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フードテック企業が注目される理由

お疲れ様です。

インスタで『熱中症にかかった時の費用とエアコンの使用料金の比較』を見まして、
【14時間使用時のエアコン代300円:熱中症医療費3万円〜8万円】
【外出時で買う飲料水200円〜300円:熱中症医療費3万円〜8万円】
というのを見つけて、私は心気なくエアコンがんがんにかけていますが、この猛暑の中いかがお過ごしでしょうか。

今回は昨日『ESG投資』について見ていきましたので、似通った
『【SDGs×投資】フードテック企業』が注目されている理由について改めて見ていきましょう。

『ヴィーガン』とか最近はよく耳にしますし、なんか『湯シャン』とかもあるらしいですね。w

*僕個人の意見です。
シャンプーが悪いと聞きますが、ちゃんと洗い流せば頭には大丈夫な気がしますがね。

それと、グローバルな時代になっていくのには様々な課題があります。
その1つが『食のバリアフリー化』です。

この『食のバリアフリー化』とも関係がある
フードテックについて改めて見ていきます。

*食のバリアフリー化とは、年齢やアレルギー、宗教に関係なく皆が安心してご飯を楽しむことができる環境のことです。



1・なぜフードテックが求められるのか?

先ほども出しましたが、『ヴィーガン』といった言葉を耳します。
これは『完全菜食主義』という意味で、『動物を食べ物だけでなく、服や他の目的のために搾取しないように』という主義を持ちながら生活している人々を指します。

ヴィーガンだけでなく、イスラム教の『ハラル』も食に対してのルールです。

『世界人口76億人のうち、イスラム教徒など何らかの職のルールを持つ人が34億人いる』

とも言われていますので、食に対して何らかのルールを持っている人は世界的に見ると少なくないのです。

しかも、34億人とは世界人口の約40%にあたるので、見逃せるものではないとです。

こうした背景で、食のバリアフリー化が求められていて、現在注目を集めているのが『フードテック』なのです。



2・フードテックとは?

『食品(food)×技術(technology)』でフードテックと呼ばれ、フードテックの中でも様々な分野があるとされています。

なので、今回は2つの分野を見ていきましょう。

①アグリテック:Agriculture×Technology
②代替食品


⭐️①アグリテック:Agriculture×Technology
これは、農業にITを組み合わせて効率性、収益性の向上を図るものです。
例えば、イギリスのケンブリッジ大学の研究チームが開発した『Vegebot(ベジボット?)』では、収穫のタイミングを迎えた状態が良いレタスのみを機会学習も用いて識別し、傷をつけずに収穫することができます。
レタスを傷つけることがないので、食品ロスを減らすことができる点や、目視する必要がないので、効率が上がる点に注目されています。


⭐️②代替食品
昆虫食や代替肉がこれにあたります。
健康的で環境にも優しい食品づくりを目指したものです。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、アメリカでは人工肉が当たり前になりつつあります。
例えば昨年、ハンバーガーがアメリカで代替肉を使った商品を提供しているインポッシブル・フーズと協力して、『Impossible Whopper』と称した100%植物由来の人工肉を使用したバーガーを試験販売しました。

この試験販売で、ほとんどの人が普通のハンバーガーとの違いに気づけなかったそうです。



3・投資の世界でもフードテックが注目される理由

フードテックは製品そのものだけではなく、製品の流通、マーケティングなど生産してから届くまでの一連の流れを効率化するテクノロジーです。

なので、様々な企業がフードテックの背景には存在しています。

現在フードテックの中でも激アツな分野が『人工肉』です。

アメリカでは昨年『ビヨンド・ミート』という植物肉を生産している企業が、米ナスダック市場に上場し、話題になりました。

このようなフードテックの伸び代を期待し、業界問わず著名な人たち(ビル・ゲイツ、レオナルド・デカプリオetc)がスタートアップ企業に出資しています。

2020年3月には、先ほど紹介した植物由来の人工肉を扱う『インポッシブル・フーズ』が、韓国企業や著名人を中心に約5億ドル(537億円)を調達しています。

ここまで注目されるのは、2つの理由があります。

①市場規模が大きい
②環境に優しい

⭐️①市場規模が大きい
食料産業は顧客がとてもわかりやすく、世界人口がそのまま顧客になるので、フードテックも食料産業の一種となり、現在の市場規模は700兆円に上ります。
国連の発表では、世界人口は2050年には97億人、2100年には110億人に増加していくものと予想されていますので、食に関わる産業への需要は当たり前ですが、尽きないと思われます。
加えて最初に言ったように、世界で40%を占めている『食に何らかのルールを持つ方々』にとって、フードテックが生み出す食べ物は非常に需要がるのです。
実際に、人工肉はそういった層をメインターゲットにしているのです。
フードテックによる新しい食品はカロリーが低く、栄養も豊富なため、一般の人たちにとっても嬉しい食品になります。
海外のセレブの間ではヘルシーな食品として人気があり、投資している人も多いとです。
こうした理由によって、市場規模が大きいフードテックへの投資機会はますます増えており、注目されているのです。


⭐️環境に優しい
最近『SDGs』という言葉も見たり、聞いたりすることがあると思います。
これは2015年に国連で開かれたサミットで定められた17の国際社会共通の目標のことで、日本でもSDGsを重視している企業が多く、世界でも同じく重視されています。
こうした中で環境に優しい産業ということは、投資家にとって魅力的です。
会社がフードテック関連の会社へ出資したり共同開発などをすると、その出資した企業のブランドも向上します。
なので、フードテックは『SDGs』の追い風も受けて急成長しているのです。
環境に優しいと言われている幾つかの理由は、

*まず第一に『気候変動の抑止に繋がる』ということです。
どういうことかというと、実は地球温暖化の大きな原因の1つに『牛』が挙げられるからです。
国連食糧農業機関(FAO)によると、人為的に排出される温暖化ガスの約15%が畜産業から排出されています。
これは主に、牛のおならやゲップからのメタンガスによるもので、二酸化炭素の約25倍も地球温暖化を早めてしまうのです。
そして、牛を育てるためには水や土地も必要になります。
人工肉を普及させ、牛を減らすことでそうした資源をカットすることにも繋がるとです。

*第二に、近年問題視されている『フードロスの解決策』にもなります。
NECは世界で年間13億トン、日本では約643万トンに及ぶ食品廃棄量をなくすために独自のAI技術を駆使して、『需給最適化プラットフォーム』を開発しました。
これは将来的に世界の飢餓問題に対しての有効打になる可能性があります。


『投資』というのは入口なだけです。
そこから色々知っていくと、これから世界がどうなっていくのか?を予想することにも繋がります。
これからの畜産業も大きく変わり、誰もこの変化は止められません。
しかも、変化についていかないと取り残され、先の時代の敗北者となります。

まずは自分から。押忍

コロナ感染者数が全国で5000人を超えたらしいですね。
緊急事態宣言中でしたっけ?
誰もゆうこと聞いちょらんですなw

それでは、
4連休残り3日、適当に頑張りましょう。


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最後まで御拝読ありがとうございます。
皆様の何かのキッカケにでもなれば幸いです。
🐶ここでは『お金』『投資』『マインド』などを書いています。
『お金』は人生の全てに関わってきますので、そこの問題を解決すれば自分も周りの人も自分の望んだ人生が送れると思い、書いています。
気張らず『へぇー』くらいで見て頂けたら幸いです。

🐶今回のイッヌ🐶
「なんかよう?」って顔のベルちゃん

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