見出し画像

【カンボジアでアートメイク】眉ヘアーストロークを提供しながら考えていること

眉ヘアーストロークの最新情報


前回のnoteでは、ロダムアカデミー主催の「ONSOO BROWS ヘアーストロークセミナー」(2023年4月開催)のレポートを書きました。私は以前、こちらのロダムアカデミーで学んだ経緯があり、そのつながりで今回、サポート役として参加しましたが、このセミナーは新しいテクニックを余すことなく、学ぶ方達へ伝授されている内容の濃いセミナーだったと感じました。

このセミナーで、その技法の素晴らしさを再認識できました。この技法は、カスタマーにとって多くの恩恵を受けられると思いますし、一方で施術者は高度なテクニックが求められます。すでに私自身の眉もこの技法で入っているため、その良さをとても実感できています。
(*ヘア―ストロークの特長は、下記のレポートをご覧ください)

カンボジアのお客さんの傾向

さて、カンボジアに戻り、私のサロンでも主力の技法として提供したいと思いました。すでに私のサロンでは、定期的に韓国ロダムアカデミー代表のJang Semi氏によりヘアーストロークの施術を2月から始めています。
前述したnoteの、「カンボジアのヘアーストロークの現状」の一文や「カンボジアvs.日本のアートメイク比較」記事は、カンボジアでスモールビジネスをする前提として、大まかに整理しておく要点を記しましたが、この数カ月間のお客さんの来店で、以下のような傾向があることもわかりました。

★カンボジア人、韓国人のお客さんはヘアーストロークが新しい技法という事をすでに知っており、ヘアーストローク指定で来店する。(カンボジアではNano browsとかFeather nano browsなど呼び方は色々。)事前に多くの情報を持っており、いろいろ調べたなかで、カンボジア式のタトゥー様とは違う、上手なアーティストに施術してもらいたい、自分の骨格に合ったデザインで自然な眉にして欲しいという方がみえる。

★日本人のお客さんは、日本人が運営しているサロンでアートメークが受けられるという前提があり、アートメイクは知っているが、受けるのは初めてという方が多い。技法やデザインの相談に事前にカウンセリングに来られる方が多い。
また、カンボジアのローカル店で施術を受けたけれども、デザインや色などに満足していない、タトゥー様の眉を修正したいなどの相談もある。

流行と文化


上記の傾向から、アートメイクは、お客さんの国籍の流行と嗜好、そして文化が強く反映されやすく、ここに多くの人種がいて同じエリアに住んでいても、国籍によってアートメイクの普及率が違うことがわかりました。

カンボジア(人)については、カンボジアでのアートメイクの普及率は高く、特に美容大国の韓国や、隣国のタイやベトナムの影響を大きく受けており、その影響によって流行をどんどん取り入れることに抵抗がないように感じます。
韓国(人)については、アートメイク普及率はカンボジアよりも高く、さらに韓国国内では、男性に対しても眉はもちろんのこと、リップ、ヘアーなども施術が行われています。
一方、日本(人)では、アートメイクは認知されているものの、実際の利用はまだまだ低いと思います。また日本ではコスト面や、安全面などの医療的な側面もあり、施術に対して保守的で慎重さを求める方も多いと思います。

私のサロンでは、今のところカンボジア人、韓国人、日本人のお客さんを対象に行っていますが、上記のことを捉えながら、広告制作や宣伝を日々更新しながら行っています。どんなに品質の良い、技術の高いものがあっても、ニーズに適した内容で認知されるPRをしていかなければ成り立ちません。次回は、具体的にどのようなPRの仕方をしているか、カンボジアでのその方法について記してみたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?