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女性のインド旅行10の心得

インドというと、「汚い、怖い」など悪いイメージを持つ人も少なくありません。

未知な国だからこそ、そういったイメージが先行しがちですが、実は1度行けば、はまる人が続出するほど、魅力溢れる場所でもあるのです。

情報をしっかり集め、ポイントを押さえておけば女性だけでも安全に、楽しく旅行することが出来ます。

この記事は、3週間インドに滞在して、感じたことから、まとめました。ぜひその参考にしてみて下さい。

その1:きれいなトイレはほぼない

観光地のトイレは、トイレットペーパーがなく、床が水浸しになっていたり、とんでもなく汚れているところがほとんどです。

日本の綺麗さに慣れていると、トイレ事情に衝撃を受ける人も多いでしょう。

水に流せるトイレットペーパーや、除菌シートは多めに持っていくことをおすすめします。

横についているシャワーで流し、紙はゴミ箱に捨てるシステムになっています。(流せない場合があります。)

その2:値切りは積極的に

 マーケットなど、路面店は値切れるところがほとんどです。

200ルピー程値切れる場合もよくあります。

 値切りのコツは電卓で数字を見せながら、交渉すると成功しやすいです。

屋内の店舗は値切れない場合がほとんどなので注意を。

その3:動物に注意

野良犬、牛、鶏、猫、リス、ヤギ、馬などたくさんの動物が街中至る所にいます。

犬は、基本襲ってこないですが、万が一追いかけられたりしたら、現地の人に助けを求めると追い払ってくれます。

犬の数が多すぎるあまり、油断して尻尾を踏まないように注意が必要です。

必ず必要という訳ではありませんが、万が一に備え狂犬病のワクチンを打っておくと安心かもしれません。
  
また、人気の観光地であるタージマハル付近はサルが非常に多いです。

筆者は後ろから飲み物を奪われそうになった経験があります。食べ物、飲み物は、あまり手に持たないことをおすすめします。

その4:体調はわるいのがデフォルト

水道水は絶対に飲んではだめです!しかし、顔を洗うことは可能です。

また、オイリー、スパイシーさにお腹がやられることが多いです。日本の薬は効かない場合も多いため、現地の病院で薬を処方してもらう方が効き目があるかもしれません。

場所によっては空気が悪いため、喉がやられて咳が止まらなくなることも。マスクを多めに持参するのがいいでしょう。

しかし、水さえ飲まないようにすれば、後は意外と何とかなります。あまり気にし過ぎる必要はありません。

その5:食事はほぼスパイシー

お店によって辛さが違うため、店員さんに聞くのがベストです。
辛いのが苦手な人はノンスパイシーがいいと伝えると、お店によっては辛さ調節ができる事もあります。

日本の飲食店のようにおしぼりは出てこないため、持参する必要があります。

インドにはストリートフードが沢山ありますが、それらは500円あればお腹いっぱい食べることが出来ます。お腹が弱い人は生の野菜は食べない方が安全でしょう。

会計の際、チップを求められる事はほぼないため、支払う必要はありません。

その6:オートリクシャを使いこなせ
インドでのちょっとした移動はオートリクシャがおすすめです。その場で捕まえるハント型と配車アプリでの事前予約型があります。
 
Uberなど配車アプリを使用した方が金額も安く、トラブル少なく済むのでおすすめです。

しかし、観光地や混雑する時間帯はアプリを使用しても車やオートリクシャが捕まらない場合が多いです。

その場合は近くにいるドライバーを捕まえ、目的地を伝えて乗車します。ハント型で乗車する場合は、ぼったくりにあう事がほとんどです。

そのため、配車アプリで目的地までの値段を調べ、それを元に値切ります。また、事前に伝えられていた値段より高く請求される事もあるため、スムーズに下車するためにも事前に支払うのがおすすめです。
 
また、乗車しても地図で目的地まで正しく向かっているか確認するようにしましょう。

車に乗る場合、アトラクションに乗っているかの様にとんでもなく揺れるので、酔いやすい人は、長距離移動は控えたほうが良いでしょう。

その7:常に全身埃っぽい

舗装されていない道路が多いため、砂埃がすごいです。少し外に出ただけで、スマートフォンの画面に砂埃が被るほどです。

そのため、お気に入りの靴や服を着用する場合は汚れる覚悟でいましょう。

地面はボコボコで歩きにくい場合もあるのでヒールのある靴はあまりおすすめしません。

スニーカーなど歩きやすく、汚れてもいい格好が適しているでしょう。

その8:日本人は人気者

日本人(外国人)女性は珍しく、観光地などでは有名人かのようにセルフィ―(一緒に自撮り)を求められます。

いやなら断って問題ありません。もちろん記念に一緒に撮るのも思い出になるでしょう。

断ればあまりしつこくついて来ることはないのでそこまで心配する必要はありません。  

その9:すぐに反応しない

泣き叫びながら物乞いをしてくる子どもや、オートリクシャや車での移動中、信号待ちをしている際にも物乞いにあいます。

何がすぐに反応してしまいたくもなりますが、金銭や物をたたただ考えずに与えることの影響や、自分がすべき関わり方を考えることも大事です。

焦って反応することで、善意を逆手にとられることもあります。冷静に、よく考えて、対応することを心がけましょう。

その10:カオスを楽しめ!

観光地付近は、お土産やオートリクシャの勧誘がすごいです。次から次へとすれ違う全ての人に声をかけられるほどです。

日本にはないカオスさに人疲れをすることもあるが、これがインドならではです。

せっかくならこのカオスも楽しみましょう。

まとめ

他にも、夜遅い時間の外出は控えることなど、最低限の安全管理は必要ですが、これはインドに限らずどの国に行く時も言えることです。

きちんと事前知識を持っておけば、素敵なインド旅行になること間違いなしです。

日本では出来ない経験が沢山出来る、インド旅行をぜひ楽しんでいただきたいです。

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