見出し画像

米国株3倍の知られざる指数?”個別株に近い”インデックス投資とは?

こんにちは、インデックス夫婦です!これまで「オルカンや米国株に投資をしてきたが変わり映えが欲しい」「さらなるスパイスを求めている」という方、冒険をしたい上級者の方、お待ちしていました!今回は、FANG+指数というほぼ個別株のインデックスを紹介します。テクノロジー事業に詳しい方や、サテライト投資として検討したい方、ぜひ最後までお読みください。

ただし、あらかじめお断りしておくと、初級者向けでもなく、リスク分散を目的としたものでもない点、ご留意ください!皆さんも「こんなものがあるんだ」と読み進めていただくと面白いと思います!



FANG+ってどんな指数?

さて、「FANG+」とは、GoogleやAppleなど、誰もが知るハイテク企業10社、巨体の集合体の指数です。この10社だけで、米国市場の約25%を占めるという、訳の分からない巨大な力を持っています。これらのハイテク企業は、イメージ通り長い間市場を牽引してきました。

ちなみに、この指数には定期的に企業の入れ替えが行われ、アリババを含む中国企業や、昨年AMDが除外されるなど、新陳代謝が活発です。直近のテスラの業績不振によってテスラも除外されることも噂されていますね(リンク)。

また、このブログでは過去には、様々な株価指数を取り上げてきました。

MSCI ACWI(通称「オルカン」、約3000社)
S&P500(「米国株」、500社)
NASDAQ100(ハイテク企業、100社)
日経平均(通称「Nikkei 225」、225社)
TOPIX(約2150社)

・FANG(ハイテク10社!)

これ見てもわかる通り、今回のFANG+はさらに集中度合いをグッとあげ、有望な10社に焦点を当ててます。他の指数は何百や何千社のインデックスであるのと踏まえると、FANG+は個別株に近いインデックス。ハイリスクハイリターンの中でもハイリスクハイリターンの投資なので、メインの投資先としては全くおススメしません。プロでもこんなに無謀なことはしないですし、上級者でもポートフォリオに組む場合ホントに少量に留めるのではないでしょうか。

各指数の包含関係のイメージ

過去の結果はエグい

過去のパフォーマンスを見ると、エグいです。2014年に投資した場合S&Pの投資リターンは3.59倍です。これでもかなりスゴイです。FANG+はそれを大きく上回る10倍以上のリターンを記録しています。ただし、下図でもわかるように株価の波は激しく(=リスクが高い)初心者には不向きと言えるでしょう。

(出典:大和証券)

もちろんこれは過去データで将来を予測するものではないので、注意が必要です。

エヌビディア、第4四半期決算発表

特筆するならば、先月22日にNVIDIAの決算発表が市場予想を大きく上回り、同社が半導体業界の世界トップに躍り出たことを示しました。AIの進化がセオリーではなく、「リアル」として人類の生活そのものを変えつつある今、この動向はめちゃくちゃ熱いホットトピックです。決算当日、S&Pを1.7%、NASDAQを2.4%も動かすほど(リンク)。たかが1社の決算だけで…です。結果として、当社の株価は22日に16%高と急伸。年初来の上昇率は59%に達し、S&P500種指数構成銘柄のうちで最も高くなりました。

出典

ただ決算後の株価急騰に伴って、エヌビディア内部関係者が120億円相当の株式売却したなどニュースが途絶えません。

それだけの巨体がこのFANG+指数には含まれている。大袈裟にいっているのではなく、言葉通りアメリカの市場を動かしているのです。この10社が米国市場の25%を占めているのですから…。

エヌビディアのジェンスン・フアンCEO(出典

おわりに

結論として、FANG+は「知っておくといい」指数かもしれません。テクノロジー事情に詳しい方(データセンターやゲーミング、H100のGPU等に明るい業界人)や上級者には魅力的かもしれませんが、世の9割以上の人にはさすがにおススメできません

私自身、AIやテクノロジー分野で働いている身として、この分野の成長に大きな期待を持っています。それが理由でこの業界で働いています。しかし「余剰資産を得るため」「老後のため」の資産形成の目的と照らし合わせると、そのハイリスクな性質は少し距離があると感じてしまうのです。

具体的な商品の解説はこちら:


2名限定!無料ポートフォリオ診断

いつもブログを読んで頂きありがとうございます!
コメントやスキがいつも励みになっております。全て夫婦で読ませて頂いています。

この度、皆さんに少しでも還元できないか?ということを2人で話し、「商品選び」がトップの悩みポイントであること、お金事情は周りの方となかなか話しづらかったりすること… 特にポートフォリオの組み方は上級者も悩む永遠のテーマです。
これを踏まえ、あなたのポートフォリオを無料診断させて頂きます!オンラインだからこそできる試みと思い、以下アンケートに3分でお答え頂ければ、私たちなりにオープンにコメントさせて頂きます。今回債券の組み方やどの商品がいいか、資産アロケーション等を解説しましたが、2名抽選でフォロワーさんを取り上げて(もちろん匿名で)、皆さんに還元できればと思います。3分で終わる簡易的なものなのでぜひご協力ください!


再掲)どんなブログにしていくの?

改めて、1か月前からこのブログ始めました、エディです!ここでは、新NISAについて、初心者から中級者に向けて有益情報を発信していこうと思います。特徴としては 「図解で分かりやすく」「データに基づく」そして「1分でわかる知識」を意識していこうと思っています!これまでも以下のような記事書いていますのでもしよかったらぜひ!

今後このようなトピックを扱っていこうと思っており、Xも始めたのでぜひフォローお願いできたらと思います!

#資産形成 #新NISA #投資 #ビジネス #note初心者 #つみたてNISA #投資信託 #投信 #副業 #NISA #運用 #資産形成術

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?