見出し画像

【藤本寿子】反原発「汚染水」 水俣市議会議員

藤本寿子 / 藤本壽子(ふじもととしこ)

熊本県
陰謀度 0.5 ☆☆☆☆☆

『広範な国民連合』インタビュー記事

【陰謀要素】
・軍事力軽視 ・反原発 ・汚染水 ・反メガソーラー ・TSMC陰謀論

【マネタイズ】
・市議会議員

【関連陰謀論者】
小川みさ子

【メモ】
◆1953年生まれ
◆鹿児島県 出水市 出身
◆滋賀県立 守山高校卒
◆花園大学 文学部国文科卒
◆元・大津女子高 国語講師
◆水俣市議会議員 (2003年~2007年/2014年~)
◆水俣病センター相思社
◆ガイアみなまた


■ 「汚染水」とTSMC陰謀論

2023年8月に海洋放出された福島原発処理水に対し、科学リテラシーや理性に欠けた反原発派は「汚染水」と言いたがるが、藤本寿子もその一派である。
その証拠に、水俣市議会における議長の「汚染水」失言問題について2023年9月の広報を確認してみると、藤本は議長の「汚染水」発言を不問としていることが分かる。▼▼

(出典:みなまた市議会だより

藤本のこの主張はある意味で一貫している。
藤本は鹿児島県の川内原発稼働中止運動に参加するなど、かつて水俣市で起きた水俣病公害問題に連なった、「自然を保護する」という活動に積極的なのである。
それはそれで藤本の活動に理解を示すことはできるものの、一方で、藤本は熊本県に誘致される台湾の半導体メーカー・TSMCに対しては冷ややかな意見を多く投げかけているのだ。▼▼

▲▲ しかし上記動画を観ると分かるのだが、藤本はTSMCのことをほとんど勉強せず、日本と台湾の関係についても詳しいと思わせる話しは一切せず、不安煽りに励んでいることが分かる。

TSMC誘致によって藤本は、
「自然が危ない」
「第二の水俣病が熊本で起きる恐れも」
「熊本の地下水が奪われる恐れがある」
「困惑している県民の意見も聞こえて来る」
といった論調で、ただただエビデンスゼロのお気持ちのみで語り、まるで熊本県の足を引っ張るかのような発言に終始しているのである。これはデマ女王深田萌絵による『TSMC陰謀論』の劣化版といった内容となってしまっている。
それに加えて藤本の場合は、TSMCによる経済波及効果は熊本県北部に止まって藤本の勤める県南部には利益誘導が見込めない、というネガティブな考えが劣化版TSMC陰謀論を支えているのかも知れない。

「TSMCの工場が開発されてから地下水が減っている」と本当に懸念するのであれば、実際に調査した上で、「いつどこの地下水がどれだけ減った」のかを具体的な数値と共に示せば説得力が増すのだが、藤本はそんな丁寧な指摘はしない。
そういうところからも、藤本がTSMCに関して本当に熊本県のことを考えているとは到底思えない、ということが上記動画を観るだけで察せられてしまう。
この手の左翼様はお気持ちが最大の武器であり、残念ながら真っ当な議論は成立しないことがほとんどだ。

TSMC誘致に関して藤本は浅いことしか話せていないのだが、『ISO』(国際標準化機構)や『AWS』(Alliance for Water Stewardship)といった存在すら知らずにTSMCについて語ってしまっているのではないだろうか。


■ 関連note

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?