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ワクチン接種の感想

バージニア州ではCovid-19のワクチン接種がエッセンシャルワーカーや高齢者等から順次進み、
バージニアビーチ市では4月から16歳以上の住民なら希望すれば誰でも接種可能(現在は12歳以上に拡大)になっています。

私も先日2回目の接種を終えました。

接種の流れ

ワクチン接種は無料。オンラインで予約して、薬局(日本でいうところのマツキヨとかサンドラッグ的な)の処方箋受付の所で打ってもらいます。

オンライン予約の時に希望のワクチンメーカーから取り扱い店舗または会場を選べるようになっていて、我が家から一番近い薬局がモデルナを扱っていたのでそこを指定。

昨年インフルエンザワクチン接種時にも同じように行ったので、すでに慣れてしまっていたけど、日本人感覚だと、

え??ここで注射打つの??wwww

と笑っちゃうくらい超ラフ。

処方箋窓口で問診票に記入

売り場の片隅に申し訳程度に置いてあるパイプ椅子的なのに座る

軽く説明(超フレンドリー)
注射、絆創膏を貼ってもらう

店内で15分待機(買い物したりしててOK)

体調が悪くならなかったのを報告して帰宅

と、処方箋窓口が結構混んでて忙しそうだったけれど、それでも待ち時間込みで30分くらい。

1回目の接種の時は「来てくれてありがとう」って棒付きのアメちゃんをもらいました。笑

2回目の時は前回の接種後の様子を聞かれて、今回の方が副反応が強く出ると思うから、痛みや熱が辛かったらイブプロフェンではなくタイレノールを飲むようにと案内されたので、一応タイレノールを買って帰宅しました。

副反応について

ご近所さん、友人知人、夫の話を聞いて心の準備はしていた副反応ですが、

私の場合、1回目(接種は午前中)の後は、
その日の夕方から注射した方の腕、肩、首までだんだんと痛みが広がって、結構ビビりました。
え?こんなに痛いの??という感じ。肘より上に手を挙げるのが辛かったし力も上手く入れられず、とにかく痛さに気を取られていたせいか否か分かりませんが、倦怠感は気にならず。

夫はこの時すでに仕事の関係で一足先に2回とも接種(ファイザー)を終えており、1回目の後は腕が少し痛かっただけだったそうなので、私がめちゃくちゃ痛がるのを見てとても驚いていました。

モデルナアームといわれる赤い腫れにはならず、とにかく筋肉痛の超暴れん坊バージョンまたは鈍器で殴られた(殴られたことないから正確にはわからない)ような感じ。(私が経験したことのある痛みでは親知らずを手術して抜いて麻酔が切れた後の頬と顎の痛みと似てる。)2日〜3日ほどで痛みは完全に消えました。

そして4週間あけて、ちょっとドキドキしていた2回目の接種後は
夕方になっても1回目ほど強い痛みを感じなかったので、「意外に余裕?それとも高齢者の方が副反応軽いらしいから、私は老化が進んでいるってこと?またはラッキー?」などと余計なことを思っていたのですが、深夜からズドーーーーーーンと倦怠感、発熱、頭痛、吐き気。腕と背中や腰も痛んで上手く寝つけないまま朝を迎えてしまい、丸一日ひたすら横になっていました。

普段はこんな贅沢しないけど、タピオカをデリバリー。ただのチャイだと思ったら、チャイ味のシャーベット的なやつだった。
冷んやりシャリシャリが火照って辛い体にとても嬉しかった。冷静になってみると、めっちゃ甘いんだけど、この時はこれが最高。胃に物を入れることに成功したのでタイレノールも飲んだ。

そのまた翌日も本調子とはいかずに、日中は寝て過ごしたのですが、夕方ぐらいから何事もなかったかのように復活しました。

夫も2回目の後はきっちり36時間ほど寝込んでいました。同僚たちも2回目の接種後は休暇を取る人が多かったようです。

まとめ

私が世の中のために出来ることってほぼゼロに等しいと思っているんだけれど、これだけは伝えたい。

家族で接種するタイミングはずらすのが吉!!

我が家はたまたま夫が約一月ほど早く済んでいたのでよかったのですが、特に2回目の接種後の副反応で夫婦共倒れると大変だと思います。

子育てや介護等ある方たちは尚更ではないでしょうか。

生きていれば運悪く家族全員病気にかかってしまうことはあるかと思いますが、これはあくまでもワクチン接種なので避けられる事態は避けた方がいいように思いますし、もし万が一重篤な副反応が出た場合も対応できる人がいた方がいいように思いました。

一人暮らしの方も安心して数日寝込めるように食べ物、飲み物、薬、など備蓄をしておくのがいいと思います。
脅しているのではなく。念のため。備えあれば憂いなし!

そして2つ目

接種の翌日、できれば翌々日は休暇を!

副反応がほとんどない人もいるようだし、ある人も症状やその重さは人それぞれとのことなので、専門家でもない私が無責任に色々言うのはそもそも大間違いであることは百も二百も承知の上なのですが、
同世代の知人友人では2回目の接種後に体調不良になる人はとても多かったので、元々大事をとって休みにしておくのは責任感の強い人なら尚更、とっておきたい対策なのではないかなと思いました。

(休みを取る人に寛容な体制づくりの大切さも言わずもがなですが...)

何もなければ臨時休暇ラッキー!くらいに思えたらと思います。

と、私個人の感想ですがこのような感じです。
先程も書きましたが専門家でもない超一市民の一感想です。

そもそもこの文章を書くかどうかも迷いました。
というのも、公的機関から様々な発表はされているし、ワクチン接種の是非とか、政治的思想に関してとか、意図せぬ方向に伝わってしまうと困るなあと思ったからです。

ただ事実(経験)を言葉にするだけでも、

「ワクチン接種後、副反応がひどく、二日も仕事を休まなければならなかった」

というのと

「ワクチン接種後、副反応がひどかったが、二日ほど休んだら回復した」

だけでも全然違った印象を与えてしまう。
というか、ひとつの事実でも伝え方ひとつで恐怖を煽ったり、逆に油断を招かせたりというようなことに溢れかえって疲れている人が多いのではないでしょうか?
何が正しいかなんて今は誰もわからない(実はいつだってそうだったんじゃないか)という中で自分はどうするか日々模索しています。

念のため伝えておきますが、私はワクチン推奨派でも、反対派でもないです。
ひとりひとり、自分の体調や環境などをよく考慮して、打ちたい人が打てばいいと思っています。

たまたまアメリカに住んでいて日本の一般の皆さんよりひと足早くワクチン接種を経験したから、小さな情報の積み重ねのその一つとして、少しでも誰かのお役に立てばと思いました。

おまけ

MVPは添い寝マスターのエドモンドとサリーです。

犬が元気だと私の元気も倍増します。
私が元気だと犬たちも元気500倍くらいなります。

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