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あなたの人生で目の前に現れるドラゴンの正体とは? ヒーローズ・ジャーニー第7章

【ヒーローズ・ジャーニー】英雄の旅⑦

<前回からの続き・・・>
前回がまだの方は↑こちらを読んでください


最後の勇気が試されます。

最強の敵
最大の挑戦である
ドラゴンがあなたを待ち受けているのです

あなたは
これまでの経験や学んだ
知識や知恵を総動員して
この最大の難関に立ち向かいます

あなたという存在が
そのエネルギーのすべてをかけて
全存在をかけてドラゴンと闘うのです

ドラゴンを倒すか

あなたが倒されるかです

そして大変な苦闘の末に
あなたはドラゴンの本質
真実を知ることになります

ドラゴンは
最初自分の外側にいて
自分に対抗するものとして認識されます

そして英雄の旅を続けていると
ドラゴンは外の世界にいるのではなく
自分の内側・・・
心の中にある存在だと気付くのです

私達は無意識のうちに・・・

アウターゲーム(外界)と
インナーゲーム(内面)を行っています

外側の出来事を受け入れ
内側の世界として認識することで

あなたはついに・・・
ドラゴンの本当の正体を知ります

それは
善でも悪でもなく

ただの現象

エネルギー

にすぎないことを

知覚は投影!

という
心理学的な表現として
使われている言葉があります

あなたの
何かを恐れる心の状態が
あるものをドラゴンに
変えてしまうのです

怖がらなければ
それはただの事象や人でしかありません

興味深いことに
あなたがそれを
恐れば恐れるほど
ドラゴンは強く大きくなります

何かを
ドラゴンに変えた
その真犯人は
実は
あなた自身なのです!

それは自分の反応です。

怒りや葛藤
嘆き
罪悪感
恥じらいなどが
何かや誰かを
ドラゴンに変えてしまうのです

ドラゴンは
私達の心の投影でしかないのです

比較神話論の学者
ジョーゼフ・キャンベルは
何かをドラゴンに変えるのは
『それとの関わり方』だと言っています。

そして
ドラゴンの
本当の正体を知ったあなたは

『ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)』
次なるプロセスへ進んでいくのです

<次回⑧へ続く・・・>


<<ご参考>>
インナーゲーム(inner game)とは・・・
勝負において、競技者の外側の世界で実際に行われるアウターゲーム(outer game)に対して、競技者の心中で行われるもうひとつの勝負のこと。テニスコーチのティモシー・ガルウェイ(英語版)が、レッスンを通して考案し、1974年に著作 "The Inner Game of Tennis" の中で発表した考え方。ガルウェイは、心の中のインナーゲームに勝つことが、アウターゲーム(実際の勝負)に勝つための近道であるとしている。
ガルウェイは、ヒューマンポテンシャル運動の中心地エサレン研究所のスポーツセンターにおり、自己啓発セミナーのエアハード式セミナートレーニング(英語版)(エスト)の創始者ワーナー・エアハードのコーチをしていた。ガルウェイのインナーゲームは、人間性心理学、仏教、スポーツ心理学、無意識のプログラミングという考え方をまとめたものと評価されている。ガルウェイ自身は、単にテニスのレッスンの中で見つけたことに過ぎないとしている(「新インナーゲーム」)。
テニス競技において発案されたものだが、現在ではスキーやゴルフなど他の多くのスポーツの上達に、さらに音楽演奏や、ビジネスにおいても有効であるとされ、ガルウェイによる関連書籍が出版翻訳されている。また、コーチングへの影響も大きい

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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