」
「それに、ある程度生え揃ってからでないと処置できないから、高学年になった頃からかな?」と。

三女はいよいよ5年生。
12歳臼歯以外は生えそろっているはず。
そろそろ、その頃だ。

私はその費用に充てるため、様々な形で資金を確保してきた。
その一つが株式の運用。
しかし、日経平均が4万円を超える中、私の収支は絶不調で、原資より目減りしているw

「今はまずい・・・」
内心そう思いながら、いくらくらい費用がかかるか未知数がだが、ポートフォリをで確保してきた別なところから当面捻出できればと考えている。

ちなみに、四女も結構怪しい・・・w

むすびに

とりとめもなく書いてしまいましたが、要するに私のコンプレックス”だったもの”についてでしたw

今は全然そう思ってませんが、当時は、アントニオ猪木さんとか、アゴ勇さんとか、そんな感じのあだ名になるのが怖かったんですw
その方々に、大変失礼ですよねw w

間も無く40歳になろうとする私。
そんな歳にもなると、見た目など全然関係ないことがよくわかるけど、なかなか子どもの頃はそうもいきません。

しかしながら、見た目のために治してあげようというのでは、必ずしもないのかなぁと考えています。

やはり、口が開かなくならないことはないまでも、顎関節が痛くなるときはたまにありますし、噛み合わせが悪いと、体の色々な部分に変調をきたす恐れがあるという説も目にします。
確かに、私は肩こりがあったりするので、噛み合わせも少なからず影響しているのだろうなぁと思っています。

つまり、そういった健康面に配慮して、治療してあげたいなぁと考えているということです。


これを書く何日か前に三女のつぶやきを聞き、これはネタになりそうだなぁと思って書き始めたところ、なんと3千字近い大作になろうとは、私自身驚きですw w
これはきっと、デトックスというかカタルシスというか、これまでの自分自身の過去を開示し、浄化させようとする私の心の奥底の叫びなのでしょう!

個人的なお話(しかも長文)にお付き合いいただき、誠にありがとうございました!


今日のヘッダーには、ゆかさくらさんの作品を使用させていただきました!
お礼申し上げます!


ご覧いただき、ありがとうございました!!

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